目次
【昔話クイズ】高齢者向け!簡単・盛り上がる昔話当てゲーム【前編10問】
第1問
- 3匹のお供
- 鬼退治
- 桃から生まれた
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答え:桃太郎
おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が流れてきました。おじいさんがその桃を切ると元気な男の子が生まれ、桃太郎と名付けられスクスクと育ちました。
ある日、桃太郎は鬼退治に向かうことにします。道中で出会った犬・猿・雉はおばあさんが持たせてくれた「きびだんご」を欲しがったので、桃太郎は鬼退治のお供になることを条件にきびだんごをあげました。
鬼ヶ島に到着し、見事鬼を懲らしめた桃太郎一行は、「もう悪さをしない」と誓った鬼たちを許してあげ、宝物を持って無事に村へ帰りました。
第2問
- 亀
- 竜宮城
- 玉手箱
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答え:浦島太郎
ある日、浦島太郎は浜辺で子どもたちにいじめられている亀を助けます。すると亀はお礼に浦島太郎を竜宮城に招待します。
浦島太郎は竜宮城で美しい乙姫様に出迎えられ、魚たちの踊りや美味しい食事を楽しみました。数日後、村に残してきた母が気になり村に帰ることにした彼に乙姫様は「決して開けてはいけない」と玉手箱を渡します。
しかし、彼が村に帰ると長い年月が経っており、彼を知っている人は誰もいませんでした。
竜宮城のことを思い出した浦島太郎は、空けてはいけないと言われていた玉手箱を開けてしまいます。すると中から白い煙が出てきて、彼は白いひげを生やしたおじいさんになってしまいました。
第3問
- 力持ちな男の子
- まさかり
- 熊と相撲
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答え:金太郎
足柄山に金太郎とお母さんが住んでいました。力持ちで心優しい金太郎は、まさかりで薪割をしたり、友達の動物たちと相撲を取ったりして遊んで過ごしました。金太郎には大きな熊でも勝てません。
ある日、嵐で橋が壊れ谷を渡れなくなって困っている動物たちのために金太郎は大きな木を倒して橋を架けました。その様子を見ていた立派なお侍である源頼光は金太郎を自らの部下になって都に来ないか誘います。母とも相談し、都に行くことを決めた金太郎は後に坂田金時と名乗る立派なお侍になりました。
第4問
- 光る竹
- 何人もの男に求婚される
- 月に帰る
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答え:かぐや姫
おじいさんが竹を取りに行くと、光る竹を発見します。それを切ってみると中から小さな女の子が出てきました。おじいさんとおばあさんは、その子をかぐや姫と名付け大切に育てます。やがて美しく成長したかぐや姫に何人もの男が求婚しますが、彼女は無理難題を与えて結婚を諦めさせるように仕向けます。帝からの求婚にも応じようとはしませんでした。
ある日を境にかぐや姫は月を見上げては涙するようになりました。おじいさんとおばあさんが理由を聞くと「私は月の住人で、次の十五夜には帰らなければならない」と言うのです。
その話が帝の耳にも入り十五夜の晩、帝はおじいさんの家を大勢の兵士で囲います。しかし、月の住人がやってくると不思議なことに兵士たちは身動きができず、月の住人に連れられてかぐや姫は月へと帰ってしまいました。
第5問
- 手の平サイズの男の子
- お椀の船
- 打ち出の小槌
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答え:一寸法師
子どもの無かったおじいさんとおばあさんが、毎日お寺で祈りを捧げると男の子を授かります。手の平に乗るくらいの大きさしかありませんが、元気な子に育ちました。
ある日、一寸法師は都に旅立つことにしました。お椀の船を箸で漕いで川を下ります。都についた一寸法師は小さな体なのに元気なのを大臣に認められ、お姫様の家来となりました。
お寺参りの帰り道、お姫様は鬼に襲われてしまいます。護衛の兵士が怯える中、一人立ち向かった一寸法師は鬼に食べられてしまいますが、鬼のお腹の中を針の剣でつついて回ります。これには鬼もたまらず「もう悪さはしないから許して欲しい」と一寸法師を吐き出し、打ち出の小槌を置いて逃げて行きました。
そして打ち出の小槌の力で大きくなった一寸法師はお姫様と結婚し、おじさんとおばあさんを都に呼び、幸せに暮らしました。
第6問
- いたずら狸
- 兎
- 泥の船
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答え:カチカチ山
おじいさんは畑を荒らすいたずら者の狸を捕らえ、「タヌキ汁にする」と言い柱に括りつけます。おじいさんが不在の間に狸はウソ泣きで許しを請い、それに騙されておばあさんは縄を解いてしまいます。狸はおばあさんに怪我を負わせて逃走します。それを聞いたウサギは怒って仕返しを決意しました。
狸を芝刈りに誘い、後ろから火打石を打ち付けます。「変な音がしないか」と聞く狸を「カチカチ山だからカチカチ鳥が鳴いてるんだよ」と誤魔化した兎は狸の背の芝に火をつけ狸は大火傷を負います。その後、兎は狸の背中に「良い薬は染みるものだ」と言い薬と偽った唐辛子入りの味噌を塗りたくります。あまりの痛みに狸はのたうち回りました。
後日、兎は狸を釣りに誘います。狸を泥の船に乗るように仕向けると当然、泥の船は沈んでしまいます。溺れかけた狸は反省し、もう悪さをしませんでした。
第7問
- 蟹
- 猿
- 柿
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答え:さるかに合戦
ある日、蟹はおにぎりを拾います。それが羨ましい猿は「実がなればたくさん食べられるよ」と柿の種と交換させます。
蟹は柿の種を植えて「早く育たないとちょん切る」と言いながら育てると、柿の木はみるみる成長していきました。
実がなりましたが、蟹は木を昇れません。そこに猿がやってきて「実を取ってやる」と木に昇りますが自分ばかり食べ、そればかりか蟹には固い実を投げつけ、蟹は怪我を負いました。
それを子蟹から聞いた栗、蜂、臼は怒り仕返しを決意します。猿が留守の間に家に忍び込んだ一行は帰ってきた猿を懲らしめます。蟹たちは反省し、改心した猿を許してあげることにしました。
第8問
- おじいさん
- 笠
- お地蔵様
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答え:笠地蔵
おじいさんが町へ笠を売りに行きますが、なかなか売れません。
暗くなってきたので家に帰ることにしたおじいさんはその道中、雪が積もったお地蔵様を見つけます。するとおじいさんは丁寧に雪を払い売れ残った笠をお地蔵様に被せます。しかし、最後のお地蔵様の分の笠が足りず、自分が頭に巻いていた手ぬぐいを被せそのまま帰宅しました。
その話を聞いたおばあさんは、「それは良いことをしましたね」と答えます。その日の晩、外から「おじいさんの家はどこだ」という不思議な声と物音がします。2人が戸を開けると家の前にはお米や魚、野菜などがたくさん置かれ、向こうの方に立ち去っていくお地蔵様達の姿が見えました。
第9問
- 鶴
- 若い娘
- 機織り
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答え:鶴の恩返し
ある日、おじいさんは罠にかかっていた鶴を助け逃がしてあげました。
その日雪の降る晩、おじいさんとおばあさんのところに道に迷ったという若い娘が訪ねてきます。娘を招き入れた2人は行く当てもないという娘とそのまま一緒に暮らすことにします。
翌朝、娘は自分で織ったという布を町で売るようにとおじいさんに渡します。その布は高く売れ、お米や味噌を買うことができました。
娘はその晩もその次の晩も機織りをします。娘は機織りをする姿は決して覗かないで欲しいと言います。しかし、日に日にやつれていく娘の姿を見たおじいさんとおばあさんは心配になって覗いてしまいます。するとそこには娘ではなく、自分の羽を使って機織りをする鶴の姿がありました。すると鶴は「私はあの時助けて頂いた鶴です。恩返しに来ましたが、正体を見られてしまったからにはもうここにいることはできません」と告げ、飛び立って行きました。
第10問
- おじさん
- おむすび
- 鼠
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答え:おむすびころりん
優しいおじいさんが山仕事をし、お昼ご飯を食べようとするとおばあさんが持たせてくれたおむすびを落としてしまいます。おむすびはコロコロと転がって穴に落ちてしまいます。すると中から楽しそうな歌声が聞こえたので、中を覗き込みますが勢い余っておじいさんは穴に落ちてしまいます。
すると、なんとそこは鼠の国でおじいさんはおむすびのお礼にともてなされ、お土産に大きなつづらか、小さなつづらを選ぶことになり、小さなつづらを持ち帰ります。家に帰って開けてみると中には小判がたくさん入っていました。
それを見ていた欲張りなおじいさんは自分も小判が欲しくなり、おむすびを穴にわざと落とし自分から穴に入ります。欲張りなおじいさんもお礼のつづらを選ぶことになりましたが、どちらも欲しい彼は猫の真似をして鼠を驚かせ、その隙にどちらも持ち帰ろうとします。しかし、鼠に反撃され何も持たず逃げ帰りました。
【昔話クイズ】高齢者向け!簡単・盛り上がる昔話当てゲーム【中編10問】
第11問
- 優しいおじいさん
- ここ掘れわんわん
- 枯れ木に花が咲く
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答え:花咲かじいさん
優しいおじいさんとおばあさんは迷子の子犬を助け、シロと名付け大切に育てます。ある日、シロがおじいさんを外に誘い出すと、「ここほれわんわん」と促します。おじいさんが言われた場所を掘ると小判がたくさん出てきました。
それを見た意地悪なおじいさんは、シロを借りて同じように小判を見つけさせようと乱暴に扱います。シロが苦しがって地面を引っ掻くと勘違いした意地悪なおじいさんが地面を掘ります。しかし、中から出るのはゴミばかり。意地悪なおじいさんは怒ってシロを殺してしまいます。
優しいおじいさんとおばあさんがシロの墓を建て、目印に松の枝を立てるとみるみる成長し大木になります。2人はシロの形見と思ってその木で臼を作り餅つきをすると小判がたくさん出てきました。意地悪なおじいさんとおばあさんは今度は臼を借りると乱暴に餅つきをします。すると中からはゴミが出てきたため、2人は怒って臼を燃やします。
優しいおじいさんはせめて灰だけでも回収しようとすると、その一部が風に流されます。すると灰を浴びた枯れ木に満開の花が咲きました。シロが花を咲かせてくれたと思った優しいおじいさんは集めた灰を撒いて枯れ木に花を咲かせて回ります。それが殿様の目に留まり、優しいおじいさんはたくさんの褒美をもらいました。
第12問
- 優しいおじいさん
- 意地悪なおばあさん
- 雀
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答え:舌切り雀
優しいおじいさんはある日、雀を保護します。雀をおちょんと名付け可愛がりましたがある日、おちょんが洗濯糊を食べてしまったことに激怒した意地悪なおばあさんはおちょんの舌を切ってしまい、おちょんは逃げ出します。
それを聞いたおじいさんは雀を探しに行きます。すると竹藪の中に雀のお宿があり、おちょんが出てきました。雀たちのもてなしを受けたおじいさんは、小さいつづらか大きなつづらをお土産に選ぶように言われます。
小さいつづらを持ち帰ると、中にはたくさんの宝物が入っていました。それを聞いたおばあさんは大きなつづらを選らなかったことに怒り、自分もつづらを貰いにいきます。
強引に大きなつづらを貰ったおばあさんは、おちょんに「帰るまで開けないように」と言われたにも関わらず道中で開けてしまいます。すると中からは沢山の化け物が出てきます。その後、意地悪なおばあさんは反省し改心しました。
第13問
- 貧しい男
- 物々交換
- 藁
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答え:わらしべ長者
心優しいが貧しい男が、観音さまに願掛けをすると観音さまが現れ、「お堂を出た時に初めて手にした物を大切にして西へ行くよう」にと告げます。男が藁を拾うとそこにアブが止まります。
泣きじゃくる子どもが居たのでそれを渡すと、母親がミカンをくれました。更に進むと喉が渇いたという娘が居たのでミカンを渡すと、高級な反物をもらいました。更に進むと強引な男と出会い弱った馬と反物を無理やり交換させられます。
男がその馬を一晩中看病すると馬は元気になりました。城下町につくと立派な馬を見た長者が1000両で売って欲しいと持ち掛けます。
想像もできない金額を聞いた男が気を失い、目を覚ますと看病していたのはミカンをあげた娘でした。
誠実な男を気に入った長者は男を婿として迎え入れたいと言い、娘も嬉しそうです。そして男は長者の娘と結ばれ幸せに暮らしました。男は生涯観音様への恩を忘れませんでした。
第14問
- コブがある2人のおじいさん
- 鬼の宴会
- 鬼の前で踊る
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答え:こぶとりじいさん
ある村に優しいおじいさんと、意地悪なおじいさんがいました。2人の右頬には大きなコブがあります。
ある日、優しいおじいさんは鬼が宴会をしているところを発見します。楽し気な音楽が聞こえてきたので優しいおじいさんはたまらず鬼たちの前に出て踊りだします。
それを気に入った鬼は褒美にとコブを取ってくれました。
その話を聞いた意地悪なおじいさんは自分もコブを取って貰おうと鬼の宴会に行き踊りますがその踊りがあまりにも下手で、さらに仕方なく踊っているような態度でした。それに鬼は怒り、意地悪なおじいさんの左頬に優しいおじいさんから取ったコブをつけてしまいました。
第15問
- 神様
- 12匹の動物
- 騙された猫
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答え:十二支の話
神様が「元日の朝、1番~12番目までに来た動物を1年交代でその年の大将とする」と決めました。動物たちは大盛り上がりです。しかし、猫だけは鼠から「1月2日」と嘘の日付を教えられてしまいます。
十二支が決まった後、鼠に騙されたことを知った猫は怒り、それからと言うもの鼠を見つけては追い回すようになりました。
第16問
- 子豚の兄弟
- 狼
- レンガの家
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答え:三匹の子豚
子豚の三兄弟がそれぞれ家を建てました。長男は藁の家、次男は木の家、三男はレンガの家です。しかし、狼がやってきて長男と次男は家を吹き飛ばされ、食べられてしまいます。
三男も食べたい狼は三男の家の前まで来ますが、レンガの家を壊すことはできません。諦められない狼は煙突から侵入しようとしますが、暖炉では大きな鍋でグツグツとお湯が沸いています。そこに落ちた狼はたまらず長男と次男を吐き出して逃げて行きました。
三兄弟はレンガの家で仲良く暮らしました。
第17問
- 兎
- 亀
- 競争
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答え:ウサギとカメ
ある日、兎に歩みの遅さを馬鹿にされた亀は山のふもとまで競争する勝負を挑みます。
同時にスタートしますが兎はどんどん先に行き、差が開いていきます。亀の姿が遠くに見えることに油断した兎は途中で昼寝を始めます。
兎が目覚めると亀は既にゴール目前。急いで追いかけますが間に合わず、競争は亀の勝ちで終わりました。
第18問
- おばあさんのお見舞い
- 人を食べてしまう狼
- 赤い頭巾の女の子
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答え:赤ずきん
赤い頭巾を被った女の子が森の中に住むおばあさんのお見舞いに向かいます。しかし、おばあさんは先回りした狼に食べられてしまいます。狼はおばあさんのふりをして待ち構え、やってきた赤ずきんも食べられてしまいます。狼はそのまま眠ってしまいます。
しかし、そこに猟師がやってきて狼の腹を切り赤ずきんとおばあさんを助け出しました。
代わりに狼のお腹には大量の石を詰め込んで縫い、3人はその場を離れます。目を覚まし、水を飲むために池に行った狼はお腹の重さでバランスを崩してそのまま池に落ち、沈んでしまいました。
第19問
- 神様の娘と若い男
- 天の川
- 年に1回しか会えない
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答え:織姫と彦星(七夕)
あるところに神様の娘である織姫と、若い男の彦星がいました。織姫は機織りを仕事とし、彦星は牛の世話をするのが仕事でした。そんな働き者の2人が結婚するのですが、2人は突然働かなくなってしまいます。それに怒った織姫の父である神様は2人を引き離し、間に大きな天の川を作ってしまいます。
悲しみに暮れ泣いて過ごす2人を見た神様は、以前のように真面目に働くのなら年に1回だけ2人を会わせる約束をします。
2人は真面目に働くようになり、年に1回だけカササギが天の川に橋を架け2人が再開できる日が七夕となりました。
第20問
- 魔法の鑑
- 毒リンゴ
- 王子様のキス
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答え:白雪姫
ある国に美しい白雪姫という王女がいました。彼女の継母は自分が世界一美しいと思っており、魔法の鏡に世界一美しいのは誰かを毎日のように聞き、鏡は「王妃様です」と答えるので彼女は満足していました。しかし、鏡は白雪姫が成長すると「世界一美しいのは白雪姫」と答えるようになります。
それが気に入らない王妃は猟師に白雪姫殺害を命じます。しかし、猟師はそんなことができないと白雪姫を森に置き去りにし、白雪姫は死んだと王妃に嘘をつきました。
白雪姫は森で7人の小人と出会い、幸せに暮らすようになります。そんなある日、王妃はまた鏡に世界一美しい人を尋ねると「白雪姫」との答えが返ってきます。
王妃はリンゴ売りに化け、小人が留守の間に白雪姫に毒リンゴを食べさせます。
帰ってきた小人たちは白雪姫が死んでしまったと思い悲しみ、森の中で彼女をガラスの棺に寝かせるとそこに王子様が現れます。眠ったように美しい白雪姫に王子様は思わずキスをします。そのはずみで毒リンゴが白雪姫の喉から飛び出します。
そして白雪姫は王子様と結ばれ幸せに暮らしました。
【昔話クイズ】高齢者向け!簡単・盛り上がる昔話当てゲーム【後編10問】
第21問
- 年老いたロバ
- 仲間と音楽隊を目指す旅
- 泥棒の家
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答え:ブレーメンの音楽隊
年老いて仕事がきなくなったロバは飼い主から酷い扱いを受けるようになりました。
そんなある日ロバは、同じような境遇のイヌ、ネコ、ニワトリ出会い共に音楽隊に入るためブレーメンへ向かいます。
その道中で泥棒が住む家を見つけた一行は、泥棒達を驚かせて追い払います。
その晩遅く、4匹がその家で寝ていると泥棒達が帰ってきました。
しかし、暗闇の中で姿が見えない状況で4匹の反撃にあった泥棒達は「化け物が居る」と思って逃げだして二度と戻って来ませんでした。
4匹はその家を気に入り、そこで仲良く暮らしました。
第22問
- 小僧と和尚
- 人を食う妖怪「山姥(やまんば)」
- 不思議な力を持ったお札
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答え:三枚のお札
ある日、小僧は「山へ栗拾いに行きたい」と言い出します。
しかし、和尚は「山には山姥がいるから駄目だと」反対しましたが、小僧は納得しません。和尚は仕方ないので、「山姥が出たらこの札に願い事を言って使うがいい」と言い小僧に3枚のお札を持たせて送り出しました。
小僧はたくさんの栗を拾うことができましたが、夢中になっている内に日が暮れてしまいました。
そんな時、山の中で出会った老婆が小僧を一晩泊めてくれることになりました。
だが夜にふと目覚めた小僧は、老婆の正体が山姥であり包丁を研いで自分を食べようとしていることに気づいてしまいます。
小僧はトイレに行くふりをして逃げ出しますが、それを山姥が追いかけてきます。小僧はお札の力を使って山姥から逃げ、和尚の元にたどり着きます。
追いついた山姥は和尚に「小僧を出せ!」と迫りますが、和尚が「その前にわしと術比べをしよう。山ほどに大きくなれるか」と言うと、山姥は「ああ、出来るとも」と言って、ぐんぐんと大きくなりました。
次に和尚が「豆になれるか」と言うと、山姥は「ああ、出来るとも」と言って豆になった。すると和尚は、豆になった山姥を素早く餅に挟んで食べてしまいました。
それ以降、山に山姥が現れることはありませんでした。
第23問
- ヤギの親子
- お留守番
- 悪いオオカミ
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答え:オオカミと七匹の子ヤギ
あるところに、ヤギの親子が住んでしました。
ある日お母さんは子どもたちに「私が帰るまで絶対にドアを開けてはいけない」と言い、出かけて行きました。
そこへオオカミがやって来てお母さんヤギのフリをしてドアを開けさせようとしますが正体を見破った子ヤギ達はお母さんの言いつけどおりドアを開けません。
しかし、子ヤギたちはあの手この手でドアを開けさせようとするオオカミについに騙されてドアを開けてしまい食べられてしまいました。
しかし、1匹だけ逃げ延びた子ヤギから話を聞いたお母さんは池の傍で眠っているオオカミを見つけ、ハサミでオオカミのお腹を切って子ヤギ達を助け出します。
代わりに石をお腹に詰め込んでその場を離れました。
目を覚ましたオオカミは、水を飲もうとしましたが、バランスを崩して池に転落。石の重みでそのまま池に沈んでいきました。
第24問
- 貧しい女の子
- 売れないマッチ
- 大好きなおばあちゃん
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答え:マッチ売りの少女
大晦日の晩、貧しい少女が街でマッチを売っていましたが通行人は誰も買ってくれません。
寒さと空腹でたまらない少女が座り込みマッチに火をつけると、ストーブや温かいごちそうなど、少女が欲しいものの幻が浮かんでは消えを繰り返していきました。
少女が最後に残ったマッチに火をつけると、そこには亡くなったはずの大好きなおばあちゃんの姿が見えました。
そして少女は、おばあちゃんと一緒に天へと昇っていきました。
第25問
- 正直な木こり
- 大切な斧
- 湖の女神様
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答え:金の斧
正直者な木こりが森で木を切っていると、勢い余って泉に大切な仕事道具である鉄の斧を落としてしまいます。
男が途方に暮れていると、泉の中から女神が現れ「落としたのは金の斧か銀の斧か」と尋ねます。
木こりが「自分が落としたのは鉄の斧です」と正直に答えると女神は、正直者への褒美として全ての斧を木こりに渡しました。
それを知った欲張りな男が真似をしようとわざと鉄の斧を泉に落とします。
木こりの時と同じように、女神は欲張りな男にも問いかけます。しかし、欲張りな男は自分が落としたのは金や銀の斧だと嘘をつきます。
すると、欲張りな男は嘘つきへの罰として鉄の斧すら返してもらうことができませんでした。
第26問
- 凄腕の琵琶法師
- 亡霊に弾き語りを頼まれる
- 耳を取られてしまう
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答え:耳なし芳一
昔、ある寺に芳一という名の琵琶法師がいました。特に壇ノ浦の段は「鬼神も涙を流す」と言われるほどの名手でした。
ある蒸し暑い夏の夜、高貴な人の使いだという武者が現れ琵琶の弾き語りを頼まれたためついて行きました。
芳一が壇ノ浦の合戦を弾いて聞かせると、大勢の人がいるのかむせび泣く声が周囲から聞こえて来ました。そして、女の声が聞こえ「今宵より三夜間、弾き語りをして聞かせてほしい。このことは誰にも話さぬように」と告げられました。
翌朝、寺に帰った芳一は、和尚から不在を問い詰められたが、女との約束通り何も話しませんでした。
和尚は目の見えない芳一が1人で出かけて明け方に帰ってくることを不審に思い、寺男たちに後をつけさせました。
そこで寺男たちが目撃したのは、平家が推戴していた安徳天皇の墓前で無数の鬼火に囲まれて琵琶を弾き語っていた芳一の姿でした。
芳一が平家の亡霊に憑りつかれていると知った和尚は芳一の体中に経文を書き、「誰が話しかけても絶対に声を出してはならない」と言い聞かせました。
その夜、また亡霊が芳一を迎えに来ましたが、経文に守られた芳一の姿は亡霊には見えません。
しかし和尚が芳一の耳にだけ経文を書くのを忘れてしまったため、亡霊には両耳だけは見えていました。亡霊は迎えに来た証拠として、芳一の耳をもぎ取って行ってしまいました。
翌朝、芳一の姿を見た和尚は芳一に謝罪し、医者を呼び手厚く手当をしました。
その後の芳一は亡霊に憑かれることもなく、琵琶法師としての腕はますます評判になり、いつしか「耳なし芳一」と呼ばれ親しまれるようになりました。
第27問
- 古い茶釜
- 元に戻れなくなったタヌキ
- 争見世物小屋
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答え:分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)
和尚が古い茶釜を買ってきて、お湯を沸かそうと火にかけたところ、茶釜が「熱い!」と悲鳴をあげました。
それを気味悪がった和尚は、古道具屋にただで譲ってしまいました。
その後、その茶釜は「自分の正体はタヌキであり、茶釜に化けたら元に戻れなくなってしまった」と古道具屋に打ち明け、「分福茶釜」と名乗りました。
そして分福茶釜は、「自分を丁重に養ってもらいたい。そのかわりに芸を披露する」と古道具屋に持ち掛け、見世物小屋を開くことになりました。
見世物小屋は大繁盛しましたが、後に分福茶釜は病気を患い、茶釜の姿のまま死んでしまいました。
古道具屋は茶釜をお寺に運んで供養してもらい、茶釜は寺の宝として安置されることになりました。
第28問
- だまされたキツネ
- うそつきなカワウソ
- 冬の魚釣り
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答え:しっぽの釣り
山に何日も雪が降り続いたせいで食べ物がなくなり、キツネは腹を空かせていました。
そんな中、キツネはカワウソに出会い、魚をとる方法を教えてもらいました。
しかし、その釣りの方法は「夜中に湖に行き、厚い氷にぽっかり穴があいていたら、そこにしっぽを垂らすと大きな魚がかかる」という大嘘でした。
その嘘を信じたキツネは冷たいのを我慢して、カワウソの言ったとおりにしっぽを垂らしました。
じっとまっている間にだんだん湖の氷が凍って来て狐のしっぽは厚い氷に挟まれてしまいました。
しかし、それを大きな魚だと誤解したキツネが力一杯引っ張るとしっぽが千切れてしまいました。
第29問
- いつも寝てばかりの男
- 日照りに悩まされる村
- じつは怠け者ではなかった
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答え:三年寝太郎
一日中寝てばかりであるため、村人から怠け者と嫌われ「寝太郎」と呼ばれている男がいました。
寝太郎は寝てばかりの生活をもう三年も寝続けていました。
ある年、村が日照りで田んぼに水がなくなってしまった。村人たちは「この村に働きもせず寝てばかりの罰当たりがいるせいだ」と寝太郎に怒りをぶつけようとします。
その夜、寝てばかりだったはずの寝太郎は夜中に起き出して山の上の大きな岩を崖下に落としました。
岩は大きな山崩れを引き起こし、その下を流れる川の流れを変え、村の近くまで水が届くようになり村は水不足から救われました。
じつは寝太郎はただ寝ていたのでなく、どうすれば村が助かるかをずっと考えていたのでした。
第30問
- 村の飴屋
- 夜中に飴を買いに来る女
- 墓地から聞こえる赤ん坊の泣き声
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答え:子育て幽霊
昔、ある村に一軒の飴屋がありました。
ある夏の日を境に毎晩、この辺りでは見かけない女が飴を買いに来るようになりました。
ある日、隣村の飴屋が訪ねて来ていた時にいつもの女が飴を買いに来ました。その女を見た隣村の飴屋は「あの女は1ヶ月前に亡くなっているはずだ」と言いました。
そこで2人は、女の後をつけてみることにしました。しかし、隣村の墓場まで来ると女の姿はスーッと音もなく消えてしまいました。
怯えた二人は近くのお寺に駆け込み、和尚と一緒に墓場へ戻って来ました。すると墓場のどこからか、かすかに赤ん坊の泣き声が聞こえてきました。
声のする方へ行ってみると、女の墓の前に赤ん坊が捨てられていました。
添えられた手紙によると、捨てられたのは数日前のようでした。泣いている赤ん坊を見かねた女が幽霊となって、赤ん坊を育てていたのでした。
毎晩買っていた飴は、赤ん坊に与えるためのものだったのでしょう。
感心した和尚は、赤ん坊を引き取り大切に育てることにしました。その後、女が飴屋に現れることはありませんでした。
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