博士
今回は冬の食べ物に関する雑学クイズを出題するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ!
【冬の食べ物クイズ】高齢者向け!面白い雑学&豆知識問題【前編10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ!
第1問
なぜレンコンには穴が空いているのでしょうか?
1.空気を通すため
2.熱を蓄えるため
3.虫食いで穴が空いた
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1.空気を通すため
レンコンは、空気を通すために穴が空いています。
レンコンも植物なので呼吸をしますが、レンコンは水底の泥の中という酸素が少ない環境で育っています。
そのため、水中に居ても空気が届くようにするための通り道として穴が空いています。
第2問
白菜の黒い点の正体はなんでしょうか?
1.汚れ
2.ポリフェノール
3.花粉
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2.ポリフェノール
白菜の黒い点の正体は、ポリフェノールです。
ポリフェノールは、植物が光合成を行う際に作られる物質です。
白菜の場合は、環境によるストレスを感じるとポリフェノールがゴマ粒のような小さな黒い点となって表れます。
多少気になるかもしれませんが、食べても問題ありません。
第3問
お節料理の「田作り」に込められている願いはなんでしょうか?
1.子の健康
2.五穀豊穣
3.金運向上
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2.五穀豊穣
田作りには、五穀豊穣を願う意味があります。
昔、大量に獲れた片口イワシを農作物の肥料として使ったところ、その田畑が豊作になったことにちなんでいます。
第4問
「知識が増えるように」という願いが込められたお節料理はなんでしょうか?
1.紅白かまぼこ
2.昆布巻き
3.伊達巻き
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3.伊達巻き
伊達巻きは、その形が巻物に似ていることから「知識が増えるように」という願いが込められるようになりました。
また、伊達政宗の好物であったためこのような名前になったという説があります。
第5問
お節料理の重箱が五段の場合、五の重には何を入れるでしょうか?
1.デザート
2.麺類
3.何も入れない
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3.何も入れない
五の重には、何も入れません。
五の重は「控えの重」として、年神様から授かった福を詰めるために何も入れずに空にしておきます。もしくは家族の好物か、他の重に入りきらなかった分を入れるようにします。
また、他の重には次のようなものを入れるようになっています。
- 壱の重・・「口取り・祝い肴」として、田作りや数の子、黒豆など
- 弐の重・・・「焼き物」として海老や鯛といった縁起の良い海の幸
- 参の重・・・「煮物』としてレンコンや里芋、牛蒡などを使った筑前煮
- 与の重(四は縁起が良くないとされ、こう表記されることもあります)・・・「酢の物・和え物」として紅白なます、小肌粟漬けなど
第6問
海のミルクとも呼ばれるものはなんでしょうか?
1.ナマコ
2.カキ
3.ワカメ
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2.カキ
牡蠣(カキ)は、色が牛乳と同じく白いこと、牛乳と同じように栄養が豊富であることから「海のミルク」と呼ばれるようになりました。
また、牡蠣は夏と冬に旬を迎える貝です。夏は岩牡蠣、冬は真牡蠣が旬を迎えます。
岩牡蠣は時間をかけて成長するため、殻と身が非常に大きく育ちジューシーな味わいが楽しめます。
真牡蠣は、岩牡蠣より小ぶりではありますが旨味が濃縮されクリーミーな味わいが楽しめます。
第7問
「大口魚(たいこうぎょ)」とも呼ばれていた冬が旬の魚はなんでしょうか?
1.タラ
2.カツオ
3.マグロ
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1.タラ
タラは、大きな口を開けて他の生物を捕食するため昔から「大口魚」とも呼ばれていました。
また、タラを漢字で書くと「鱈」となりますが、これはタラの身が雪のように白いことにちなんで日本で作られた漢字です。
第8問
レモンの香り成分が最も多く含まれているのはどの部分でしょうか?
1.果実
2.皮
3.種
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2.皮
レモンの香り成分は、果実よりも皮の方に多く含まれています。
そのため、レモンを絞る際には果実ではなく皮の方を食材に向けて絞った方がより香りを楽しめるようになります。
第9問
キウイやバナナが硬い時、ある果物を一緒に保存していると追熟を促して早く食べ頃になります。
ある果物とはなんでしょうか?
1.ミカン
2.ブドウ
3.リンゴ
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3.リンゴ
キウイやバナナが硬い時、リンゴを同じ袋に入れて保存すると追熟を促してくれます。
リンゴは常時「エチレンガス」というものを発しており、これが他の果物の追熟を促す役割を果たします。
しかし、注意点もあります。リンゴを袋に入れずに冷蔵庫に入れていると発せられたエチレンガスにより他の野菜や果物まで熟して傷みやすくなるため、リンゴは袋に入れて冷蔵庫に入れることをおすすめします。
第10問
かつて食べるのを禁止された冬が旬の海の幸はなんでしょうか?
1.コンブ
2.フグ
3.アンコウ
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2.フグ
フグは昔、食べることを禁止されたことがあります。
現在のようにフグの毒を取り除く適切な技術が広まっていない時代は、フグの毒によって死亡するケースが多発していました。
そのため豊臣秀吉によってフグ禁止令が出され、それは江戸時代になっても続いていました。
また、諸説ありますがフグ食を解禁させたのは伊藤博文であるとも言われています。
【冬の食べ物クイズ】高齢者向け!面白い雑学&豆知識問題【中編10問】
博士
前編10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第11問
白身魚の切り身を使った鍋料理の一つ「ちり鍋」の名前の由来はなんでしょうか?
1.チリから伝わって来たから
2.地理の先生が考案したから
3.切り身がちりちりにちぢれて縮むから
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3.切り身がちりちりにちぢれて縮むから
ちり鍋の名前の由来は、切り身がちりちりにちぢれて縮むことから来ていると言われています。
ちり鍋は白身魚の切り身を野菜や豆腐とともに水炊きにした鍋料理であり、冬の季語にもなっています。
また、生魚を食べない西洋人が出された刺身を鍋に入れて火を通して食べたのが始まりであるという説があります。
第12問
意外にも冬が旬の魚は次のうちどれでしょうか?
1.ウナギ
2.アユ
3.イワナ
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1.ウナギ
ウナギは冬が旬の魚です。
ウナギは本来冬眠をする生き物であり、冬に備えてたくさんのエサを食べるため冬は最も脂がのった時期です。
逆に冬眠開けのウナギは痩せてあまり美味しくなかったため人気も無かったのですが、平賀源内の考案により「土用の丑の日」にウナギを食べる文化が定着したという説は有名です。
実際にウナギが持つ栄養は夏バテ解消の効果が期待でき、理にかなっていました。
しかし、現在では季節に関係なく美味しく食べられる養殖ウナギが広まっているため、本来の旬は冬であることを知らない人も少なくありません。
第13問
箱買いした蜜柑のカビ予防のため、一緒に箱に入れると良いものはなんでしょうか?
1.新聞紙
2.10円玉
3.アルミホイル
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1.新聞紙
箱買いした蜜柑は、箱の中に新聞紙を一緒に入れておくとカビ予防になります。
まずは買って来た蜜柑を取り出し、カビが生えた物や傷んだ物がないかチェックしましょう。カビが生えた蜜柑を放っておくと他の蜜柑にもカビが移ってしまいます。
また、箱は一旦乾かしてから底に新聞紙を敷いて蜜柑を入れていきましょう。
「新聞紙、蜜柑、新聞紙、蜜柑…」と新聞紙で蜜柑を挟むように箱に入れるとより効果的です。
さらに、蜜柑はヘタの部分が硬いためヘタを下にして箱に入れると蜜柑が圧力によって受けるダメージを軽減できます。そして箱の蓋は閉じず、暖房が当たらない廊下などに置いておきましょう。
第14問
おでんの具材の一つ「ちくわ」と「ちくわぶ」の違いはなんでしょうか?
1.原材料
2.味付け
3.全く同じだが地域によって呼び方が変わる
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1.原材料
「ちくわ」と「ちくわぶ」は原材料が違います。
「ちくわ」は魚のすり身が使われているのに対し、「ちくわぶ」は小麦粉が使われています。
「ちくわぶ」は漢字では「竹輪麩」と書き、麩の1種としても扱われますが、厳密には麩ではなく麺の別形態の1種です。
第15問
雑煮は歴史上のある出来事をきっかけに江戸から全国に広がっていきました。
その出来事とはなんでしょうか?
1.生類憐みの令
2.参勤交代
3.大政奉還
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2.参勤交代
雑煮は、参勤交代をきっかけに江戸から日本全国に広がっていきました。
雑煮という言葉自体は、室町時代から登場していますが最初は武家社会の文化でした。
それが参勤交代により人々が各地を行き交う中で全国に広まっていき、その地域の特色を取り入れることで地域によって様々な特徴のある雑煮が誕生するに至りました。
第16問
アンコウの可食部を表す言葉はなんでしょうか?
1.三銃士
2.四天王
3.七つ道具
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3.七つ道具
アンコウの可食部を表す言葉に、七つ道具というものがあります。
肉・肝・水袋(胃)・ぬの(卵巣)・えら・ひれ・皮の7つを指しています。
アンコウは捨てる部分が殆どなく、全てが独特の美味しさを持っていることからこのように呼ばれるようになりました。
また、アンコウのオスは非常に小さいため私たちが口にしているのは全てメスです。
第17問
クリスマスに用意される人型のクッキーには何を入れるでしょうか?
1.山椒
2.辛子
3.生姜
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3.生姜
クリスマス用意される人型のクッキーは、ジンジャーブレッドマンと呼ばれておりその名の通り生姜が入っています。
ジンジャーブレッド自体は15世紀には作られていましたが、それを人型で作るようになったのは16世紀になってからだと言われています。
第18問
ホウレン草は何時頃に収穫すると良いと言われているでしょうか?
1.午前6時
2.午後2時
3.午後9時
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2.午後2時
ホウレン草は、午後2時に収穫すると良いと言われています。
ホウレン草の葉は下の方の葉ほど葉柄が長くなり、どの葉にも日光がよく当たるように広がっているのが特徴的です。
そのため、午後2時頃のホウレン草は冬の寒さに耐えながらたっぷり日光を浴びて多くの栄養を蓄えていることから、「収穫するなら午後2時」と言われるようになりました。
第19問
年越し蕎麦を食べる文化はいつ頃から定着したでしょうか?
1.江戸時代
2.室町時代
3.平安時代
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1.江戸時代
年越し蕎麦を食べる文化は、江戸時代から定着していると言われています。
蕎麦は他の麺類よりも切れやすいことから、「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で大晦日の晩に食べるようになったと言われています。
第20問
七草粥を食べるのはいつでしょうか?
1.1月7日
2.1月11日
3.1月25日
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1.1月7日
七草粥は、人日の節句(1月7日)の朝に食べるものとされています。
七草とは、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロを指しています。
七草は早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うと言われていました。そのことから、無病息災を願って七草粥を食べる文化が生まれました。
【冬の食べ物クイズ】高齢者向け!面白い雑学&豆知識問題【後編10問】
博士
中編10問はどうじゃったかのう?「まだまだ物足りない!」という人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第21問
コンビニおでん発祥の店舗はどれでしょうか?
1.ローソン
2.セブンイレブン
3.ファミリーマート
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2.セブンイレブン
コンビニおでんは、セブンイレブン発祥です。
1979年(昭和54年)におでんウォーマーを開発すると同時に、レジカウンターでおでんの販売を始めました。
第22問
鍋料理はいつ頃から存在していたと言われているでしょうか?
1.縄文時代
2.江戸時代
3.大正時代
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1.縄文時代
鍋料理の歴史は非常に古く、土器が発明された縄文時代から存在していたと言われています。
縄文時代~弥生時代には、土器を使って食材を煮炊きして食べていました。
第23問
すき焼きに使われる豆腐と言えばどれでしょうか?
1.絹ごし豆腐
2.木綿豆腐
3.焼き豆腐
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3.焼き豆腐
すき焼きには一般的に焼き豆腐を使います。
焼き豆腐は水分が少なく荷崩れしにくく、味が染み込みやすいという特徴があります。
第24問
大根おろしには消化を助ける効果がありますが、食べ過ぎは禁物です。
食べ過ぎるとどうなるでしょうか?
1.下痢になる
2.視力が一時的に下がる
3.鼻水が止まらなくなる
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1.下痢になる
大根おろしを食べ過ぎると、食物繊維の過剰摂取にもなります。
胃腸の調子を整えてくれる食物繊維ですが、摂り過ぎると下痢の原因にもなるため注意が必要です。
第25問
クリームシチュー発祥の国はどこでしょうか?
1.イタリア
2.アイルランド
3.日本
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3.日本
ホワイトソースを使った煮込み料理は世界各地に存在しますが、クリームシチューは日本で誕生した料理です。
食料が十分に確保できない第二次世界大戦後の学校給食で、「子どもたちに栄養のある食事を与えよう」と政府が先導して作った「白シチュー」と呼ばれていた料理が現在のクリームシチューの原型です。
その当時は脱脂粉乳が使われていましたが、徐々に牛乳を使うように変化していきました。
第26問
缶のコーンスープの中の粒を残さずに飲むコツはなんでしょうか?
1.缶を振らずに飲む
2.缶を上下ではなく横に振ってから飲む
3.飲み口の少し下あたりをへこませる
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3.飲み口の少し下あたりをへこませる
缶のコーンスープを飲んだ時、粒が缶の底に残って出てこない経験をした人も多いかと思います。
それを解消する方法として、「飲み口の少し下あたりをへこませる」という方法があります。
これにより「流体力学」という力が働いて、粒が残らず出てくるようになるそうです。
第27問
栄養の吸収の面から考えた時、ほうれん草と相性がよくないものはどれでしょうか?
1.コーヒー
2.鶏肉
3.カボチャ
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1.コーヒー
コーヒーや紅茶・緑茶に含まれる「タンニン」という成分は、ほうれん草に含まれる「鉄」の吸収を抑えてしまう効果があるため、栄養の吸収の面から考えると相性が良くないと言えます。
逆に、相性が良い物はマヨネーズや牛乳などです。
これらはほうれん草に含まれる「β-カロテン」の吸収を高めてくれます。
第28問
「すき焼き」と「牛鍋」の違いはなんでしょうか?
1.春菊を入れるか、入れないか
2.肉を焼いてから煮るか、最初から煮るか
3.呼び名が違うだけで全く同じもの
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2.肉を焼いてから煮るか、最初から煮るか
「牛鍋」とは、明治時代に文明開化によって肉を食べることが流行し誕生した鍋料理です。
現在の「すき焼き」の原型となった料理と言えますが、少しだけ違いがあります。
「すき焼き」は肉を焼いてから煮るのに対し、「牛鍋」は最初から肉も他の具材も一緒にタレで煮るといった特徴があります。
第29問
雪の下で冬を越したニンジンの味はどうなるでしょうか?
1.辛くなる
2.苦くなる
3.甘くなる
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3.甘くなる
豪雪地帯では、前年秋に収穫できる状態の人参をわざと2m以上の雪の下で越冬させる栽培方法を取ることがあります。
こうして育てられたニンジンは、「雪下ニンジン」と呼ばれます。
雪の下は温度が一定(0℃)なため凍ることはなく、水分があり乾かないためニンジンがダメになってしまう心配はありません。
こうして育ったニンジンは甘みが増し、ニンジンが苦手な子どもでも食べやすい美味しいニンジンになります。
第30問
鍋やすき焼きに欠かせない「糸こんにゃく」と「白滝」。
その違いはなんでしょうか?
1.太さ
2.作り方
3.明確な違いはない
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3.明確な違いはない
「糸こんにゃく」も「白滝」も、材料はどちらも同じ「こんにゃく芋」です。
かつては…、固まったこんにゃくを細長く切ったものは、「糸こんにゃく」、固まっていないこんにゃくを丸い穴からお湯に流して細長く固めたものは、「白滝」と呼んでおり、見た目は似ていても作り方に違いがありました。
しかし、現在はどちらも同じ方法で作られるようになり両者に明確な違いはなくなりました。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!