博士
今回は数え方(助数詞)に関するクイズを紹介するぞ!選択肢の中から正しいと思うものを選ぶのじゃ!
【日本語・数え方クイズ】高齢者向け!間違えやすい助数詞4択問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
第1問
ウサギの数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.匹
2.脚
3.耳
4.羽
+ 答えを見る(こちらをクリック)
4.羽
ウサギは、一羽・二羽…と数えます。
その起源は昔、獣の肉を食べることが許されなかった時代の僧侶が「2本足で立って、飛び跳ねるウサギは鳥だ」とこじつけて食べていたことにある…という説があります。
第2問
海を泳いでいる状態のイカの数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.足
2.頭
3.杯
4.匹
+ 答えを見る(こちらをクリック)
4.匹
海を泳いでいる状態のイカは、一匹・二匹…と数えます。
イカの数え方と言えば「杯」が有名ですが、それはあくまで食材としてのイカを数える単位です。
ちなみに、タコもイカと同じ単位を使って数えます。
第3問
銀行口座の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.座
2.口
3.銀
4.窓
+ 答えを見る(こちらをクリック)
2.口
銀行口座は、一口・二口…と数えます。
「口」は申し込み・割当て・応募・取引の単位を数える時に使います。
第4問
神様の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.柱
2.天
3.人
4.社
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.柱
神様は、一柱・二柱…と数えます。
日本最古の文献である「古事記」にも、神様を数える単位として「柱」が使われています。
その理由には諸説ありますが、はっきりしたことは分かっていないのが現状です。
第5問
ざる蕎麦の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.杯
2.器
3.本
4.枚
+ 答えを見る(こちらをクリック)
4.枚
ざる蕎麦・もり蕎麦のようにざるに盛られた蕎麦は、一枚・二枚…と数えます。
ちなみに、丼に入った蕎麦は、「杯」と数えます。
第6問
箪笥(タンス)の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.台
2.基
3.個
4.棹(さお)
+ 答えを見る(こちらをクリック)
4.棹(さお)
箪笥は、一棹・二棹…と数えます。
昔の箪笥には金具が付いており、その金具に棹を通して運搬していたのがその由来です。
ちなみに、助数詞「台」は車や機械を数えるとき・物を置く台を数えるときに使います。「基」は、大きさや規模に関わらず、地面や建物に据え付けてある物の時に使います。
第7問
カットする前の羊羹の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.本
2.枚
3.棹(さお)
4.棒
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.棹(さお)
羊羹のように棒状にして作る菓子は古来より「棹物」と呼ばれてきました。
そのため本来であれば、一棹・二棹…と数えるのが正解です。
現在は、本来の数え方ではない「本」が広く使われるようになってしまっています。
第8問
海苔は10枚をひとまとめにした際に使う単位があります。
正しいものはどれでしょうか?
1.本
2.組
3.帖(じょう)
4.藻(そう)
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.帖(じょう)
海苔はバラであれば、一枚・二枚…と数えるのが正解です。
そのバラの海苔10枚をひとまとめにしたものを「一帖」と数えます。
つまり、20枚の海苔があれば「二帖」、30枚の海苔があれば「三帖」ということになります。
第9問
草鞋(わらじ)の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.足
2.組
3.枚
4.束
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.足
草鞋は古来より使われている履物ですが、特別な数え方はしません。
私たちが普段は履いている靴と同じように一足・二足…と数えます。
第10問
ムササビの数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.羽
2.匹
3.体
4.尾
+ 答えを見る(こちらをクリック)
2.匹
ムササビは厳密に言えば飛んでいるのではなく、飛膜を使って滑空する動物です。
羽ばたくことはできませんので、数え方に「羽」は使いません。
リスの仲間の小型の動物ということもあり、一匹・二匹…と数えます。
【日本語・数え方クイズ】高齢者向け!間違えやすい助数詞4択問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
拍子木の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.本
2.個
3.対
4.台
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.対
拍子木は、同じものを2つ1組で用意して初めて音を鳴らすことができる道具です。
そのため、一対・二対…または、一組・二組…と数えます。
第12問
十二単(じゅうにひとえ)の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.着
2.領
3.組
4.枚
+ 答えを見る(こちらをクリック)
2.領
普通の着物であれば「枚」が正解ですが、十二単の場合は違います。
「領」は、着物の「衿」のことを指しています。
十二単の場合は衿が重なり合っていることから「領」という単位を使うようになりました。
よって、一領・二領…と数えるのが正解です。
第13問
ホールの状態のケーキの数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.台
2.個
3.円
4.切れ
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.台
ホール丸ごとのケーキは、一台・二台…と数えます。
カットした場合は、「切れ」や「個」といった数え方をします。
第14問
神輿(みこし)の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.台
2.本
3.基
4.棟
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.基
神輿は、神様の乗り物とされています。
原則、一基・二基…と数えます。
第15問
絵馬の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.体
2.馬
3.頭
4.匹
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.体
絵馬は、一体・二体…と数えます。
選択肢には入っていませんが、「枚」でも正解です。
元々は本物の馬を奉納していたのが、時代の変化と共に現在の絵馬に変化していったという時代背景があります。
「体」という数え方は、その名残であると考えられます。
第16問
カレンダーの数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.枚
2.冊
3.部
4.個
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.部
カレンダーは、基本的に一部・二部…と数えます。
壁掛けでも、卓上でも使う単位は「部」です。
第17問
弓の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.個
2.台
3.張
4.糸
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.張
「張」は、弦などを張って使う道具を数える単位です。
同じ漢字を使って「ちょう」と数えても、「はり」と数えても正解になります。
また、同じ読みの漢字である「挺(ちょう)」を使う数え方もあります。この漢字は武器や農具などを数える際に用いるものです。
第18問
バイオリンの数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.台
2.弦
3.丁
4.個
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.丁
バイオリンは、一丁・二丁…と数えます。
バイオリンを弾くための棒のような道具は、「弓」と言います。
「弓」を数える単位は、第17問で「ちょう」だと解説しました。
弾くための道具の名前が「弓」であることから字は違いますが、「丁(ちょう)」という単位が用いられるようになったと言われています。
また、「挺(ちょう)」という字を使うこともあります。
第19問
簪(かんざし)の数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.本
2.個
3.刺
4.針
第20問
イルカの数え方として正しいものはどれでしょうか?
1.匹
2.尾
3.頭
4.体
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.頭
動物を数える単位としては、「匹」と「頭」のどちらを使うべきか迷うことがないでしょうか。
使い分けるポイントとしては…
基本的に人間が抱きかかえられないような大きな動物の場合、「頭」を使って数えるという認識で問題ありません。
そのため、イルカの場合は一頭・二頭…と数えます。
また、少し変則的なパターンとして人を手助けするために特別な訓練を受けた動物(警察犬や盲導犬)も、「頭」と数えます。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!