
博士
今回はお金に関する雑学クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【お金に関する雑学クイズ】高齢者向け!簡単&面白い3択問題【前半10問】


博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
日本で「円」というお金の単位が用いられるようになったのは、いつからでしょうか?
1.江戸時代
2.明治時代
3.昭和時代
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2.明治時代
正解は、明治時代です。
1871年(明治4年)に制定された「新貨条例」により、「円」という単位が用いられるようになりました。
第2問
「円」という単位が登場した当初、1円以下の「銭」と「厘」というお金の単位がありました。
「銭」の価値はどのくらいとされているでしょうか?
1.0.1円
2.0.01円
3.0.001円
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2.0.01円
1871年(明治4年)に制定された「新貨条例」により、「円」の100分の1を「銭」、「銭」の10分の1を「厘」と定められました。
しかし、1円以下の単位は1953(昭和28)年に廃止され、現在のように「円」のみが使われるようになりました。
第3問
日本最古の紙幣はいつ頃使われていたものでしょうか?
1.平安時代
2.江戸時代
3.大正時代
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2.江戸時代
日本最古の紙幣は「山田羽書」であると言われています。
山田羽書は、江戸時代初頭の1600年頃に伊勢山田地方(現:三重県伊勢市)で流通が始まりました。
最初は銀貨の釣銭代りに発行される「端数銀貨の預かり証」という位置づけでしたが、次第にお金としての役割を持つように変化していきました。
第4問
1円玉1枚を作るのにかかるお金は、何円くらいでしょうか?
1.約0.5円
2.約1円
3.約3円
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3.約3円
1円玉は純アルミニウムで作られています。
材料費や加工するコストを考えると、1枚あたり約3円かかる計算になります。
かつては1枚あたり約2円と言われていましたが、材料費の変動などにより生産にかかるコストが少し上がりました。
第5問
500円玉1枚を作るのにかかるお金は何円くらいでしょうか?
1.約30円
2.約70円
3.約110円
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1.約30円
500円玉は、銅・亜鉛・ニッケルによって作られています。
材料費や加工のコストを考えると1枚あたり約30円かかる計算になります。
ちなみに、他の硬貨の場合、5円玉は1枚あたり約7円、10円玉は1枚あたり約10円、50円玉は1枚あたり約20円、100円玉は1枚あたり約25円となっています。
第6問
日本の硬貨の中で、水に浮かべることができるものはどれでしょうか?
1.1円玉
2.5円玉
3.水に浮く硬貨はない
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1.1円玉
1円玉は水に浮きます。
しかし、一定の条件を満たす必要があるため無条件に必ず水に浮くわけではありません。
その条件とは、「波が立っていない静かな水面にゆっくり1円玉を置くこと」です。
そうすることで「水の表面張力(その面積を小さくしようとする力)+ 水による浮力」が「1円玉の重さ」と等しくなり、水に浮くようになります。
これは1円玉の材料であるアルミニウムに、水に濡れにくい性質があることによる現象です。
しかし、いくら水に濡れにくいとは言え完璧に水を弾くわけではありません。1円玉全体が水に濡れてしまうと、いくら軽い1円玉でも沈んでしまいます。
第7問
10円玉に描かれた建物はなんでしょうか?
1.清水寺
2.平等院鳳凰堂
3.皇居
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2.平等院鳳凰堂
平等院鳳凰堂は、京都府宇治市にある寺院です。
1951年(昭和26年)に10円玉のデザインとして選ばれました。
第8問
5円玉、50円玉に穴が空いている理由はなんでしょうか?
1.「見通しが良い」ので縁起が良いから
2.他の硬貨と見分けやすくするため
3.紐を通して持ち運ぶため
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2.他の硬貨と見分けやすくするため
5円玉、50円玉に穴が空いている理由は「他の硬貨と見分けやすくするため」です。
他にも、偽装防止の狙いがあるとも言われています。
第9問
2021年(令和3年)11月に新しい500円玉が発行されます。
では、新しい500円玉は何代目でしょうか?
1.2代目
2.3代目
3.5代目
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2.3代目
500円玉は、1982年(昭和57年)に初登場しました。
2代目の500円玉は、2000年(平成12年)に発行されました。2代目500円玉には、素材の変更や縁にギザギザが刻まれるなどの偽装防止の対策が取られています。
そして3代目の500円玉にも新たな偽装防止対策が取られています。
3代目の500円玉には、「バイカラー・クラッド技術」というものが使われています。
異なる種類の金属板をサンドイッチ状に挟んで作った「クラッド」材と呼ばれる3層構造の円板を、別の金属から作ったドーナツ状の板にはめ込むという製法です。
第10問
100円玉に描かれている花はなんでしょうか?
1.紫陽花
2.菊
3.桜
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3.桜
100円玉に描かれている花は、「桜」です。
ちなみに、50円玉には菊の花が描かれています。桜と菊はどちらも日本の花に指定されており、日本を象徴する存在と言えます。
【お金に関する雑学クイズ】高齢者向け!簡単&面白い3択問題【後半10問】


博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
日本のお札の肖像画として最も多く採用された人物は誰でしょうか?
1.福沢諭吉
2.聖徳太子
3.板垣退助
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2.聖徳太子
聖徳太子は戦前2回、戦後5回と計7回もお札になっています。
第12問
お札に肖像画が描かれている理由はなんでしょうか?
1.その方がかっこいいから
2.縁起が良いから
3.偽造防止のため
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3.偽造防止のため
人間は、人の顔を認識する能力に優れています。
そのため、少しでも見慣れた肖像画と顔つきが違ったり、ずれていたりするとすぐに偽物だと気づくことができます。
第13問
お札を透かして見ると肖像画の横に、あるものが浮かんできます。
何が見えるでしょうか?
1.縦棒
2.日の丸
3.星マーク
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1.縦棒
お札の透かしと言えば、真ん中の円の中に肖像画が浮かんでくる技術が有名です。
実は、透かし技術はそれだけではなく…、肖像画の横に1万円札は3本、5000円札は2本、1000円札は1本の縦棒が浮かんできます。
第14問
お札には偽造防止のため、カラーコピー機では再現不可能な「マイクロ文字」という極小の文字が隠れています。
なんと書いてあるでしょうか?
1.JAPAN
2.OSATU
3.NIPPONGINKO
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3.NIPPONGINKO
1000円札、2000円札、5000円札、1万円札…、全てのお札に小さく「NIPPONGINKO」という文字が印刷されています。ぜひ探してみてください。
第15問
お札の右下には、目の不自由な人でも触って識別できるようにザラザラした印が描かれています。
5000円札にはなにが描かれているでしょうか?
1.8角形
2.横棒
3.ハートマーク
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1.8角形
目の不自由な人でもお札を識別できるようにするための印は、「識別マーク」といいます。
インキを高く盛り上げてザラザラした手触りをつくる「深凹版印刷」という技術が使われています。
ちなみに1万円札は「かぎ型」、1000円札は「横棒1本」、2000円札は「点字の『に』」が描かれています。
第16問
通貨偽造罪に問われる行為をした場合、最も重い刑はなんでしょうか?
1.懲役20年
2.無期懲役
3.死刑
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2.無期懲役
通貨偽造罪は、「無期又は3年以上の懲役に処する」と規定されています。
第17問
2021年(令和3年)までの時点に発行されたお札の肖像画に採用された人物は、合計何人でしょうか?
1.8人
2.17人
3.58人
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2.17人
日本のお札には、1881年(明治14年)から肖像画が描かれるようになりました。
そこから現在発行されているお札に至るまでに、合計17人の人物が肖像画に採用されています。
2024年(令和6年)に新しいお札が発行されると、採用された肖像画は合計20人になります。
第18問
お札には約何色の色が使われているでしょうか?
1.約5色
2.約20色
3.約100色
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2.約20色
お札には約20色の色が使われています。
1万円札・5000円札には21色(表14色・裏7色)、1000円札には20色(表13色・裏7色)、2000円札には22色(表15色、裏7色)が使われています。
第19問
お札の肖像画になる人物の最終決定を下す権限があるのは誰でしょうか?
1.内閣総理大臣
2.財務大臣
3.厚生労働大臣
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2.財務大臣
お札のデザインを決める際はまず財務省、日本銀行、国立印刷局で協議をします。
そして最終的に財務大臣が決定を下します。
第20問
硬貨には製造年が書かれているのに、紙幣には書かれていない理由はなんでしょうか?
1.余白が無いから
2.紙幣は硬貨と違って傷みやすいから
3.インク代節約のため
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2.紙幣は硬貨と違って傷みやすいから
昔の硬貨は金や銀で作られており、半永久的に使用できました。
かつてはその品位をはっきりさせるために製造年を入れており、その名残として現在も硬貨には製造年が書かれるようになりました。
材料が金や銀ではない現在でも、傷みにくいという点は変わりません。
しかし、紙幣は紙であるため硬貨とは違い傷みやすいものです。順次新しいものと入れ替わっていくため、わざわざ製造年を印刷することはありません。

博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!