【花の雑学&豆知識クイズ全30問】高齢者向け！簡単&面白い三択問題を紹介

３．ライオン

タンポポは、英語では「ダンディライオン (dandelion)」と呼びます。

つまり、タンポポを表す英語にはライオンが入っています。

ダンディライオンは、フランス語で「ライオンの歯」を意味する「ダン＝ド＝リオン (dent-de-lion)」がその名前の由来です。

タンポポのギザギザした葉がライオンの牙を連想させることからこのように呼ばれるようになりました。

１．3枚

チューリップの花びらは「3枚」です。

チューリップの花を見ると内側に3枚、外側に3枚ある形で合計6枚の花びらがあるように見えます。

しかし、外側にある3枚は厳密に言えば「萼」と呼ばれ、花びらを支える役割がある部分です。

チューリップの萼の場合は花びらそっくりですが、多くの花の萼は花びらの付け根あたりに付いており、緑色で小さな葉のような形をしています。

３．花全体

彼岸花の毒は、花全体に含まれています。

触る程度であれば大きな問題はないのですが口にすると最悪の場合、命の危険すらある花です。

田んぼの周りによく生えている理由は、ネズミや虫などの田んぼを荒らす生き物がその毒を嫌って避けるようになるため、人為的に植えられたからと言われています。

２．約3万種類

薔薇には、約3万種類もの品種があります。

野生に存在する薔薇は約100～150種類と言われており、それらが品種改良されていく中で非常に多くの薔薇が誕生していきました。

薔薇の品種改良の歴史は古く、19世紀頃には既に品種改良が行われていたと言われています。

２．2000年

日本最古の桜の木の樹齢は、2000年と言われています。

その最古の桜の木は、山梨県北杜市にある山高神代桜です。

樹高は10.3ｍ、根元・幹周りは11.8ｍと大きさも日本最大級です。大正時代に国指定天然記念物第1号に指定されました。

２．下剤

アサガオの種は、下剤に活用されていたことがあります。

奈良時代末期、遣唐使が中国からアサガオの種を薬として持ち帰ったのが始めと言われています。

確かに効果はあるのですが、それと同時に強い毒性も持っているため、素人判断で摂取するのは危険でもあります。

１．椿

武士が好まなかったと言われている花は、椿です。

椿の花は花びらが散るのではなく、花がそのままポトリと落ちます。

この様子が「打ち首を連想させるため武士は椿を好まなかった」という話は耳にしたことのある方も多いでしょう。

しかし実際にはその逆で、多くの将軍や大名などが椿を好んだことから庶民の間にも広がったとも言われています。

３．ラフレシア

世界一臭い花は、ラフレシアです。

トイレの臭いに例えられるほど強烈な悪臭を放つ花ですが、それは受粉に役立つハエや昆虫をおびき寄せるためです。

そんなラフレシアですが、花が咲くまでに2年かかるにも関わらず、咲いたらわずか3日程で枯れてしまいます。

１．スズラン

フランスでは5月1日を「スズランの日」として、愛する人にスズランを贈る風習があります。

スズランは「幸せの象徴」や、「春を祝福する花」として古くからケルト人たちの間で親しまれてきた花です。

1561年、「スズランは幸運をもたらす」として、シャルル9世が毎年5月1日に宮廷の女性にスズランを贈ることを決めたのが「スズランの日」の始まりです。

１．竹が一斉に枯れる

竹の花が咲くと、竹が一斉に枯れると言われています。

竹の花は竹の種類によっても違うのですが、「120年に1度」や「60年に1度」などかなり長い年月を空けて開花しています。

竹は「地下茎」というものを持っており、それは読んで字のごとく地面の下にある茎です。竹藪の竹は全て「地下茎」で繋がっており、竹藪全体が1つの巨大な植物のような状態です。

そのため竹藪の竹が一斉に開花し、そして一斉に種を周囲に散らすと、一斉に枯れてしまいます。

それは植物としては自然な現象なのですが、花が咲くこと自体が珍しく一斉に枯れるという特殊な現象から、竹の花は不吉の前触れとも言われるようになりました。

１．3000個

１つのヒマワリの花で作られる種は、約1500個～3000個です。

ヒマワリの種は螺旋状に並んでおり、その配置には規則性があります。

「左回り21列、右周り34列」「左回り34列、右周り55列」「左回り55列、右周り89列」のいずれかに当てはまります。

また、ヒマワリは円の中心により多くの種が集まるようにもできています。

３．サボテン

月下美人は、メキシコの熱帯雨林原産でありサボテンの仲間です。

「一年のうちで一晩、それも満月の夜にしか咲かない」などと言われています。

確かに夜に開花し翌朝には萎んでしまう珍しい特徴を持った花なのですが、手入れと月下美人の栄養状態によっては年に2回以上花が咲くこともあります。

また、原産地で月下美人の受粉に関わっている生き物はコウモリです。コウモリの食事は月の満ち欠けの状態とはなんら関係がないため、月下美人が満月の晩に咲くこともあればそうでない時に咲くこともあります。

よって月下美人に関する俗説は、その珍しさから尾ひれがついて話が広まったようなものです。

３．ミモザ

イタリアでは、3月8日が「女性の日」とされています。

この日、男性は恋人や家族、友人などの周りの女性に愛や感謝の気持ちを込めてミモザの花を贈ります。

ミモザは愛と幸福を呼ぶ花とされており、「感謝」や「思いやり」「友情」といった花言葉を持っています。

２．キク

刺身に添えられているのは、キクの花です。

キクの花には解毒作用・消毒効果があることや、香りが良いことなどが添えられるようになった理由と言われています。

キクとは言っても小ぶりな食用のキクですので、幼い頃にタンポポと勘違いしていた方も多いのではないでしょうか。

キクそのものは平安時代に中国から日本に伝わってきた花であり、食用としての改良が進んでいったのは江戸時代になってからのことです。

３．スミレ

パンジーは、1800年代の北欧で「大きく鮮やかな群性のスミレ」を作ろうとして野生のスミレなどを掛け合わせることで生まれました。

交配が進むことでオレンジ、赤、紫、青紫など様々な色が誕生し、さらには複数の色を併せ持つパンジーも存在します。

また、日本で女性の名前にスミレやサクラといった花の名前を用いることがあるように、海外では女性の名前としてパンジーが用いられることもあります。

１．結婚して下さい

薔薇は108本贈ると、「結婚してください」というプロポーズの意味を持ちます。

残りの選択肢2つも愛を表現する意味ではありますが、「一目ぼれ」は1本、「付き合って下さい」は12本です。

ニュアンスの違いはあっても薔薇の本数が表す花言葉は概ね愛情を示すものが多いのですが、13本贈る時の花言葉は「永遠の友情」となっています。

３．スイセン

スイセンは、その葉がニラとよく似ていることからニラに間違われることがあります。

スイセンの葉には毒性があるため、それにより中毒を起こす事故につながってしまいます。

特に庭でニラとスイセンを育てている場合は、離して植えないと間違える危険性が高まります。

似てはいますが見分けるポイントがあり、「スイセンの葉の方が幅が広く、ニラのような臭いはしない」といった点に注目すると見分けることは可能です。

１．緑色

緑色の桜が実在します。

その桜は御衣黄（ぎょういこう）という名前で、4月中旬～下旬頃に開花します。

開花したばかりの頃は綺麗な緑色の花なのですが、次第に緑色が薄れていき黄色い花に変化します。最終的には中心部だけ赤くなるという珍しい特徴を持っています。

江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのが始まりだといわれています。

２．中国

牡丹の原産国は、中国です。

元々は薬用の植物でしたが、盛唐期以降には「花の王」と称され愛でられるようになったと言われています。

日本には奈良時代に薬用の植物として伝わりました。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という美しい女性を表す言葉にも牡丹が使われていますが、元々は薬として伝わったことから生薬の効能を覚えるための言葉でもありました。

漢方薬としての牡丹には頭痛、腹痛、婦人科疾患などに効果があるとされています。

１．ポインセチア

クリスマスに飾る花として親しまれている花は、ポインセチアです。

クリスマスを象徴する色に「赤」「緑」「白」「金」があり、これらはクリスマスカラーと呼ばれます。

赤は「キリストの血」、緑は「永遠の命」、白は「純潔」、金は「高貴」や「希望」などといった意味があります。

ポインセチアには赤色の「苞（ほう）」という葉が変化したものがあり、白い樹液を持っています。そして葉の緑色を合わせると金以外のクリスマスカラーを併せ持つ花であると言えます。

そのようなことから、クリスマスの花として親しまれるようになりました。

また、ポインセチアの花は、苞の中央にある小さくて黄色い部分です。

１．アリ

桜の木は、アリが大好きな蜜を出します。

蜜に釣られてやって来たアリは、桜の葉を食べてしまう害虫も持ち帰ってくれるため桜にとっては身を守ってくれる益虫です。

アリが木に集まって来ることで、そもそも害虫が寄り付きにくくなります。

３．そもそも実在しない

彼岸花には赤や白・黄色が存在しますが、青い彼岸花は現時点では存在しません。

そもそも、自然界に存在する花の中で青色自体があまり多くはありません。

しかし、品種改良の技術は向上しているため近い将来青い彼岸花が作られる日がやってきてもおかしくありません。

２．透明になる

サンカヨウの花は白色ですが、水に濡れると透明になります。

しかし、ただ単に水に濡れればいいわけではなく、かなり長時間雨に濡れていないといけません。

さらに花が咲いてから散るまでは1週間程しかなく、衝撃に弱いため雨が強すぎると花が散ってしまいます。

つまり、「花が咲いている1週間くらいの間に強すぎない雨が長時間降り続ける」というなかなか厳しい条件を満たさないと透明になったサンカヨウを見ることはできません。

見ることができたらかなりラッキーだと言えるでしょう。

１．ラベンダー

ラベンダーは、アロマテラピーやハーブティーに用いられる花としても人気があります。

ラベンダーの香りにはリラックス効果がありますがそれだけではなく、頭痛を和らげたり血圧を安定させる効果もあると言われています。

３．シャクナゲ

シャクナゲは、本来は高山奥深くに自生する高山植物です。

そのため、「美しいけれど手が届かない花」ということから「高嶺の花」という言葉が生まれたとされています。

１．気高い白

エーデルワイスは、アルプスのピレネー山脈からトルコの山岳地帯を原産地とする花です。

高度2,000～3,000m前後の石灰岩質の地域に咲いています。

そんなエーデルワイスは、ドイツ語で「気高い白」という意味があります。

２．ユウガオ

アサガオはみなさんが知っている通り、朝に花を咲かせ昼前には花が閉じる花です。

そんなアサガオの仲間には似たような特徴を持った花がいくつかあります。

• 昼の暑い頃に咲き、夕方には花が閉じる「ヒルガオ」。
• 夕方に花が咲き、朝には花が閉じる「ヨルガオ」。

これらは全て「ヒルガオ科」に分類されます。

「ユウガオ」は、ヨルガオと同じく夕方に花が咲いて朝には花が閉じるという特徴がありますが、ユウガオだけは「ウリ科」に分類されます。

しかし、どの花も７月～9月に花を咲かせるという点は共通しています。

ちなみに…ユウガオの実はかんぴょうの材料です。

３．死体花

ショクダイオオコンニャクは約7年に1回、しかもわずか1～2日間しか花を咲かせない珍しい特徴のある植物です。

大きなものになると直径約1.5ｍ、高さ約3ｍまで成長します。

そして最も特徴的なのは、強烈な悪臭です。あまりの臭さから「死体花」という別名がつけられているほどです。

その強烈な悪臭で受粉のために虫を誘きよせています。

３．復讐

シロツメクサはクローバーの花であることから、「約束」「幸運」「私のものになって」といった花言葉があります。

先に挙げた花言葉はポジティブな意味があるように思えますが、意外にも怖い花言葉も持っています。

それは「復讐」です。他の花言葉が叶わなかった時、それが復讐に繋がると考えられてつけられたとされています。

２．赤いスイートピー

昭和のヒット曲の1つ、松田聖子さんの「赤いスイートピー」は1982年（昭和57年）にリリースされました。

しかし、その当時のスイートピーは白やピンクが主流でした。赤系統の色はあっても、純粋な赤いスイートピーはまだ存在しませんでした。

曲の「赤いスイートピー」がヒットしたことで品種改良が行われ、約18年の歳月をかけて本当に赤いスイートピーが誕生しました。