博士
今回は2月に知っておきたい健康クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【健康・2月クイズ】お年寄り必見!知っておきたい健康雑学三択問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
節分飾りの1つに鰯の頭と柊を組み合わせ、臭いとトゲで鬼を追い払う「柊鰯(ひいらぎいわし)」というものがあります。
そんな鰯に含まれるEPAやDHAの健康効果はなんでしょうか?
1.視力低下を予防する
2.筋肉痛を緩和する
3.血液をサラサラにする
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3.血液をサラサラにする
EPAとDHAは、人間の体内では作られにくい「必須脂肪酸」というものの1つです。
「血液をサラサラにする」「中性脂肪値を下げる」といった効果が期待できるため、動脈硬化・脳梗塞といった病気を予防することにも繋がります。
第2問
節分と言えば豆まきです。
豆まきに用いられることが多い大豆は、ある栄養素が多く含まれていることから「畑の肉」とも呼ばれています。
その栄養素とはなんでしょうか?
1.たんぱく質
2.カルシウム
3.ビタミンC
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1.たんぱく質
たんぱく質は、肉類に多く含まれている栄養素です。
たんぱく質には人間の筋肉や内臓やなどをつくる重要な役割があり、人間が生きていく上で欠かせない存在です。
大豆には、たんぱく質が多く含まれていることから「畑の肉」と呼ばれるようになりました。
他にも大豆には、脂質やビタミンEなど栄養素が含まれています。
第3問
冬は鍋料理が美味しい季節です。
しかし、あることに注意しないと食中毒を起こす危険があります。
鍋料理を食べる際の食中毒対策として正しいものはどれでしょうか?
1.肉や魚は少なめにして野菜中心の鍋にする
2.生の肉や魚を触る箸と、食べるために使う箸は別のものにする
3.〆の雑炊は食べない
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2.生の肉や魚を触る箸と、食べるために使う箸は別のものにする
食中毒の原因となる菌は、食品を十分に加熱することで無力化することができます。
しかし、生の肉や魚に触れた箸にはその菌が付着しており、口に入れることで体内に菌を取り込む原因となる可能性があります。
そのため、「生の具材に触れる箸」と「食べるために使う箸」は別のものを用意しましょう。
これは鍋料理に限らず、焼肉などでも同じことが言えます。
第4問
2月は、生活習慣病予防の普及を図る活動が行われる「全国生活習慣病予防月間」です。
生活習慣病は、かつてなんと呼ばれていたでしょうか?
1.成人病
2.中年病
3.高齢病
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1.成人病
生活習慣病は、かつては加齢と共に発症し進行する病気だと考えられていました。
しかし、実際には運動不足・不規則な生活習慣・偏った食生活など子どもの頃からの生活習慣や、飲酒・喫煙などが原因となって発祥するものであることが判明し、生活習慣病という名に改められました。
つまり…、ケースとして多いわけではありませんが、大人だけではなく子どもでも発症する危険性がある病気です。
第5問
3大生活習慣病と呼ばれているのは、「がん」「心疾患(心臓の病気)」ともう1つはなんでしょうか?
1.睡眠時無呼吸症候群
2.脳血管疾患
3.骨粗しょう症
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2.脳血管疾患
脳血管疾患とは、脳の血管のトラブルにより脳細胞が破壊される病気の総称です。
脳出血・脳梗塞などが当てはまります。
「がん」、「心疾患」、「脳血管疾患」の3つは、3大生活習慣病と呼ばれており全て日本人の死因トップ5に入っています。
第6問
3大生活習慣病のうち、「心疾患(しんしっかん)」は日本人の死因としては何位になっているでしょうか?
1.1位
2.2位
3.ランク外
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2.2位
日本人の死因は、1位:がん、2位:心疾患、3位:老衰、4位:脳血管疾患、5位:肺炎となっています。
ここ数年の数値を見ると1~5位の病名は同じ顔ぶれですが、3位以降は若干の変動があります。
肺炎の患者は減り、老衰が増加傾向にあります。
そして常に高い数値を示しているのが、がん・心疾患です。そのため、可能な限りの予防や早期発見が重要と言えます。
第7問
心疾患予防のためにはカロリーや塩分などを抑えた食生活が重要です。
取りすぎないように注意するべきものに「トランス脂肪酸」がありますが、なにに多く含まれているでしょうか?
1.豚肉
2.魚
3.マーガリン
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3.マーガリン
トランス脂肪酸は、マーガリンの他にもショートニングを使用するクッキーやケーキに含まれています。
過剰に摂取するとコレステロールが上昇するため、心疾患などの生活習慣病リスクが高まります。
豚肉などの肉類は必要な栄養を含んでいますが、食べ過ぎはカロリーの摂りすぎにもなるため注意しましょう。
また、魚に関しては第1問にもあるとおり中性脂肪値を下げる効果があります。
第8問
体重と身長から算出される肥満度を表す「BMI」という数値があります。
いくつを超えると肥満と言えるでしょうか?
1.18.5
2.25
3.30
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2.25
BMIは、ボディマス指数と呼ばれる数値の略称です。
体重kg ÷ (身長m)2 という計算式で求めることができます。
これが18.5~25未満であれば標準。18.5未満だと痩せ、25以上になると肥満です。
太りすぎも痩せすぎも良くないため、BMIが「標準」と言える数値を可能な限り保ちましょう。
第9問
病気の予防にはいくつかの段階があります。全部で何段階あるでしょうか?
1.10段階
2.5段階
3.3段階
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3.3段階
病気の予防には「一次予防」「二次予防」「三次予防」という3つの段階があります。
一次予防とは、「病気になることを予防する」という最もイメージしやすい段階です。生活習慣の改善などが当てはまります。
二次予防とは、「早期発見・早期治療」です。健康診断などが当てはまります。
三次予防とは、「再発を防ぐこと」です。適切な治療やリハビリ・健康のための指導などが当てはまります。
この中でも、「そもそも病気にならないようにする」という一次予防が特に重要になってきます。
第10問
生活習慣病に限らず、病気の治療のためには薬とも長く付き合う必要があります。
もし、同じ病気の知人から「この薬が効いた」という口コミを聞いてその薬が気になった場合の対応として正しいものはどれでしょうか?
1.友人に薬を分けてもらって飲んだ
2.主治医や薬剤師に相談した
3.似たような効能があるとされる市販薬を買って飲んだ
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2.主治医や薬剤師に相談した
薬の扱いに関しては、自分で勝手に判断して追加や変更をしてはいけません。
例え同じ病名がついている人であっても、それぞれ症状に違いはあるため必要な薬の名前や分量が変わってきます。
「Aさんには合う薬がBさんには合わない」というのも珍しい話ではないため、自分に処方されたわけではない薬を人から貰って飲むのは厳禁です。
気になるのであればまずは受診して主治医や薬剤師に相談し、薬の調整や変更が可能か確認しましょう。
もし処方された薬が自分に合わないと思う場合も、一旦内服を止めて早めに受診するのが適切な対応です。
また、飲み合わせによっては副作用に苦しめられる場合もあるため市販薬であっても一度医師や薬剤師に相談してからの方が良いでしょう。
【健康・2月クイズ】お年寄り必見!知っておきたい健康雑学三択問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
メタボリックシンドロームの診断基準の1つが、腹囲(おへその周囲)の数値です。
男性の場合、何センチ以上でメタボリックシンドロームと診断されるでしょうか?
1.50cm以上
2.85cm以上
3.110cm以上
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2.85cm以上
男性の場合は、腹囲が85cm以上でメタボリックシンドロームと診断されます。
女性の場合は、90cm以上が診断基準です。
お腹周りが気になり始めたら、早めに生活習慣の改善に取り掛かりましょう。
第12問
65歳以上の人が生活習慣病予防のための運動をする場合、毎日どの程度行うのが良いとされているでしょうか?
1.10分以上
2.40分以上
3.70分以上
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2.40分以上
65歳以上の場合は、運動の強度を問わず毎日40分以上の運動ができると良いとされています。
しかし、運動習慣がない人がいきなりそれを行うのは難しいため、最初は短めの運動時間から開始し徐々に時間を延ばすようにできると良いでしょう。
無理はぜず、休憩や水分補給を行うことも大切です。
また、怪我や病気によっては運動に制限がかかる場合もあるため心疾患のある人、整形外科の手術を行った人などは主治医に相談してから運動を開始すると良いでしょう。
第13問
2月6日は、「海苔の日」です。
海苔には食物繊維が豊富に含まれていることから、ある病気を予防する効果が期待できます。その病気はなんでしょうか?
1.大腸がん
2.緑内障
3.認知症
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1.大腸がん
海苔には食物繊維が多く含まれており、海苔の栄養の約3分の1は食物繊維であると言われています。
食物繊維には、発がん物質などを体外に排出して腸内を綺麗にする効果があります。これにより大腸がんを予防する効果が期待できます。
701年に制定された「大宝律令」の租税の中にも、海苔が含まれており歴史ある食べ物であると言えます。
この大宝律令が制定された日は現在で言うと2月6日に当たるため、2月6日が「海苔の日」となりました。
第14問
冬場の入浴時は、脱衣場と浴室の急激な温度差によって心臓に負担がかかる「ヒートショック」が起こりやすい時期です。
では、お金をかけずにできるヒートショック予防として正しいものはどれでしょうか?
1.1番風呂で入る
2.2番風呂以降で入る
3.お湯は45度以上になるようにする
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2.2番風呂以降で入る
ヒートショックを防ぐ方法として、浴室や脱衣場に暖房を設置する対策もあります。しかし、脱衣場はともかく浴室に設置するためには費用もかかってしまうため気軽にはできません。
お金をかけない手軽な対策となると、2番風呂以降で入ることです。
そうすることで浴室が暖まっていることから、脱衣場との温度差を少なくすることができます。
また、ある程度お湯が溜まったら途中から高い位置からシャワーを使ってお湯を溜めるという方法もあります。こうすることで蛇口からお湯を溜めるよりも、浴室が暖まりやすくなります。
また、お湯は熱すぎても心臓の負担となるため40度前後くらいにしておきましょう。
第15問
2月14日のバレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを贈る日です。
そんなチョコレートには、「カカオポリフェノール」が豊富に含まれています。
では、カカオポリフェノールによってもたらされる健康効果はなんでしょうか?
1.動脈硬化予防
2.巻き爪予防
3.抜け毛予防
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1.動脈硬化予防
チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」は、悪玉コレステロールの酸化を防いでくれる働きがあるため動脈硬化予防が期待できます。
他にも血圧を下げる働きや、シミ・シワを予防する働きも期待できます。
とは言え、食べ過ぎは逆に体に良くないため適度に食べることが大切になります。
第16問
ネギには風邪予防効果が期待できる「アリシン」という成分が多く含まれています。
どの部分により多く含まれているでしょうか?
1.緑色の部分
2.白色の部分
3.緑色と白色の境目の部分
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2.白色の部分
ネギに含まれているアリシンには、強い殺菌効果や疲労回復効果があり風邪予防に有効です。
アリシンは、特に白色の部分に多く含まれています。
一方、緑色の部分はビタミンAが多く含まれています。ビタミンAには肌を乾燥から守る役割もあるため、乾燥肌が気になる冬にこそ多く摂取したい栄養素です。
第17問
ネギを使った風邪対策として誤ったものはなんでしょうか?
1.薬味として生で食べる
2.鍋に入れて食べる
3.喉に巻く
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3.喉に巻く
昔から、「風邪を引いたら喉にネギを巻く」という民間療法がありました。
ネギには風邪予防効果・風邪症状を和らげる効果が期待できることは確かであり、昔の人の着眼点は間違っていません。
しかし、栄養は体内に取り入れてこそ意味があるものです。
喉に巻いたところで十分な効果は期待できないため、食べるようにしましょう。
第18問
恵方巻にも使われる「かんぴょう」には、食物繊維が豊富に含まれています。
では、1日の食物繊維摂取量の目安は女性の場合どの程度でしょうか?
1.2g以上
2.18g以上
3.120g以上
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2.18g以上
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると1日の食物繊維摂取量は、女性は18g以上、男性は21g以上となっています。
しかし、実際には1人あたり平均して約15gしか摂取できていないというデータもあり、不足しがちな栄養素であると言えます。
食物繊維が不足すると、腸内環境の悪化によって便秘になりやすくなるだけではなく大腸がんのリスクも高まります。
食物繊維は切干大根・ゴボウ・海苔・ヒジキなどに多く含まれています。
第19問
生活習慣病の1つである糖尿病は、数種類に分類することができます。
何種類あるでしょうか?
1.2種類
2.4種類
3.8種類
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2.4種類
糖尿病は「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他の特定の機序、疾患によるもの」「妊娠糖尿病」に分けることができます。
「1型糖尿病」は、膵臓のβ細胞が破壊され、急にインスリンを作れなくなることによって起こります。細胞が破壊される原因は明らかになっていません。
「2型糖尿病」は食生活や運動不足などの生活習慣や、遺伝が原因です。糖尿病患者の殆どがこれに該当します。
「妊娠性糖尿病」は、妊娠中に初めて確認された糖尿病1歩手前の軽い糖代謝異常を指します。多くの場合は一時的なものであり、出産後には正常な数値に戻ります。しかし、「妊娠性糖尿病」を経験した人は、そうでない人と比べて糖尿病になるリスクはやや高くなる傾向にあるようです。
「その他の特定の機序、疾患によるもの」とは、上記3つのいずれにも当てはまらない糖尿病です。他の基礎疾患などが原因となり、糖尿病を引き起こすケースがこれに該当します。
第20問
2月7日は、語呂合わせで「ニ(2)キビにな(7)やまないデー」です。
ニキビ予防・改善に適した洗顔方法はどれでしょうか?
1.泡で優しく洗う
2.泡を強く擦りつけて洗う
3.濡れタオルで顔を強く擦る
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1.泡で優しく洗う
ニキビは皮脂が多すぎたり、毛穴の出口がつまったりすることで、毛穴の中に皮脂が溜まってできます。
それを予防・改善するためには、洗顔料を泡立てて泡で優しく洗う必要があります。
また、顔を拭く際も清潔なタオルで優しく押さえるようにして水気を取りましょう。
力を入れて顔を洗ったり、タオルを力強く擦りつけるとニキビが潰れて悪化に繋がる危険性があります。
また、皮脂は落としすぎてもよくありません。皮脂が少なくなると肌の水分が少なくなり、肌荒れなどの皮膚トラブルを引き起こす原因となります。
そのため洗顔のしすぎにも注意が必要であり、1日2回程度に留めると良いでしょう。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!