博士
今回は7月の健康豆知識クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【7月クイズ】健康に関する豆知識!楽しく学べる面白い問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
脱水の症状として間違ったものはどれでしょうか?
1.口の渇き
2.意識障害
3.爪が割れる
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3.爪が割れる
脱水になると、口の渇き・体のだるさなどが現れます。そして酷い状態の場合は、意識障害が起こる可能性もあります。
そのような状態にならないためにも、適度な水分補給が重要になります。
第2問
次の中で最も脱水症状を起こしやすい年代はどれでしょうか?
1.20代
2.50代
3.80代
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3.80代
人間の体は多くの水分が含まれていますが、年を重ねるにつれて体の水分量は徐々に減っていきます。
さらに高齢者は喉の渇きを感じる「口渇中枢」の働きが弱くなるため、喉の渇きを感じにくくなります。こうして本来は水分を摂った方が良いタイミングにも気づきにくくなります。
それらの要素も合わさり、80代に限らず高齢者は脱水になりやすいため注意が必要です。
第3問
高齢者の体の水分量はどのくらいでしょうか?
1.10%
2.50%
3.80%
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2.50%
人間は子どもの頃は、体の約70~80%が水分です。
成人になると約60%、高齢者になると約50%といった具合に徐々に少なくなっていきます。
第4問
高齢者だけではなく、体の水分が多い子どもも脱水症状を起こしやすい傾向にあります。
その理由はなんでしょうか?
1.体から出ていく水分も多い
2.喉の渇きを感じにくい
3.理由は分かっていない
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1.体から出ていく水分も多い
子どもは体の水分量も多いですが、汗などで失われる水分量は成人以上に多いという特徴もあります。
さらに子どもは大人と比べて内臓などの機能がまだ発達していないことも、脱水を起こしやすい原因です。
高齢者だけではなく、小さな子どもも脱水にならないように見守りをする必要があると言えます。
第5問
脱水は最悪の場合、命を落とすことになる恐ろしい症状です。
では、体の水分がどれくらい失われると命の危険があると言われているでしょうか?
1.2%以上
2.5%以上
3.10%以上
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3.10%以上
人間の体は、水分が2%失われると運動能力が低下します。
3%失われると、強い喉の渇き・ぼんやりする・食欲不振などの症状が見られます。5%失われると、疲労感や頭痛・めまいといったよく耳にする脱水の症状が見られます。
そして、10%以上の水分が失われると、最悪の場合は死に至ります。
そうならないためにも早めの水分補給が重要です。特に喉の渇きを感じにくい高齢者の場合は、「喉の渇きを感じていなかったとしても、一定時間ごとにコップ1杯の水を飲む」といった点を意識すると良いでしょう。
第6問
夏が旬のキュウリを食べることで得られる効果はなんでしょうか?
1.むくみ改善・予防
2.水虫改善・予防
3.しもやけ改善・予防
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1.むくみ改善・予防
むくみの原因の1つに「塩分の摂りすぎ」があります。
キュウリには水分と共に「カリウム」という成分が多く含まれています。
カリウムには、汗や尿として体内の余分なナトリウムを排出する働きがあるため、キュウリはむくみ予防・改善に役立つと言えます。
第7問
7月10日は、語呂合わせで「納豆の日」です。
納豆には「ナットウキナーゼ」という成分が含まれています。その健康効果はなんでしょうか?
1.血栓予防
2.脱水予防
3.汗疹予防
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1.血栓予防
納豆にはたんぱく質・ビタミンK・ビタミンB2・食物繊維など様々な栄養が含まれており、整腸作用・免疫力を上げる効果などが期待できます。
また、納豆には「ナットウキナーゼ」という成分が含まれおり、血栓予防効果があると言われています
「ナットウキナーゼ」は納豆に含まれる酵素タンパク質の一種。血栓とは、血管内にできる血の塊であり、これができると血液が詰まってしまい危険です。
第8問
納豆を食べるなら朝と夜、どちらが健康に良いでしょうか?
1.朝
2.夜
3.どちらでも良い
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3.どちらでも良い
納豆には様々な栄養が含まれており、朝と夜どちらに食べても健康に良い効果が期待できます。
ただし、どんな効果を重視したいかでおすすめの時間帯は変わります。
朝に納豆を食べると、たんぱく質による代謝のアップ・食物繊維による整腸作用が期待できます。冷えや便秘が気になる人は、1日の始まりである朝に納豆を食べるのがおすすめです。
また、ナットウキナーゼは夜寝ている間に活発になります。さらに人間の血液が一番ドロドロになりやすい時間帯こそが、汗や口呼吸などで水分が失われた朝の時間帯です。
そのため夜に納豆を食べると、血液をサラサラにする効果がよく働いて血栓予防効果がより強く期待できると言えます。
第9問
「ナットウキナーゼ」を効率よく吸収する方法はなんでしょうか?
1.炊き立てのご飯に乗せる
2.単品で器に入れる
3.炒飯に加える
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2.単品で器に入れる
ナットウキナーゼは熱に弱く、70℃程の温度でその効果が損なわれてしまいます。
炊き立てのご飯は85℃前後であるため、相性抜群にも関わらず栄養効率は下がってしまいます。
そのため、炊き立てご飯に乗せるのではなく別の器に入れて食べるとナットウキナーゼを生かしたまま摂取することができます。
ご飯に乗せる場合は、盛って少し待ってからにすると良いでしょう。
第10問
健康に良い納豆ですが、ある薬との相性が悪いためその薬を飲んでいる人は納豆を食べてはいけません。
どんな薬でしょうか?
1.便秘薬
2.血液をサラサラにする薬
3.水虫の薬
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2.血液をサラサラにする薬
「抗凝固剤」という、血液をサラサラにして血栓をつくりにくくする薬があります。
納豆にも血液をサラサラにする効果がありますが、納豆を食べると納豆に含まれるビタミンKの働きによりこの薬の働きが弱まってしまいます。
そのため、心筋梗塞などの治療をしており、「ワーファリン」などの抗凝固剤を飲んでいる人は納豆を食べてはいけません。
【7月クイズ】健康に関する豆知識!楽しく学べる面白い問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第11問
夏が旬のトウモロコシは、ヒゲの部分をお茶にして飲むことができます。
その健康効果はなんでしょうか?
1.便秘改善・予防
2.花粉症改善・予防
3.虫歯予防
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1.便秘改善・予防
トウモロコシのヒゲ茶には、整腸作用がある食物繊維が豊富に含まれています。それにより便秘の改善や予防の効果が期待できます。
さらにカリウムが含まれているため、むくみ予防効果も期待できます。
第12問
夏はキンキンに冷えたビールが美味しい季節です。
しかし、ビールにも相性のいいおつまみにも「プリン体」が含まれている点は要注意です。
では、尿酸値を上げないおつまみはどれでしょうか?
1.唐揚げ
2.冷やしトマト
3.タラコ
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2.冷やしトマト
ビールには尿酸値を上げるプリン体が多く含まれており、注意が必要です。
さらにビールと相性が良い揚げ物など、人気のおつまみもプリン体が多い点にも要注意です。
そこでおつまみを緑黄色野菜・こんにゃく・キノコなどにすることでプリン体の過剰摂取になる可能性を抑えることができます。
そして、ビールの飲み過ぎ自体にも注意しましょう。
第13問
夏休みになると飛行機や新幹線で旅行に行く人も多くなります。
では、長時間座っていることで起こる「エコノミークラス症候群」は何が原因でしょうか?
1.血液の流れの悪化
2.寝不足
3.筋肉痛
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1.血液の流れの悪化
長時間、窮屈な座席で同じ姿勢のまま座っていると血の流れが悪くなります。
それにより血管の中に血の塊が作られ、そこに痛みや腫れが生じる可能性があります(深部静脈血栓症)。
その塊が一度剥がれて今度は肺の血管につまると、「棟の痛み」「息苦しい」といった症状が現れます(肺塞栓症)。
最悪の場合は死に至る危険もあり、「エコノミークラス症候群」という名前で広く知られています。
「エコノミークラス症候群」と名がついてはいますが、ファーストクラスで起こる可能性もあります。そして自動車や新幹線でも、長時間同じ姿勢のままでいると起こる危険性があります。
第14問
エコノミークラス症候群になりやすいのはどんな体型の人でしょうか?
1.痩せている人
2.太っている人
3.体型による差は無い
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2.太っている人
太っている人の場合は、痩せている人・標準体重の人よりも静脈が強く圧迫されやすく血液が詰まりやすくなります。
他にも高齢者・妊婦・がんのある人などもリスクが高いと言われています。
第15問
エコノミークラス症候群の予防策として間違ったものはどれでしょうか?
1.水を飲む
2.立ったり歩いたりする
3.きつめの服を着る
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3.きつめの服を着る
きつめの服を着ると体が圧迫される形になり、エコノミークラス症候群を引き起こす原因となる可能性があります。
少しゆったり目の服を着ることで、多少リスクを軽減することができます。
また、水を飲むことは血液がドロドロになるのを防ぐことができるため、適度な水分摂取も重要です。
エコノミークラス症候群の大きな原因は長時間同じ姿勢を取ることであるため、立ったり歩いたりして姿勢を変えるのも効果的です。
座った状態で踵を上げ下ろしして足を動かすといった体操もおすすめです。
第16問
7月22日は、語呂合わせで「ナッツの日」です。
ナッツを食べるとニキビができると言われていますが、その真偽はどうでしょうか?
1.本当
2.嘘
3.因果関係は不明
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2.嘘
ナッツは、ニキビの原因にはなりません。
ニキビの原因は脂質と糖質です。
一方、ナッツに含まれているのは血圧を下げたり、悪玉コレステロールを減らす効果のある不飽和脂肪酸でありニキビの原因にはなりません。
第17問
7月12日は、「人間ドック」の日です。
人間ドックは何歳から受けることができるでしょうか?
1.15歳
2.20歳
3.35歳
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2.20歳
人間ドックは、20歳から誰でも受けることができます。
会社では、社員に年1回健康診断を受けさせる義務があるため、その時にオプションとして様々な検査を追加して行うことも多くあります。
ちなみに…人間ドックの日の由来は、1954年(昭和29年)7月12日に日本で初めて組織的に人間ドックが行われたことです。
第18問
人間ドックはどのくらいの頻度で受けると良いでしょうか?
1.年に1回
2.年に2回
3.2年に1回
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1.年に1回
年1回は人間ドックを受けることで、病気の早期発見に繋がります。
また、「このままでは病気になる」というリスクを発見することができれば生活習慣を改善することで予防に繋がります。
第19問
何らかの薬を飲んでいる人が人間ドックを受ける場合、対応として正しいものはどれでしょうか?
1.自分で判断して普段通りに薬を飲む
2.自分で判断して前日の夜から内服を中止する
3.人間ドックの日が決まった時点で主治医に相談する
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3.人間ドックの日が決まった時点で主治医に相談する
人間ドックを受ける場合、検査内容や飲んでいる薬によっては数日前から内服を中止しなければいけない場合もあります。
検査が決まったら早めに主治医に相談し、確認しておきましょう。
自分で勝手に判断して飲んだり、中止したりすることはやめましょう。
第20問
人間ドックを受ける前の準備として間違ったものはどれでしょうか?
1.検査内容がどんなものであっても朝食は欠かさず食べる
2.体に異変を感じる場合は、いつ頃から症状が出たかなどをメモしておく
3.治療中の病気がある場合は、おくすり手帳を用意しておく
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1.検査内容がどんなものであっても朝食は欠かさず食べる
食事は検査結果に影響を与えるため、「前日〇時までに食事を済ませるように」といった指示は必ず守りましょう。
自分の体の異変の情報を整理したり、お薬手帳を用意しておくと医師に現在の症状をより正確に伝える手段として有効です。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!