
博士
今回は7月に関する雑学クイズを紹介するぞ!知っておくと周りに自慢できるかも知れないぞぉ。ぜひ挑戦してみるのじゃ!
【高齢者向け】7月の雑学&豆知識クイズ問題【前半10問】


博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢を出すから正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
7月と言えば「七夕」。では七夕では、なぜ笹に短冊を吊るすのでしょうか?
1.笹がどこでも手に入っていたから
2.笹は神聖なものとされていたから
3.笹は天まで届くほど大きく成長するから
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2.笹は神聖なものとされていたから
笹は七夕以前から神聖なものとして扱われ、神事などに用いられてきました。笹の葉が擦れ合う音は、神様を招くとも言われています。そのこともあって、七夕の願い事も神聖な笹に吊るすようになったと言われています。
第2問
童謡の『たなばたさま』にも出てくる五色の短冊。これは中国の陰陽五行説にちなんだものです。赤、黄、白、黒と、あと1色は何色でしょうか?
1.青色
2.茶色
3.虹色
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1.青色
【赤、黄、白、黒、青】の五色には、「この世のすべてのものの根源である」という意味があります。
また、それぞれの色は
赤は、火(礼):目上への礼を大切にすること
靑は、木(仁):他者を思いやること
黄は、土(信):約束を守ること
白は、金(義):ルールを守ること
黒は、水(智):優れた知識・知恵を持つこと
を表しています。
第3問
七夕の夜にだけ会えるとされている織姫と彦星。2人の再開のために、天の川に橋をかける鳥は何の鳥でしょうか?
1.ペンギン
2.カラス
3.カササギ
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3.カササギ
カササギは名前こそサギに似ていますが、分類上はサギとは全くの別種であり、カラスの仲間です。織姫と彦星の再開のため、天の川に橋をかける鳥として有名です。
第4問
暑い夏に食べたくなるかき氷。7月25日は『かき氷の日』にもなっており、実は日本の歴史には古くからその存在が記されています。では、いつ頃からかき氷は登場しているでしょうか?
1.平安時代
2.江戸時代
3.大正時代
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1.平安時代
かき氷は平安時代から親しまれていました。清少納言の『枕草子』の中に、「削り氷に甘葛(あまずら)入れて、あたらしき鋺(かなまり)に入れたる」という文章があります。
甘葛は、蔦(つた)植物の樹液を集めて煮詰めたシロップのようなもので、今のように当たり前に砂糖が手に入る時代ではない当時には貴重な甘いものでした。「削った氷に甘葛(あまずら)かけた物を新しいお椀に入れる」というような意味の文になり、現在のかき氷と言えます。とは言え、氷も甘葛も貴重なため貴族にしか食べられませんでした。
また、『かき氷の日』の由来については・・・、かき氷は夏氷(なつごおり)とも言い、『7(な)2(つ)5(ごおり)』という語呂合わせになること。そして、1933年(昭和8年)7月25日に、山形市で当時の最高気温40.8℃を記録したことが由来しています。
第5問
かき氷のシロップには実は脳の錯覚を利用したあるトリックがあります。それは一体なんでしょうか?
1.実は全部同じ味
2.実は激辛
3.実はかなり酸っぱい
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1.実は全部同じ味
かき氷のシロップの材料は基本的に『果糖ぶとう』というものです。例えば、イチゴシロップであれば、果糖ブドウ糖にイチゴに近い香りとイチゴに近い色の着色料を加えて作られます。つまり、シロップは匂いと色が違うだけで味は同じになります。
人間は舌だけではなく、香りや見た目の情報も合わせて味を感じているのです。
第6問
7月の第3月曜日は海の日です。では、海の日の由来はなんでしょうか?
1.日本初のマグロ漁が行われた
2.日本で初めて海水浴場が整備された
3.明治天皇が乗った船が無事に帰港した
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3.明治天皇が乗った船が無事に帰港した
1876年(明治9年)、明治天皇が東北地方を巡幸(天皇が各地を見て回ること)するため乗船。同年7月20日に灯台巡視船『明治丸』で横浜港に無事ご帰着されました。そのことを祝う『海の記念日』が海の日の始まりです。
第7問
海開きの多くは7月に行われますが、日本最速の海開きはどこで行われるでしょうか?
1.沖縄
2.北海道
3.東京
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3.東京
東京都小笠原村の父島・母島で元旦に行われる海開きが日本最速です。神事が行われるなど観光客が集まるイベントでもありますが、いくら暖かいとは言えお正月早々から泳ぐ人は多くはないようです。本格的に海水浴に適した時期になるのは5月頃からです。
第8問
7月は「冬瓜(とうがん)」が旬の時期です。夏に収穫する野菜なのに、『冬』と名前につくのはなぜでしょうか?
1.元々は冬が旬の品種が主流だった
2.夏に収穫したものが冬まで保管できるとされたから
3.冬に花が咲くから
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2.夏に収穫したものが冬まで保管できるとされたから
冬瓜は貯蔵性が高く、夏に収穫したものでも冬まで保管できると言われています。ただ、日持ちはするものの実際にそこまで長期間の貯蔵はできないようです。
第9問
7月が旬の野菜に『ジュウロクササゲ』というマメ科の野菜があります。この名前の由来はなんでしょうか?
1.16㎝程の長さに成長するから
2.種を植えて16日で芽が出るから
3.さやの中に16粒の豆が入っているから
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3.さやの中に16粒の豆が入っているから
ジュウロクササゲは漢字で書くと『十六大角豆』となり、愛知県と岐阜県を中心とした地域で主に作られるマメ科の野菜です。
さやの長さは30~50cmほどであり、しなるように柔らかいのが特徴です。さやの中に16粒の豆が入っているからこのような名前になったと言われていますが、実際にはもっと多くの豆ができることもあります。
第10問
なぜ海は青く見えるのでしょうか?
1.海藻から出るエキスの影響
2.光の反射の影響
3.魚の影が影響している
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2.光の反射の影響
光は海水に吸収されてだんだん弱くなっていきます。波長の長い赤や黄色の光は海水に吸収されていきますが、青色の光は散乱しやすいため海水に吸収されにくく、海の表面で反射されます。つまり、青い光が海水の表面に残って反射されていることで、海は青く見えます。実際に海の水をすくうと青色ではなく、透明であることがよくわかりますね。
【高齢者向け】7月の雑学&豆知識クイズ問題【後半10問】


博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
毎年7月は「暑い時期に気をつけなければいけないこと」への注意喚起や啓発が行われる月間です。何に対する注意が促されているでしょうか?
1.熱中症
2.食べ過ぎ
3.花粉症
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1.熱中症
熱中症にかかる人を少なくするために、国民の一人一人が熱中症予防の正しい知識を持てるよう、毎年7月を『熱中症予防強化月間』として注意喚起が行われています。
水分・塩分を補給する、エアコンを使用する、炎天下での無理な作業や運動を可能な限り避ける、無理せず休憩を取るなどの予防が重要になります。
ちなみに、令和元年と令和2年は猛暑が続いたため、8月31日まで月間を延長して注意喚起が行われていました。
第12問
2020年7月、熱中症で救急搬送された人が最も多く出た場所はどこでしょうか?
1.自宅
2.海
3.道路
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1.自宅
消防庁の発表では熱中症で救急搬送された人が最も多かった場所は、自宅で約38%を占めています。家の中であっても水分を摂らずにいたり、エアコンも使わず暑いのを我慢していると発症のリスクは高まります。
毎年自宅で熱中症になる人は多い傾向にあり、熱中症予防を改めて意識していく必要があります。
第13問
夏に食べたくなる「アイスクリーム」。冷凍庫から出したばかりは硬くてなかなかスプーンですくえないこともあります。そんなアイスクリームを食べるための専用スプーンがあります。それは、どんなスプーンでしょうか?
1.先端が鋭いスプーン
2.手の熱を伝えてくれるスプーン
3.重さ1kgの重量感のあるスプーン
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2.手の熱を伝えてくれるスプーン
アイスクリーム用のスプーンは、手の熱がスプーンを通してアイスに伝わるため、すくいたい部分が少しだけ溶けます。これによってアイスのヒンヤリした心地よさは残したまま、通常のスプーンよりもすくいやすくなります。
第14問
7月の誕生石はなんでしょうか?
1.石ころ
2.ダイヤモンド
3.ルビー
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3.ルビー
ルビーは『情熱、仁愛、威厳』といった意味を持っています。赤い色は血を連想させ、毒薬やコレラから身を守り、血や熱に対して効き目があるとも言われてきました。
ちなみに、ルビーの中でも『ピジョンブラッド(鳩の血)』と呼ばれる深く透明な濃い赤のルビーは最高級と言われています。
第15問
夏の風物詩の1つに団扇があります。その団扇に関する言葉で『左団扇』というものがありますが、これは一体どんな意味の言葉でしょうか?
1.左利きの人専用の団扇
2.余裕のある楽な暮らしぶり
3.右手で他のことをしつつ、左手では団扇を使う慌ただしい様子
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2.余裕のある楽な暮らしぶり
『左団扇』は江戸時代に誕生したと言われており、裕福で安楽な暮らしを意味する言葉です。
多くの人が右利きであるため、利き手ではない左手で団扇を使う姿は余裕があり、優雅に見えることがからこの言葉が生まれたと言われています。
第16問
プールではお馴染みの「ウォータースライダー」。このウォータースライダーが初めて登場したのはどこでしょうか?
1.東京
2.千葉
3.埼玉
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2.千葉
1963年(昭和38年)、千葉県船橋ヘルスセンター(現ららぽーとTOKYO-BAY)の『大滝すべり』が日本初のウォータースライダーになります。
実は、日本初どころか世界初のウォータースライダーでした。しかし、当時はまだ全国的な知名度はありませんでした。本格的にウォータースライダーが広まったのはバブル期頃になります。
第17問
杏仁豆腐には7月に旬を迎える果物の種が材料として使われています。その果物はなんでしょうか?
1.スイカ
2.メロン
3.杏子
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3.杏子
杏仁とはアンズの種の中にある硬い皮に包まれた白い実のことです。杏仁豆腐の独特な風味はこの種のお陰なんです。
また、アンズの実はジャムやドライフルーツに加工されることも多い果物です。種は『杏仁(きょうにん)』とも呼ばれ、咳止めの薬としても用いられています。
第18問
早口言葉に「すももも桃も桃のうち」というものがあります。7月はすもも、桃が共に旬の時期です。早口言葉ではこうは言っていますが、実はすももと桃は厳密には別種の果物です。その違いはなんでしょうか?
1.すももは、桃ではなくサクランボに近い果物
2.すももは、果物ではなく厳密には野菜である
3.すももは、日本では栽培できない
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1.すももは、桃ではなくサクランボに近い果物
すももは、分類上は桃ではなくサクランボに近い果物です。
桃は、「バラ科モモ属」に分類されます。果実は水分が多く甘味があり、皮には産毛のようなものがあります。一方、すももは、「バラ科サクラ属」に分類されます。果実は桃よりも硬く、味も酸味が強く表面も産毛のようなものはありません。
第19問
7月はアユが旬を迎える時期でもあります。水質が良い河川で獲れる稚魚や若アユは「香魚(こうぎょ)」とも呼ばれ、夏のある果物のような香りがするとも言われます。その果物は一体なんでしょうか?
1.パイナップル
2.バナナ
3.スイカ
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3.スイカ
普通の鮎は胡瓜のような香りがしますが、水質が良い河川でとれたアユはスイカのようないい香りがします。
ちなみに、養殖のアユの場合は水質が良い場合でもスイカのような香りはしないか、しても香りが弱いと言われています。
第20問
「蚊に刺されやすくなる服の色がある」と言われていますが、それは一体何色でしょうか?
1.白色
2.黒色
3.水色
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2.黒色
蚊は人の目のようにはっきり色を識別することができません。
そんな蚊でも黒系統の濃い色は識別できます。そのため黒色の服を着ていると蚊が寄り付きやすくなります。
白い服を着ている人と比べると、黒い服を着ている人の方に約10倍の蚊が集まったという実験データも存在します。
色以外にも、汗の臭いや体温が高い人に寄って来やすいです。また、人間が吐く二酸化炭素にも反応して寄ってくると言われています。

博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!