博士
今回はお風呂に関する○×クイズを出題するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ!
【お風呂に関する○×クイズ】高齢者向け!面白いマルバツ雑学&豆知識問題【前編10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!〇か×か、正しいと思う方を選ぶのじゃ!
第1問
水分補給は、入浴前と入浴後の両方でするのが望ましい。〇か×か?
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答え:⭕️
私たちが入浴すると、1回で約800mlの水分が失われています。
これはあくまで目安であるため、温度や入浴時間によってはこれ以上の水分が失われることになります。
脱水を予防するためにも、入浴前と入浴後の両方でコップ1杯の水分を摂取するのが望ましいとされています。
第2問
冬の浴室と脱衣場の急激な温度差によって、心臓に負担がかかる現象を「オフロショック」と呼ぶ。〇か×か?
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答え:❌
問題文のような現象の名前は、「ヒートショック」といいます。
お風呂に限らず、暖かい部屋から急に寒い廊下に出た場合にも起こるケースがあります。
特に高齢者は、冬の入浴時のヒートショック現象に注意を払う必要があります。
「脱衣場に暖房器具を設置する」「浴室が暖まっている2番風呂以降で入浴する」といった方法で予防することが可能です。
第3問
食後すぐに入浴すると、消化を促す効果が期待できるため積極的に行うと良い。〇か×か?
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答え:❌
食後は消化器官に血液が集まるため、少し血圧が低めになる時間帯です。
その状態で入浴すると体が暖まったことで急激に血圧が上昇し、ヒートショックを引き起こす可能性があります。
最低でも食後から1時間くらい間を開けて入浴すると良いでしょう。
第4問
お風呂の温度が高すぎると、心臓の負担となる可能性がある。〇か×か?
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答え:⭕️
体を暖めるお風呂でも、温度が高すぎると心臓に負担を与える危険性があります。
お湯の温度は38℃~40℃程が理想的だと言われています。
第5問
入浴剤入りのお風呂に入った場合、シャワーで流してからあがった方が良い。〇か×か?
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答え:❌
シャワーを浴びると、肌に付着したせっかくの入浴剤の成分を洗い落とすことになってしまいます。
可能であればシャワーを浴びない方がより効果的と言えます。
しかし、入浴剤が肌に合わないようであれば逆に洗い流した方が良いでしょう。
第6問
夏のお風呂上がりで汗が止まらない時は、冷房の温度を急激に下げて一気に体を冷やすと良い。〇か×か?
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答え:❌
入浴後は体が暖まり、血流が良くなっています。
その状態から急激に体を冷やすと、今度は血流が悪くなって冷え性を引き起こす可能性もあります。
そのため一気に体を冷やすよりも、扇風機や弱めに設定したエアコンでゆっくり体を冷やす方が良いとされています。
第7問
夏は暑さを理由にシャワーだけで済ませるよりも、湯船につかった方が疲労回復効果を期待できる。〇か×か?
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答え:⭕️
湯船に入って体を暖めると、血流が良くなり寝付きやすくなるなど睡眠にもいい影響を与えます。
また、血行が促進されることで老廃物の輩出が促されて夏バテ予防にも繋がります。
第8問
飲酒後の入浴には、酔い覚ましの効果がある。〇か×か?
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答え:❌
飲酒後に入浴すると血流が良くなることでアルコールが全身に回るため、酔い覚ましとは完全に逆効果になります。
酔って転倒したり、心臓発作の原因になったりと危険な行為であるため、飲酒後は2~3時間程空けてから入浴しましょう。
自宅のお風呂は勿論ですが、お酒を飲みたくなる温泉旅行中も要注意です。
第9問
「お風呂」という名前は、「室(むろ)」が変化して生まれた。〇か×か?
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答え:⭕️
「室(むろ)」とは、洞窟や洞窟と同様に狭い場所を指します。
江戸時代初期頃までは、「室(狭い空間)」に溜めた蒸気を浴びて垢をふやかして落とす「蒸し風呂」が一般的でした。
後に湯船に浸かるのが一般的になりましたが、「室」から変化した「風呂」という言葉は現在に至るまで使われ続けるようになりました。
第10問
風呂敷は、江戸時代の銭湯利用客が使っていたことからその名がついた。〇か×か?
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答え:⭕️
物を布で包んで持ち運ぶ習慣は、江戸時代以前から存在しました。
そのような布のことを「風呂敷」と呼ぶようになったのには、江戸時代の銭湯が関係しています。
当時は銭湯利用客が自分の衣服を布で包むだけではなく、その布を敷物にして衣服の着脱を行うといった使い方をしていました。
このように、お風呂で使う機会が増えたことから「風呂敷」という名前が定着しました。
【お風呂に関する○×クイズ】高齢者向け!面白いマルバツ雑学&豆知識問題【中編10問】
博士
前編10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第11問
ドラム缶風呂は、明治時代初期に一般家庭で広く使われるようになった。〇か×か?
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答え:❌
ドラム缶風呂は、第二次世界大戦中に燃料の空き缶を利用する形で主に戦地で作られていました。
戦後も暫くの間は、内風呂の無い一般家庭で利用される光景も見られたそうです。
第12問
五右衛門風呂は、盗賊を捕まえて釜茹での刑を執行した町奉行の名前が由来となっている。〇か×か?
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答え:❌
五右衛門風呂は、安土桃山時代の盗賊・石川五右衛門が京都の三条河原で釜茹での刑に処せられたことがその名の由来であると言われています。
第13問
江戸時代、土用の丑の日には桃の葉を使った「桃湯」に入っていた。〇か×か?
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答え:⭕️
桃の葉には、タンニンやフラボノイドといった成分が含まれています。
タンニンは、炎症を鎮めたり肌を引き締めたりする効果があるとされています。フラボノイドも肌の湿疹改善に効果があるとされている成分です。
そのため、桃湯は汗疹や日焼けなどに効果がある夏に適した入浴法であると言えます。
第14問
端午の節句に入る菖蒲湯には、特に健康に良い効能はない。〇か×か?
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答え:❌
端午の節句に菖蒲湯に入るのは、「子どもの健やかな成長」や「厄除け」を願う意味があります。
それだけではなく血行促進効果が期待でき、肩こりや腰痛に効果があるとされています。
第15問
柚子湯は、元々は銭湯の客寄せイベントとして始まった。〇か×か?
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答え:⭕️
柚子湯は江戸時代の銭湯で、客寄せの効果を狙ってお湯に柚子を浮かべたのが始まりとされています。
柚子湯には血行促進効果があり、風邪予防や冷え性・腰痛などの改善効果があります。
さらに柚子の皮に多く含まれているクエン酸やビタミンCには、ひび・あかぎれを改善する効果が期待できます。
第16問
美肌効果を期待できる入浴法の1つに「ミルク風呂」がある。〇か×か?
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答え:⭕️
牛乳に含まれる「カゼイン」という成分には、肌の角質を除去する効果があり美肌効果が期待できます。
世界三大美人の1人であるクレオパトラも、美容法の1つとしてミルク風呂に入っていたと言われています。
近年では本物の牛乳を使わなくてもミルク風呂の入浴剤を入れることで、同様の効果が得られるようになりました。
本物の牛乳を使う場合は、1度に500ml~1L程必要になるため入浴剤の方がお手軽と言えます。
第17問
入浴中に冷たい水で濡らしたタオルを頭に乗せると、のぼせやすくなる。〇か×か?
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答え:❌
冷たいタオルを頭に乗せると、適度に頭が冷やされることでのぼせるのを防ぐ効果が期待できます。
逆に温かいタオルを頭に乗せると、頭から足へ急激に血液が流れてしまうのを防ぐことができるため、立ち眩みの予防が期待できるようになります。
第18問
お風呂のマットを介して、水虫が移ることがある。〇か×か?
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答え:⭕️
家族の中に1人でも水虫の人がいると、タオルやマットを共有した場合それらを通して水虫が感染する可能性があります。
入浴して清潔を保つだけではなく、マットやタオルを個別で使用することで家族への感染を防ぐことを意識してみましょう。
第19問
銭湯にある富士山の絵は、静岡県の銭湯が起源である。〇か×か?
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答え:❌
銭湯の富士山の絵は、1912年(大正元年)に東京都千代田区猿楽町の「キカイ湯」という銭湯の壁に描かれたのが始まりです。
「子どもたちに喜んで湯船に入ってほしい」という想いの元、ペンキで富士山の絵を描いたそうです。
そのことがきっかけとなり、関東圏では銭湯と言えば「富士山のペンキ絵」が定番となりました。
しかし、それ以外の地域では富士山以外のものが描かれることも多く「富士山のペンキ絵」は意外と狭い範囲での文化と言えます。
また、関西の場合はペンキ絵ではなくタイルを貼り合わせて作った「タイル絵」が主流であり、富士山の絵は殆ど見られないようです。
第20問
各地の銭湯などで広く見られる黄色い桶の名前は、「クルリン桶」である。〇か×か?
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答え:❌
銭湯などで広く見られる黄色い桶は、「ケロリン桶」です。
ケロリン桶は、1963年(昭和38年)に内外薬品株式会社(現:富山めぐみ製薬)の鎮痛薬ケロリンの広告媒体として作られました。
それ以降、銭湯や温泉地・ホテルの浴室などに置かれる湯桶の定番として広く普及していきました。
【お風呂に関する○×クイズ】高齢者向け!面白いマルバツ雑学&豆知識問題【後編10問】
博士
中編10問はどうじゃったかのう?「まだまだ物足りない!」という人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第21問
風呂上がりに牛乳を飲む文化が定着した理由は、昔は一般家庭に冷蔵庫がなかったことである。〇か×か?
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答え:⭕️
銭湯や温泉に行くと、必ずと言っていいほど牛乳が売られている自販機を見かけます。
風呂上がりに牛乳を飲む文化が広まり始めたのは、昭和30年代だと言われています。
当時はまだ一般家庭に冷蔵庫が普及していないため牛乳の保存がしにくく、牛乳の売り上げが伸び悩んでいたそうです。
そこで、高い確率で最新の冷蔵庫を配置している銭湯に注目し、銭湯で牛乳を販売するようになったのがきっかけだと言われています。
第22問
風呂上がりに牛乳を飲んでも、水分補給以外の効果はない。〇か×か?
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答え:❌
牛乳にはカルシウムだけではなく、たんぱく質やビタミン類・ミネラルが多く含まれており、入浴中に汗をかいて失われたビタミンやミネラルを補給することができます。
第23問
高齢者が入浴中の事故を防ぐためには、家族に一言かけてから入浴すると良い。〇か×か?
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答え:⭕️
入浴中に転倒してしまったり、入浴中に体調が悪化してしまった場合も同居家族に「今からお風呂に入る」と伝えておくことで異変に気付いてもらいやすくなります。
第24問
入浴は寝る直前に行うと良い。〇か×か?
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答え:❌
人間の体は、体温が下がることで眠気を感じるようにできています。
就寝の2時間くらい前に入浴をすると一時的に体温が上がり、布団に入るころにちょうどいい具合に体温が下がるため寝付きやすくなります。
第25問
「今年一番の冷え込み」と言われるほど寒い日は、風呂の温度を高めにすると良い。〇か×か?
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答え:❌
第4問でも解説したとおり、お湯の温度が高すぎると心臓の負担になる可能性があります。
寒い日であってもお風呂の温度は熱くし過ぎないように注意しましょう。
そもそもお湯の温度を上げて一時的に体が温まったように感じても、その効果は長く続かずむしろ風呂上がりに体が冷えやすくなってしまいます。
第26問
日本初の入浴剤は、明治時代に発売された。〇か×か?
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答え:⭕️
1897年(明治30年)、日本初の入浴剤「中将湯」が、津村順天堂(現・株式会社ツムラ)から発売されました。
当時、この入浴剤を入れた銭湯は「中将湯温泉」として親しまれていました。
第27問
入浴剤は、複数の種類のものを混ぜて使うことでより高い効能を得られる。〇か×か?
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答え:❌
複数の入浴剤を混ぜることは推奨されていません。
入浴剤に謳われている効能や安全性は、単体で適切に使用した場合のものです。
悪影響が生じる可能性は低いかと思いますが、それを断言できるものではありません。
また、本来の効能が損なわれる可能性もありますので、入浴剤は混ぜずに使うのが望ましいでしょう。
第28問
入浴剤を入れたお湯は、浴槽を傷める原因となるため入浴剤の種類に関係なく沸かし直してはいけない。〇か×か?
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答え:❌
入浴剤の多くは成分が中性や弱アルカリ性のため、浴槽を傷めることはありません。
しかし、硫黄の成分が入った入浴剤やバスソルトの一部は、金属を腐食させてしまう場合があるため、それらの入浴剤を使ったお湯は沸かし直さないようにしましょう。
第29問
朝風呂には、眠気を覚ます効果が期待できる。〇か×か?
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答え:⭕️
朝風呂に入る場合は、夜に入るお風呂よりも少しだけ熱めの42℃くらいのお湯に短時間入ってみましょう。
そうすることで交感神経が優位に働いて眠気を覚ます効果が期待できます。
第30問
風呂上がりすぐによく冷えた炭酸飲料を飲むと、疲労回復効果が高まる。〇か×か?
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答え:❌
炭酸飲料は糖質が高いため、入浴直後で水分不足の状態で飲むと血糖値が急上昇しやすくなります。
そのため、入浴後すぐに炭酸飲料を飲むのはおすすめしません。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!