
博士
今回は秋の食べ物に関する雑学クイズを出題するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【秋の食べ物に関するクイズ】高齢者向け!簡単・面白い雑学三択問題【前半10問】


博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正しいものを一つ選ぶのじゃ
第1問
江戸時代の焼き芋の売り文句に「栗より美味い〇〇里」というものがありました。当てはまる漢数字はなんでしょうか?
1.十三
2.三十
3.五百
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1.十三
江戸時代の焼き芋の売り文句に「栗より美味い十三里」と言うものがありました。
「里」とは当時使われていた距離を表す単位で、一里は約4kmです。
「栗(九里)+より(四里)で十三里」という洒落のようなものでしたが、それが江戸で受けていたようです。
第2問
「おはぎ」と「ぼたもち」は同じ物ですが、作る季節で呼び分けています。秋に作るのはどちらでしょうか?
1.おはぎ
2.ぼたもち
3.実は季節による呼び分けはしていない
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1.おはぎ
「おはぎ」と「ぼたもち」は名前が違うだけで同じものですが、秋に作るものは「おはぎ」、春に作るものは「ぼたもち」と呼ばれています。
秋は萩の花が咲く季節で、春は牡丹の花が咲く季節であることからこのような呼び分けがされるようになりました。
第3問
江戸時代、秋刀魚は食用としては好まれず別の用途に用いられていました。それはなんでしょうか?
1.目薬
2.灯りに使う油
3.歯磨き粉
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2.灯りに使う油
江戸時代、秋刀魚は灯りに使う油として用いられていました。
当時は脂がのった魚は下品なものとされ、淡白な魚が好まれており特に鯛は当時から高級魚でした。
一方、秋刀魚はその下品な魚の枠組みに当てはまり、庶民でも殆ど食べない魚だったと言われています。
そして、現在のように電気のない時代の照明と言えば行灯やロウソクです。
行灯を使うには油が不可欠であり、食用としては好まれなかった秋刀魚はその油として利用されていました。
第4問
柿は栄養価が高い果物であることから、「柿が赤くなると〇〇が青くなる」ということわざまであります。
当てはまるものはなんでしょうか?
1.隣人
2.閻魔
3.医者
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3.医者
「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。
柿はビタミンCが豊富に含まれており、1個食べれば1日に必要なビタミンCを賄える程です。ビタミンCは免疫力を上げ、風邪予防の効果が期待できる栄養素です。
そのため体調を崩す人が少なくなって医者の仕事が減ることから、このようなことわざが生まれたと言われています。
第5問
マツタケの香りは海外では何に例えられるでしょうか?
1.畳
2.草原
3.革靴
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3.革靴
マツタケの香りは海外では、革靴の臭いに例えられることがあります。
香りが特徴的なマツタケは日本では高級品ですが、海外ではその香りが受け入れられないことは珍しくありません。
韓国などのように日本以外でもマツタケを食べる国はありますが、自国で採れたとしても国内では殆ど食べない国が多くあります。
第6問
1房のブドウの中で最も甘みが強いのはどの位置の実でしょうか?
1.上(枝に近い方)
2.中心
3.下
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1.上(枝に近い方)
1房のブドウの中で最も甘みが強いのは、上(枝に近い方)の実です。
枝に近い方の実から熟していくため、上の実の方が甘くなっています。
そのためブドウを食べる際は、上の方にある実を後に食べるとより甘みを楽しめるようになります。
第7問
栗を使ったケーキに「モンブラン」がありますが、その名前の由来はなんでしょうか?
1.栗の品種名
2.山の名前
3.パティシエの名前
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2.山の名前
ケーキの「モンブラン」の名前の由来となったのは、アルプス山脈のモンブランです。
フランス語で「白い山」という意味になります。
山の形に似せて作られたことからその名がつけられているため、栗を使っているものが多いのは確かですが、「モンブラン=栗のケーキ」ではありません。
栗ではなくサツマイモやカボチャを使ったモンブランも存在します。
第8問
秋が旬のカツオは「戻りガツオ」と呼ばれます。
そしてとても脂がのっていることから、ある別名があります。それはなんでしょうか?
1.ビーフ鰹
2.トロ鰹
3.オイル鰹
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2.トロ鰹
マグロに負けないくらい良質な脂がのった戻りガツオは、「トロ鰹」も呼ばれます。
戻りガツオは、夏にエサをたっぷり食べて栄養を蓄えているためとても脂がのっています。
なんと、春が旬の初ガツオの約10倍もの脂を持っていると言われています。
第9問
買って来た梨の食べ頃はいつでしょうか?
1.買ってすぐ
2.2日後
3.1週間後
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1.買ってすぐ
梨の食べ頃は、買ってすぐです。
果物によってはバナナなどのように、収穫後の実でも暫く置いておくことで甘さが増すものがあります。
これを「追熟」と言いますが、梨は追熟をしない果物であるため待っていたところで甘みが増すことはありません。
そのため、梨は買って来たその時点で既に食べ頃であると言えます。
第10問
ハロウィンの際に、ジャックオーランタンを作るために使われる野菜はなんでしょうか?
1.トウモロコシ
2.白菜
3.カボチャ
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3.カボチャ
ハロウィンのジャックオーランタンの材料となっているのは、カボチャです。
くり抜いて顔を作ったカボチャの中にロウソクを立て、火を灯します。これには善霊を引き寄せ、悪霊達を遠ざける効果があるとされています。
【秋の食べ物に関するクイズ】高齢者向け!簡単・面白い雑学三択問題【後半10問】


博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
食べ過ぎると最悪の場合、命に関わることもある中毒を引き起こす可能性がある秋の味覚はなんでしょうか?
1.銀杏
2.カボチャ
3.サツマイモ
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1.銀杏
銀杏は食べ過ぎると中毒を引き起こす可能性があります。しかし、どの程度まで食べてよいかという線引きは個人差が大きすぎて難しい部分があります。
小児の場合は7~150個、成人の場合は40~300個で中毒が起こると言われており非常に幅が広い数値が示されています。
さらに死亡例や、5~6個で中毒を引き起こした例もあるなど何個食べてどの程度の症状が出るのかは個人差が非常に大きく、体調によっても左右されるようです。
銀杏中毒の症状としては、嘔吐や呼吸困難、めまいなどがあります。
美味しい秋の味覚ですが、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
第12問
秋は新米の季節です。国内で生産されている米の品種の中で、最も生産量が多い品種はどれでしょうか?
1.あきたこまち
2.ヒノヒカリ
3.コシヒカリ
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3.コシヒカリ
国内で生産されている米の中で、最も生産量が多い品種はコシヒカリです。
国内の米の約35%はコシヒカリが占めています。2位は「ひとめぼれ」で約9%、3位は「ヒノヒカリ」で約8.6%と続いており、コシヒカリの生産量の多さがよく分かります。
第13問
十五夜の夜に月見団子を用意するようになったのはいつ頃からでしょうか?
1.室町時代
2.江戸時代
3.明治時代
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2.江戸時代
月見という文化そのものは平安時代には既に存在していました。
しかし、十五夜の夜に月見団子を用意するようになったのは、江戸時代からと言われています。
十五夜はちょうど米の収穫時期と重なっていたため、米粉を使い月に見立てた団子を用意して米が無事に収穫できたことを感謝し、翌年の豊作を願っていました。これが月見団子の始まりです。
第14問
「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉があります。
そう言われるようになった理由はなんでしょうか?
1.秋茄子は美味しくないから
2.秋茄子は不吉の象徴だったから
3.秋茄子は体を冷やすから
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3.秋茄子は体を冷やすから
秋茄子は体を冷やす食べ物とされており、「体が冷えるのは健康上良くないので、元気な子を生んでもらうためにも嫁に食べさせてはいけない」という意味もあります。
また、「秋茄子は種子がないので子宝に恵まれなくなる」と言われている点からも嫁には食べさせるべきではないとされていました。
単なる嫁いびりの意味だけがある言葉ではないと言えます。
第15問
米を「新米」という表記で売るためには、いつまでに包装すれば良いでしょうか?
1.収穫した年の12月31日まで
2.収穫翌年の5月31日まで
3.次の新米が収穫できるまで
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1.収穫した年の12月31日まで
米を「新米」と表記して売るためには、収穫した年の12月31日までに包装する必要があります。
法律では「収穫した年の12月31日までに包装された米」が新米と表記できるとされています。
そのため同じ時期に収穫した米であっても年が明けた1月1日以降に包装された米は、表記の上では新米を名乗ることができなくなります。
第16問
栗の種はどこにあるでしょうか?
1.イガ
2.中身
3.栗に種は無い
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2.中身
栗の種は、普段私たちが食べている中身の部分です。
「鬼皮」と呼ばれている硬い皮と「渋皮」と呼ばれている薄い皮の部分が果実で、イガは皮に当たります。
第17問
リンゴはある野菜と一緒に保管すると、その野菜の発芽を抑える効果があります。
その野菜とは何でしょうか?
1.ジャガイモ
2.トマト
3.レタス
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1.ジャガイモ
リンゴは、ジャガイモと一緒に保管するとジャガイモの発芽を抑える効果があります。
リンゴは常時「エチレンガス」というものを出しており、これにはジャガイモの発芽を抑制する効果があるため、ジャガイモをより長く保管できるようになります。
第18問
ある果物が熟す前のものを発酵・熟成させることでできる抽出液は塗料や染料に用いることができます。
その果物とはなんでしょうか?
1.渋柿
2.ブドウ
3.リンゴ
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1.渋柿
渋柿がまだ青いうちに収穫し、それを粉砕・圧搾し、発酵・熟成させることで「柿渋」という抽出液を作ることができます。
この柿渋は塗料や染料、防腐剤、さらには除菌スプレーなどに用いることができます。
その歴史は古く、10世紀頃の文献には漆の下塗りに使われていたことが記されています。
また、平安時代には下級の侍の衣服の染料としても使用されたと言われています。
第19問
調理前の生シイタケを洗う適切な方法はどれでしょうか?
1.水で洗う
2.ぬるま湯で洗う
3.濡れた布巾で拭く
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3.濡れた布巾で拭く
生シイタケは、濡れた布巾で拭くと良いとされています。
そもそも、生シイタケは洗う必要がないと言われています。シイタケは「原木栽培」と「菌床栽培」の2種類があり、どちらも土に直接触れない栽培方法であるため洗い落とすべき土がついていことがその理由です。
また、シイタケは水を吸収しやすいため洗うことで風味が薄れ、栄養も流れてしまうため勿体ないと言えます。
埃などの付着が気になる場合は、濡れた布巾で拭きとる方法を選べば栄養や風味が損なわれずに済むためおすすめです。
第20問
大阪で天ぷらにされることがある葉っぱは次のうちどれでしょうか?
1.コスモス
2.イチョウ
3.モミジ
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3.モミジ
大阪では、モミジの葉を天ぷらにすることがあります。
「一行寺楓」という特別なモミジの葉を1年間塩漬けで保存し、塩抜きをして使用します。
モミジの天ぷらはなんと、約1300年前から存在していると言われています。

博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!