博士
今回は、高齢者向けに新年(年始)に解きたい三択クイズ問題を出題するぞ!お正月に関する豆知識などのクイズじゃ!
【お正月にちなんだクイズ】高齢者向け!簡単&面白い新年・年始の雑学問題【前編10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢を出すから正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ!
第1問
一般的に新年の挨拶はいつまでに済ませるのが良いとされているでしょうか?
1.1月3日まで
2.1月7日まで
3.1月15日まで
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2.1月7日まで
地域で期間は異なりますが、一般的に新年の挨拶は1月7日までに済ませるのが良いとされています。
門松などを飾るのは松の内と呼ばれる1月7日までです。(1月15日までを松の内とする地域もある)
お正月飾りも松の内までなので、この期間内に挨拶を済ませるのが良いとされます。
第2問
お正月の由来は次のうちどれでしょうか?
1.年神様を迎えてお祝いをする行事
2.新年をみんなでお祝いする行事が始まり
3.新年は仕事をせず過ごしたいという思いから始まった
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1.年神様を迎えてお祝いをする行事
1月1日になると各家に年神様が来るとされています。年神様を迎えてお祝いし、より多くのご加護を得ようと始まったのがお正月です。
第3問
お正月に子供にあげるお年玉の由来はなんでしょうか?
1.年神様の贈り物・魂
2.中国から由来し、龍が落とした玉
3.子供が遊ぶ丸いおもちゃ
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1.年神様の贈り物・魂
お年玉には、年神様の魂や贈り物、新しい魂などの意味があります。
昔から、お正月には年神様が家にやってきて、供えた鏡餅に年神様の魂が宿るとされていました。そして、その鏡餅を割って家族に分け与えることでご利益が得られると考えられていたようです。
昔は、この年神様の魂が宿っている鏡餅を「御年魂」と呼び、現在では魂が玉に変わり「お年玉」と呼ばれるようになったとされます。
第4問
初夢は何日に見る夢のことを指しているでしょうか?
1.12月31日の夜から1月1日に見る夢
2.1月1日の夜から1月2日に見る夢
3.1月2日の夜から1月3日に見る夢
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2.1月1日の夜から1月2日に見る夢
初夢は一般的には、「1月1日の夜から1月2日に見る夢」であるとされています。
昔は12月31日の夜から1月1日の朝まで寝ずに過ごす習慣があったことが関係しているとも言われています。
書き初めや初商いなど多くの新年の行事が2日に行われることから、「1月2日の夜から1月3日に見る夢」を初夢とする説もあるようです。
第5問
初夢では一富士二鷹三茄子と縁起の良い夢が有名ですが、これには続きがあります。
5番目に縁起の良いとされるものは次のうちどれでしょうか?
1.ふんどし
2.タバコ
3.坊主(僧侶)
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2.タバコ
一富士二鷹三茄子の続きは、四扇五多波姑六座頭(シオウギゴタバコロクザトウ)と続きます。
昔は、タバコ(多波姑)はお祭りや祝いことでもちいられ、縁起の良いモノとして扱われていました。タバコは、煙が上にあがることから、運気上昇や出世するなどの意味があります。
四の扇は末広がりで縁起が良い、六の座頭は琵琶法師のことを指し、琵琶法師は頭に毛がないことから「怪我ない」に転じて縁起が良いとされます。
第6問
お正月に使われるお祝い箸はなぜ両端が使えるようになっているのでしょうか?
1.お肉用と野菜用に別けられている
2.ご飯用とお吸い物用に別けられている
3.自分用と神様用に別けられている
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3.自分用と神様用に別けられている
お祝い箸は両端が細くなっているのが特徴です。
一方は人間が使い、もう一方は神様が使うために細くなっています。
このお祝い箸は、元日から使い始めて三が日まで使い、地域によっては1月7日の松の内まで同じお祝い箸を使います。
第7問
おせち料理に欠かせない黒豆に込められた意味は次のうちどれでしょうか?
1.まめ(豆)に働けるように
2.豆粒のようなお金でもコツコツと貯められるように
3.肌が黒くなるほど外で元気に遊べるように
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1.まめ(豆)に働けるように
黒豆には、まめに働けるようにという願いが込められていると言われています。
現代では、比較的いつでも働ける環境が整っていて、働きたいという気持ちは薄いかもしれません。
しかし、昔の人にはいつも働けることがとても困難だったため、今年もまめに働けるようにという願いをおせち料理に込めて食べられるようになったと言われています。
第8問
おせち料理に入っている伊達巻の巻き方での意味で正しいのは次のうちどれでしょうか?
1.左巻きだと左手が器用になり、右巻きだと右手が器用になる
2.左巻きは福を入れ右巻きは厄を祓う
3.左巻きはエネルギーを出し、右巻きはエネルギーを取り入れる
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3.左巻きはエネルギーを出し、右巻きはエネルギーを取り入れる
渦巻きはエネルギーの流れを表しています。
そして、エネルギーは右巻きが入る、左巻きは出るとされます。右巻きの伊達巻は、エネルギーを取り込めるので縁起が良いとされています。
また、伊達巻の形が巻物にも似ていることから学業成就、卵は子宝を意味することから子孫繁栄の意味も込められています。
第9問
縁起の良い料理ばかりのおせち料理ですが、もともと何のために作られるようになったと言われているでしょうか?
1.お正月は料理をしなくてもよいように
2.新年の挨拶に来た人に豪華な料理を見せてお金持ちぶりをアピールするため
3.お客の少ないお正月に弁当屋が儲けるために作り出した
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1.お正月は料理をしなくてもよいように
おせち料理を作る理由は諸説ありますが、年神様を迎えるお正月は炊事をしないように、家事をする女性にお休みを与えたいという思いからおせち料理が作られるようになったという説があります。
本来お正月は年神様を迎える行事なので、年神様をもてなす料理でもあります。
第10問
鏡餅にミカンをのせることにどんな願いが込められているでしょうか?
1.家内安全
2.子孫繁栄
3.厄払い
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2.子孫繁栄
鏡餅にのっている果物は厳密に言えばミカンではなく、「橙(だいだい)」という柑橘類です。
これには、「子孫がだいだい(代々)途絶えることなく繁栄するように」という意味が込められています。
近年では代わりにミカンを使うことも多くなっていますが、新年を祝う気持ちに変わりはないので問題ないと言えるでしょう。
【お正月にちなんだクイズ】高齢者向け!簡単&面白い新年・年始の雑学問題【中編10問】
博士
前編10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第11問
元旦の朝に飲むお酒のことを何と呼ぶでしょうか?
1.祝い酒
2.お神酒(オミキ)
3.お屠蘇(オトソ)
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3.お屠蘇(オトソ)
元旦に無病息災を願って飲むお酒をお屠蘇と言います。
これは、中国の唐の時代に伝わったとされ、江戸時代には一般庶民も飲むようになったとされます。
「お神酒」は神様にお供えするお酒のことで、一般的なお祝いで飲むお酒を「祝い酒」と言います。
第12問
元旦に飲むお屠蘇(オトソ)は清酒やみりんに何を漬け込むでしょうか?
1.七草
2.藁(ワラ)
3.生薬
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3.生薬
お屠蘇は、大晦日に屠蘇散(屠蘇延命散)と呼ばれる複数の生薬を清酒やみりんに付け込んだものです。
長寿や健康を祈願して、生薬を一晩漬けこんだお屠蘇を元旦に飲みます。
第13問
一般的に初詣はどこに行くのが良いとされているでしょうか?
1.自宅からもっとも近い神社
2.地域でもっとも大きな神社やお寺
3.日本でもっとも大きな神社やお寺
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1.自宅からもっとも近い神社
一般的に、自宅からもっとも違い神社に自宅を含む地域の守り神(氏神様)が祀られています。
そのため、有名な神社やお寺に行くにしても、まずはもっとも身近にある神社にお参りに行くのが良いとされます。
第14問
新年最初に汲む水のことを何と呼ぶでしょうか?
1.聖水
2.新水
3.若水
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3.若水
新年最初に汲む水のことを「若水(わかみず)」と言い、初水、福水とも呼びます。
この若水を飲むと邪気が払えるとされ、そのまま飲むだけでなく、神棚に供えたり、お雑煮やお茶などにも使ったりします。
昔の書き初めでは、この若水を使って墨をすり、新年の抱負などを書いていました。
第15問
お正月に鏡餅を飾るのはなぜでしょうか?
1.神様の依り代として飾る
2.五穀豊穣を願って飾る
3.子孫繁栄のために飾る
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1.神様の依り代として飾る
鏡餅は家にやってきた年神様の依り代になるとされています。
年神様が宿る鏡餅を食べて運気や力を体に取り入れることで、年神様のご利益をも受けられると考えられています。
第16問
お正月にお供えしていた鏡餅を食べる鏡開きは、なぜ「開き」という言葉を使うようになったでしょうか?
1.昔はお餅を手で開いて細かくしていたから
2.家族が口を開き、お餅を食べる様子からつけられた
3.「割る」「切る」は縁起が悪いから
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3.「割る」「切る」は縁起が悪いから
鏡開きは、武家から始まったとされます。
武家では、切腹をイメージする刃物は嫌われ、「割る」も縁起が悪いことから「開く」の言葉が使われるようになったとされています。
第17問
1月7日に七草粥を食べる理由は次のうちどれでしょうか?
1.胃腸をいたわり、無病息災を願って食べる
2.くさらず仕事や学業を頑張れるように食べる
3.雑草のような生命力を得られるようにと願いを込めて食べる
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1.胃腸をいたわり、無病息災を願って食べる
お正月は、いろいろなご馳走とお酒で胃や腸が弱りやすいです。
そんな胃腸や体の調子を整える作用のある七草と、消化の良いおかゆで胃腸をいたわり、無病息災を願って食べます。
第18問
お正月にもらうお年玉を入れる袋を「ポチ袋」と言います。
なぜ「ポチ」という言葉が使われるようになったでしょうか?
1.「これっぽっち」の「ぽっち」からポチになった
2.昔は小さな袋をポチと呼んでいたから
3.年神様からいただく贈り物をポチと呼ぶから
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1.「これっぽっち」の「ぽっち」からポチになった
ポチ袋のポチは、「これっぽっち」というとても少ないことを指す言葉から来ているとされています。
ポチは京阪地方の方言でもあり、芸子などにあげる祝儀やチップのことを指す言葉です。
第19問
お正月の定番の遊びとして「凧揚げ」があります。
この凧揚げの意味は次のうちどれでしょうか?
1.子供の健やかな成長を願った
2.凧に願いを書いて天にいる神様に願いを届けるため
3.凧をあげると八つ願いが叶うと言われていたから
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1.子供の健やかな成長を願った
昔の新年は立春で、この春が始まる季節に空を見上げると健康になると言われていました。
このいわれから、お正月に凧揚げをして子供の健やかな健康を願うようになったと言われています。
第20問
門松に竹が使われるのはどんな意味が込められているでしょうか?
1.長寿の願いを込めて
2.邪気が入らないように
3.家を浄化するため
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1.長寿の願いを込めて
竹は切り倒してもまた生えてくるほどの生命力があり、長寿を願って松と一緒に飾るようになったようです。
これは室町時代から始まったとされ、それまでは竹は使わず、雄松と雌松を家の門に飾るのが一般的でした。
【お正月にちなんだクイズ】高齢者向け!簡単&面白い新年・年始の雑学問題【後編10問】
博士
中編10問はどうじゃったかのう?「まだまだ物足りない!」という人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第21問
海外の人に新年の挨拶をしたい時「A Happy New Year」か「Happy New Year」のどちらが適切でしょうか?
1.A Happy New Year
2.Happy New Year
3.どちらでもいい
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2.Happy New Year
海外の人に新年の挨拶をする時は、「Happy New Year」と言いましょう。
「A」は必要ありません。「Happy Birthday」の最初に「A」をつけないのと同じです。
第22問
鏡餅の下に敷く紙を「四方紅(しほうべに)」と言います。
それが表すものが2つありますが、間違ったものはどれでしょうか?
1.昨年と新年
2.天と地
3.東西南北
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1.昨年と新年
鏡餅を置く台である「三方」の上に「四方紅(しほうべに)」を敷き、その上に鏡餅を乗せるのが正しい飾り方です。
四方を紅で縁取った色紙であり、「天地四方(天と地、東西南北)」を拝して災いを払い、新年の繁栄を願う意味が込められていると言われています。
第23問
「くじら雑煮」はどこの郷土料理でしょうか?
1.青森県
2.愛知県
3.沖縄県
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1.青森県
雑煮は同じ名前の料理なのに、地域によって使われる具材や味付けが異なるのが面白い正月の料理です。
「くじら雑煮」は青森県で食べられており、くじらの皮と野菜を煮込んだ雑煮です。
かつて八戸市に捕鯨基地があったことからクジラを食べる文化が発達し、それが雑煮にも取り入れられたようです。
第24問
奈良県で食べられている雑煮はなんでしょうか?
1.きなこ雑煮
2.黒蜜雑煮
3.ずんだ雑煮
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1.きなこ雑煮
きなこ雑煮は、甘めの白みそで仕立てた雑煮です。
食べる際に丸餅を取り出し、別に添えられた砂糖入りのきなこをつけるのが特徴の雑煮です。
第25問
お節料理に入るブリに込められた意味はなんでしょうか?
1.無病息災
2.家内安全
3.立身出世
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3.立身出世
ブリは成長と共に名前が変わる出世魚であるため、立身出世を願う意味が込められています。
一般的に焼き物としてお節料理の弐の重に入れられます。
第26問
羽根つきの羽はある生き物がモチーフになっているとも言われています。
それはなんでしょうか?
1.ツル
2.トンボ
3.フクロウ
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2.トンボ
古来よりトンボは人間にとっての害虫である蚊を食べてくれるため、縁起の良い虫と言われています。
羽をトンボに見立てて「虫に刺されて病気をしませんように」と願いを込めたとされています。
第27問
羽根つきの遊び方は何種類あるでしょうか?
1.1種類だけ
2.2種類
3.5種類
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2.2種類
羽根つきには2人で向かい合って羽を突き合う「追い羽根」と、1人で連続して何回突けるかを競う「突き羽根」という2種類の遊び方があります。
羽根つきと言えば羽を落とした相手の顔に墨を塗るため、「追い羽根」のイメージしかない人も多いのではないでしょうか?
第28問
福笑いが誕生したのはいつ頃だと言われているでしょうか?
1.弥生時代
2.江戸時代
3.昭和時代
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2.江戸時代
福笑いの原型となる遊びは、江戸時代の中期から後期に誕生したと言われています。
それが正月の遊びとして広く定着したのは、明治時代になってからだと言われています。
第29問
役目を終えた正月飾りを使った行事があります。
その行事では正月飾りをどうするでしょうか?
1.燃やす
2.地面に埋める
3.川に流す
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1.燃やす
1月15日前後に、役目を終えた正月飾り(門松やしめ飾りなど)を藁や木とともに燃やして豊作と厄除けを願う行事である「左義長(さぎちょう)」が行われます。
地域によっては「どんど焼き」「道祖神(どうそじん)祭り」とも呼ばれています。
第30問
おみくじを引いた後のルールとして正しいものはどれでしょうか?
1.境内に結ばなければいけない
2.持ち帰らなければいけない
3.特に決まりはない
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3.特に決まりはない
引いたおみくじは持ち帰る人もいれば、境内に結んで行く人もいます。
引いた後のおみくじの扱いに関しては、厳密なルールがあるわけではありません。
結んで帰っても、持ち帰ってもどちらでも大丈夫です。
ただし、一度持ち帰った場合は境内に結ばずにきちんと神社に納めると良いとは言われています。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!