
博士
今回は昔の道具クイズを紹介するぞ!選択肢の中から正しいと思うものを選ぶのじゃ!
【昔の道具クイズ】昭和時代に活躍した!高齢者向け4択問題【前半10問】


博士
まずは10問出題するぞぉ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
第1問
「火熨斗(ひのし)」とは、現在でいうと何に当たる道具でしょうか?
1.アイロン
2.ストーブ
3.ガスコンロ
4.マッサージ器
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1.アイロン
火熨斗(ひのし)は、昭和初期頃まで使われていたアイロンのような道具です。
柄が着いた金属製の容器に炭火を入れて加熱し、容器の底を衣服に当ててシワを伸ばしていました。
電気アイロン自体は大正時代にすでに登場していましたが、手ごろな価格のアイロンが出回り始めるまでは火熨斗が現役で活躍していた家庭も多くありました。
第2問
「氷箱」とは、なにをするための道具でしょうか?
1.氷を作るための道具
2.かき氷を作るための道具
3.食品を冷やすための道具
4.部屋の空気を冷やすための道具
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3.食品を冷やすための道具
「氷箱」は、電気冷蔵庫が普及する前に使われていた「冷蔵箱(氷式冷蔵庫)」の別名です。
箱の中に氷を入れ、その冷気を活用して食品を冷やしていました。
当時は氷を売り歩く氷屋さんが居たため、人々は氷屋さんから買った氷を活用していました。
電気冷蔵庫の普及は昭和30年代前半であるため、その頃までは広く活用されていました。
第3問
ダイニングテーブルが普及する前まで、食事をする際に使われていたテーブルと言えばなんでしょうか?
1.作業台
2.アイロン台
3.平均台
4.ちゃぶ台
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4.ちゃぶ台
ちゃぶ台は、四本脚の食事用座卓です。
昔は食事の際には家族でちゃぶ台を囲むのが当たり前の光景でした。
しかし、昭和30年代中頃からダイニングテーブルとイスが広く普及し始めたことで、徐々にその姿を減らしていきました。
第4問
衣類や雑貨を仕舞っておく「行李(こうり)」は、何で作られていたでしょうか?
1.鉄
2.竹
3.石
4.プラスチック
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2.竹
「行李」とは、竹や柳、籐などを編んでつくられた葛籠(つづらかご)の一種です。
衣類や雑貨などを収納するための道具として活用されていました。
第5問
昔の目覚まし時計はなにで動いていたでしょうか?
1.電池
2.炭火
3.ゼンマイ
4.太陽光
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3.ゼンマイ
現在の目覚まし時計は電池で動いていますが、昔はゼンマイ式の目覚まし時計が使われていました。
放っておくと止まってしまうため、毎日忘れずにゼンマイを巻いてあげる必要がありました。
第6問
昭和の時代、水洗トイレのタンクはどこに設置されていたでしょうか?
1.トイレの外壁
2.頭上
3.地下
4.便座の後ろ(現在と同じ)
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2.頭上
水洗トイレは、昭和30年代半ば頃から普及しはじめました。
当時の水洗トイレのタンクは、天井近くに設置されており垂れさがっている紐を引っ張ると水が流れる仕組みになっていました。
しかし、当時はまだ水洗トイレは珍しい存在であり、汲み取り式がまだ一般的に使われていました。
第7問
「湯たんぽ」は主にどんな使い方をする道具だったでしょうか?
1.お湯を沸かす
2.体を温める
3.灯油を持ち運ぶ
4.風呂水を洗濯に再利用する
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2.体を温める
湯たんぽは、主に寝る時に体を温めるための道具です。
容器の中にお湯を入れ、それを布団の中に入れておくと体を温めることができます。
第8問
昔の洗濯機には、現在では見られないレバーがついていました。
なんのためについていたでしょうか?
1.人力で発電をするため
2.水を抜くため
3.非常時に緊急停止させるため
4.脱水をするため
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4.脱水をするため
初期の電気洗濯機は、洗濯はできても脱水は人力で行う必要がありました。
洗濯物を挟み込み、レバーを回すことで脱水ができました。
第9問
木製のスコップのような道具「木鋤(こすき)」は、どんな時に使うものだったでしょうか?
1.雪かき
2.田植え
3.道路工事
4.園芸
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1.雪かき
「木鋤」は、雪かき用の木製のスコップのような道具です。
雪を四角く切り分け、木材の滑りを利用して雪を投げることもできました。
昭和初期頃まで活用されていました。
第10問
台所で活用されていた「おひつ」は、主に何を入れておくための道具でしょうか?
1.ご飯
2.味噌汁
3.漬物
4.魚
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1.ご飯
「おひつ」は、炊き上がった飯を釜から移し入れて置くための木製の器です。
現在の一般家庭では殆ど使われなくなっていますが、「白木が適度に炊けたご飯の余分な水分を吸収し、蓋から水滴が落ちて味を損ねることを防ぐことができる」というメリットがあります。
そのため、現在でも寿司屋などでは活躍している道具です。
【昔の道具クイズ】昭和時代に活躍した!高齢者向け4択問題【後半10問】


博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
「箱膳(はこぜん)」は、食事の際にお膳として使う以外にも大切な役割がありました。
それはなんでしょうか?
1.食器を洗う
2.食事に虫が付くのを防ぐ
3.食器を仕舞う
4.料理の見栄えを良くする
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3.食器を仕舞う
箱膳は、お膳であると同時に食器を仕舞っておくための箱でもありました。
日本では江戸時代頃から昭和初期頃まで活用されていましたが、ちゃぶ台が広まっていく中で、一般家庭で使われる機会は徐々に減っていきました。
第12問
昭和の時代、テレビのチャンネルはどうやって変えていたでしょうか?
1.現在と同じリモコン
2.つまみを回す
3.テレビの側面を叩く
4.テレビの前で手を叩く
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2.つまみを回す
昔のテレビ本体には、電子レンジについているようなつまみが付いていました。
これを回すことでチャンネルを変えていました。
そのことから年配の人の中には、今でもついついチャンネルを変えることを「チャンネルを回す」と言ってしまう人もいます。
第13問
昭和の時代、テレビは現在以上に高級品でした。
そんな時代にテレビを守るために使われていた専用の道具はなんでしょうか?
1.カバー
2.防犯ブザー
3.耐震補強されたテレビ台
4.画面保護フィルム
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1.カバー
昭和の時代、テレビに埃がついたり破損したりするのを防ぐためにテレビ専用のカバーが使われていました。
昔は現在のようにテレビをつけたらいつでも番組がやっているわけではなく、番組放送の無い時間もありました。
そのため、大切なものだからこそ使わない時間はカバーを被せておくのも一般的でした。
第14問
「蝿帳(はいちょう)」とはなにをするための道具でしょうか?
1.虫を捕まえるため
2.食べ物を虫から守るため
3.虫の標本を作るため
4.虫刺されを防ぐため
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2.食べ物を虫から守るため
蝿帳は、食事を一時的に保存しておくための道具です。
「金網が貼られた食器棚のような家具」「食卓を覆うための傘状のカバー」の2種類の形が存在します。
どちらも蝿などの虫が食事に寄って来るのを防げると共に、通気性が良いため食事を一時的に保存するのに適していました。
主に冷蔵庫が普及する前に活躍していました。
第15問
昭和の時代、日本人の生活を大きく変えた「三種の神器」と呼ばれる家電がありました。
その三種の神器に含まれないものはなんでしょうか?
1.白黒テレビ
2.クーラー
3.洗濯機
4.冷蔵庫
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2.クーラー
1950年代後半、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫は3種の神器と呼ばれ日本人の生活を大きく変化させました。
最も早く普及したのが白黒テレビ、逆に普及が遅かったのが冷蔵庫でした。
クーラーは、1960年代半ばにカラーテレビ・車(car)と共に「3C」に数えられていました。
第16問
次のうち、現代の固定電話には無い黒電話のメリットはなんでしょうか?
1.通話料が格安
2.本体の耐用年数が長い
3.停電中でも使える
4.音が大きく聞こえる
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3.停電中でも使える
現在の固定電話には電話回線に繋がるケーブルと、コンセントにつながる電源ケーブルがあります。
一方、黒電話は電話回線に繋がるケーブルしかありません。
黒電話はその電話回線に流れている電気を活用するため、電話回線自体が無事であれば停電していても利用することができます。
第17問
「千歯こき」は、なにをするための道具でしょうか?
1.毛布の洗濯
2.野菜の皮むき
3.稲の脱穀
4.ネズミを捕まえる罠
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3.稲の脱穀
千歯こきは、稲を脱穀するための道具です。
千歯こきの歯は丈夫な鋼で作られており、たくさんの歯で稲をしごき、モミを落とします。
第18問
昔、ある薬品は噴霧器を利用して使うのが当たり前な時代がありました。
どんな薬品を噴霧器で撒いていたでしょうか?
1.防カビ剤
2.殺虫剤
3.消毒液
4.消臭剤
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2.殺虫剤
昔は、「殺虫剤噴霧器」という殺虫剤を撒くための噴霧器が使われていました。
缶の中に液体殺虫剤を入れ、取っ手を勢いよく手で押し出すと霧吹きのように殺虫剤が発射される仕組みでした。
第19問
駅や学校などで広く使われていた丸みを帯びた形のストーブはなんと呼ばれていたでしょうか?
1.ボールストーブ
2.パンダストーブ
3.まんまるストーブ
4.だるまストーブ
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4.だるまストーブ
だるまストーブは、丸みを帯びたその形がだるまを連想させることからその名がつきました。
石炭やコークスを燃やすストーブであり、煙突から煙を外に出していました。
第20問
「手水器」とはどんな時に使う道具でしょうか?
1.飲み水を持ち運びたい時
2.花に水をあげたい時
3.顔を洗いたい時
4.手を洗いたい時
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4.手を洗いたい時
手水器は、水道が無い場所で手を洗うための道具です。
容器に水を入れて、上からぶら下げる形で設置します。
容器の下部にある突起を押し上げると、小さな穴からシャワーのように水が出て、しばらくすると止まる仕組みです。
汲み取り式トイレが一般的だった時代、トイレの脇にはこれがぶら下がっている光景がよく見られました。

博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!