博士
今回は冬にまつわる難読漢字クイズを紹介するぞ!クイズを解きながら楽しく漢字の読みや豆知識を学ぶのじゃ!
【冬にまつわる難読漢字クイズ】高齢者向け!読むのが難しい漢字問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!読み方がわからない時はヒントを使うのじゃ。
第1問
懐炉
※ヒント:寒い時に使う物です。
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答え:カイロ
カイロの歴史は古く、灰を使ったカイロが江戸時代初期には既に存在していました。
また、それ以前には火鉢などで温めた石を布で包んで懐に入れる「温石(おんじゃく)」というものが使われていました。
第2問
嗽
※ヒント:風邪予防になります。
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答え:うがい
うがいには、喉や口の粘膜に付着したウイルスなどを洗い流し、感染を予防する効果があります。うがい薬を活用するのも効果的ですが、うがい薬を必要以上に使いすぎると喉の粘膜を痛めてしまい逆効果にもなるので注意しましょう。
第3問
雪達磨
※ヒント:雪玉を2つ重ねて…。
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答え:ゆきだるま
雪達磨と言えば、子どもが気軽に作ることができる雪遊びの定番ですが、江戸時代の雪達磨は現在のものとは違った姿をしていました。
江戸時代に描かれた雪達磨の絵には、雪で達磨を再現したもの(雪像)として描かれています。供え物が置かれている雪達磨の絵もあり、縁起物であったと考えられています。
第4問
鮃
※ヒント:平べったいお魚さんです…。
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答え:ヒラメ
ヒラメはカレイと似ていますが、「左ヒラメに右カレイ」と言うように目の位置で見分けることができます。
現在でこそ別の魚として分類されていますが、19世紀以前の日本では明確な区別がされておらず大きいものはヒラメ、小さいものはカレイと呼んでいました。
第5問
炬燵
※ヒント:日本の伝統的な暖房器具です。
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答え:こたつ
炬燵の起源は室町時代に遡ります。囲炉裏の上にやぐらを組んで、布団をかけたものが炬燵の始まりと言われています。
江戸時代中期になると、囲炉裏の代わりに火鉢を熱源とした炬燵が誕生しました。囲炉裏を活用したものと違い、移動させることができるメリットがありました。
第6問
湯湯婆
※ヒント:寝る時に使う暖房器具です。
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答え:ゆたんぽ
湯たんぽは、室町時代に中国から伝わってきました。その際は「湯婆」という表記でしたが、後に日本では独自に「湯」を1つ足して、「湯湯婆」と書くようになりました。
ちなみに、日本で現存する最古の湯たんぽは岐阜県多治見市で見つかっています。
第7問
雹
※ヒント:空からふってくるものです。
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答え:ひょう
空から降ってくる氷粒のうち、5mm以上のものは「雹」、5mm未満のものは「霰(あられ)」と区別されています。
直径が5cm以上の大きな雹になると落下速度が100kmを超えるため家屋や車が破損するだけではなく、人に当たれば怪我、最悪の場合は命に関わることもあります。
第8問
霙
※ヒント:雨と雪が混ざったものです。
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答え:みぞれ
霙は、「地上の気温が0℃以上で、上空1500mの気温が-6℃以上-3℃未満」の時に降りやすくなります。
また、霙は気象観測の分類上では、雪と同じ扱いをされています。そのため、霙がその年の初雪としてカウントされるケースもあります。
第9問
楚蟹
※ヒント:「越前○○」や「松葉○○」などとも呼ばれます。
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答え:ズワイガニ
ズワイガニは、日本各地に様々な地方名がある蟹です。
福井県の「越前ガニ」、山陰地方(兵庫県北部、京都府北部、鳥取県、島根県)の「松葉ガニ」などが有名です。
更に地域によってはオスとメスで呼び名が違うこともあります。例えば、福井県の「越前ガニ」は厳密に言えばオスのズワイガニを指す呼び名です。福井県や兵庫県ではメスのズワイガニを「セコガニ」と呼びます。
第10問
冬瓜
※ヒント:日持ちするウリ科の野菜です。
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答え:とうがん
冬瓜は、本来は夏が旬の野菜です。そのまま冷暗所で保存すれば冬までもつことから、このような名前になりました。
原産はインドですが、平安時代の記録にも記されており、古くから日本で親しまれている野菜です。
【冬にまつわる難読漢字クイズ】高齢者向け!読むのが難しい漢字問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
氷柱
※ヒント:軒下などにできます。
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答え:つらら
氷柱は、水が屋根などから垂れ落ちる過程で凍ってできたものです。
子どもの頃、「氷柱を食べた」という経験がある方も見えるかもしれませんが、氷柱は絶対に食べてはいけません。
一見綺麗に見える氷柱であっても、それは元々屋根を伝って来た水です。屋根には土埃や鳥の糞が付着しており、そこを伝って来た水はお世辞にも衛生的とは言えないからです。
第12問
注連飾り
※ヒント:お正月に飾ります。
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答え:しめかざり
正月飾りの1つである注連飾りには、年神様をお迎えする神聖な場所であることを示す意味があります。
現在では玄関に飾るのが一般的ですが、昔は仏壇や神棚、かまど、井戸、トイレなど様々な場所に飾っていました。
第13問
鴛鴦
※ヒント:仲がいい夫婦をこの生き物に例えます。
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答え:オシドリ
オシドリはカモの仲間の鳥類です。仲がいい夫婦を「おしどり夫婦」と言いますが、実際のオシドリは夫婦仲が良いとは言えず毎年パートナーを変えており、オスが子育てに協力することもありません。
第14問
樅
※ヒント:クリスマスツリーに使われている木です。
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答え:モミ
モミは松の仲間の植物であり、クリスマスツリーに使われることでも有名な木です。
クリスマスツリーと聞くと海外のイメージがありますが、モミの木は日本にも生えています。
日本のモミの木は海外のものよりも葉っぱが大きくて硬いという特徴もあります。
第15問
皸
※ヒント:寒いと手にできてしまいます。
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答え:あかぎれ
皸は、水仕事が原因で起こりやすくなります。
手が濡れたままだと、手についた水分が蒸発する際に手が本来持っていた水分まで一緒に蒸発して乾燥してしまいます。
それを予防するためには、水を使った後には十分に拭き取ることが需要になってきます。更にハンドクリームなどによる保湿を組み合わせると効果的です。
第16問
馴鹿
※ヒント:サンタクロースの相棒と言えば…。
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答え:トナカイ
トナカイは、鹿の仲間の中で唯一オスにもメスにも角がある生き物です。
そして、角が生え変わる時期がオスとメスで違うという特徴もあります。
オスは春に角が生えて秋から冬にかけて抜け落ち、メスは冬に角が生えて春から夏にかけて抜け落ちます。
オスのトナカイの場合は繁殖期の抗争に角を用いますが、メスの場合は子どものために雪を掘り起こしてエサを探すのに角を用いるため、このような仕組みになりました。
第17問
橇
※ヒント:現在は子供たちの遊び道具になっています。
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答え:ソリ
橇は、荷重を広い面積に分散させることで雪に沈むのを防ぎながら移動できる道具です。人が乗ったり、物を運んだりと便利ですが自力では動くことができません。
そのため、寒さに強く雪の上の移動が得意な犬やトナカイの力を借りて引っ張ってもらう必要がありました。
第18問
柊
※ヒント:葉っぱがトゲトゲしています。
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答え:ひいらぎ
柊は、昔から魔よけの効果があるとされている植物です。
節分飾りには柊と焼いた鰯の頭を組み合わせた「柊鰯」というものがあり、鬼を追い払う物とされています。鬼は鰯の生臭さと、柊の葉のトゲが苦手であるとされており、鬼が苦手なものを組み合わせた節分にぴったりの魔よけと言えるでしょう。
第19問
芹
※ヒント:冬の野菜でもあり、春の七草の1つでもあります。
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答え:セリ
セリは、春の七草の1つとして知られていますが、冬が旬の野菜として栽培もされています。
野菜として栽培されたセリは、野草として採取したセリよりも灰汁が少ないという特徴もあります。
また、セリは秋田県の郷土料理「きりたんぽ鍋」には欠かせない食材にもなっています。
第20問
御神籤
※ヒント:初詣で多くの人がこれを引きます。
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答え:おみくじ
引いたおみくじを木の枝などに結ぶ行為は、「縁結びに通ずる」ということで江戸時代から行われている文化です。
「大吉・吉・中吉・小吉・凶」の順に運が良いとされるのが基本ですが、神社によっては吉と中吉の順位が逆であったり、「末吉」などを追加して区分けを増やしているところもあります。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!