博士
今回は6月のためになる健康クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【6月・梅雨編】体を丈夫に!高齢者向けの健康クイズ問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
6月は真夏でもないのに熱中症が増える時期です。
その理由はなんでしょうか?
1.空気が乾燥するから
2.紫陽花の香りは熱中症を誘発するから
3.湿度が高いから
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3.湿度が高いから
湿度が高いと、汗が皮膚から蒸発せず体内の熱を放出しにくくなります。
それにより体内の水分やミネラルバランスが崩れ、真夏でもないのに熱中症になる可能性が高まります。
ちなみに、紫陽花の花そのものと熱中症は関係がありません。
第2問
6月は湿気が多く、カビが発生しやすい時期です。
カビを吸い込むことで夏風邪のような症状が出る疾患になる可能性があります。その名称はなんでしょうか?
1.梅雨風邪
2.梅雨型肺炎
3.夏型過敏性肺炎
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3.夏型過敏性肺炎
夏型過敏性肺炎は、カビが原因で起こる疾患であり夏に多く見られます。
咳や息切れ・発熱などといった夏風邪のような症状が現れます。
知らないうちにカビを吸い込むことで発症するため、再発予防のためには室内の環境を見直す必要があるでしょう。
第3問
カビが原因となる病気を防ぐためには、カビを取り除くことが大切です。
カビがまだ軽度の場合に使えるものはなんでしょうか?
1.食器洗い用洗剤
2.保冷剤
3.牛乳
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1.食器洗い用洗剤
カビが軽度の場合、台所用食器用洗剤を薄めたもので取り除くことができます。
100円ショップなどでも買えるスプレー容器に洗剤を薄めた液を入れ、カビに吹き付けて5分程度放置します。
その後は濡れた雑巾などでしっかり洗剤を拭き取りましょう。
初期段階のカビであればこれで対処できるため、カビが原因となる病気の予防になります。
第4問
6月6日は「梅の日」です。
梅に含まれる「ムメフラール」という成分が持つ健康効果はなんでしょうか?
1.ニキビの予防・改善
2.聴力低下を予防する
3.血流を改善する
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3.血流を改善する
ムメフラールには血流を改善し、血栓を予防したり、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果が期待されています。
ちなみに…1545年6月6日、京都・賀茂神社の例祭・葵祭で後奈良天皇が神事を行った際に梅が献上されたことが「梅の日」の由来です。
第5問
梅干しには食中毒を予防する成分が含まれています。
その成分の名前はなんでしょうか?
1.ビタミン酸
2.クエン酸
3.梅干し酸
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2.クエン酸
梅干しのクエン酸には、殺菌や細菌の増殖を抑える働きがあります。
それにより食中毒を予防する効果が期待でき、特に夏はお弁当に加えたい1品と言えます。
さらに、疲労回復や食欲増進効果などの効果も持っています。
第6問
梅干しはある栄養素の吸収を高める効果を持っています。
その栄養素はなんでしょうか?
1.アルコール
2.カルシウム
3.糖質
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2.カルシウム
カルシウムは骨にとっては欠かせない栄養素です。
しかし、カルシウムは体に吸収されにくいという特徴もあり、年を重ねるごとに吸収されにくくなっていきます。
梅干しが持つクエン酸などの有機酸には、体に吸収されにくい栄養素であるカルシウムや鉄の吸収を促す効果があります。
つまり、毎日梅干しを食べることでカルシウムの吸収効率を高めることに繋がります。
第7問
6月は「リウマチ月間」です。
関節リウマチの原因はなんでしょうか?
1.カルシウム不足
2.運動不足
3.はっきり分かっていない
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3.はっきり分かっていない
人間の体には、細菌やウイルスなどの外敵から自身を守る機能があります。
しかし、リウマチになるとこの機能が異常を起こして、関節を守る組織や骨を攻撃してしまいます。
それにより、主に手足の関節が腫れたり痛んだりします。それが進行すると、骨や軟骨が壊れて関節が動かせなくなってしまう可能性があります。
細菌やウイルスの感染・ストレスなどが原因と言われていますが、はっきりとは解明されていません。
第8問
関節リウマチは男性よりも女性に多い病気です。
発症する人が多い年代として正しいものはどれでしょうか?
1.30代
2.40代
3.50代
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2.40代
関節リウマチは、30~50代の女性に多い病気です。
その中でも40代で発症した人が最も多く、2番目に多いのが50代、3番目が30代となっています。
第9問
関節リウマチのサインと思われる症状はなんでしょうか?
1.朝に手のこわばりを感じる
2.夜に腰が痛くなる
3.1日を通して肩が挙がりにくくなる
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1.朝に手のこわばりを感じる
関節リウマチは、朝に関節のこわばりが現れるのが特徴です。
「パジャマのボタンが外しにくい」「箸が使いにくい」などの何気ない動作の違和感があったら要注意です。
それは関節リウマチのサインかもしれません。
こわばりは朝起きて30分以内くらいに出やすく、昼や夜は落ち着くため見逃してしまう可能性もあります。
朝のこわばりが数日続くようであれば、油断せず早めに主治医に相談するようにしましょう。
そうすることで、関節破壊の進行を防ぎ日常生活や仕事への影響を抑えることができます。
第10問
関節リウマチの進行度合いは何段階に分けることができるでしょうか?
1.2段階
2.4段階
3.8段階
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2.4段階
関節リウマチは、下記のような段階に分けることができます。
・クラスⅠ:健康な人とほぼ同様に生活ができ、大きな支障がない
・クラスⅡ:軽度障害。多少の支障はあるが、普通に生活ができる。
・クラスⅢ:身の回りのことはなんとかできるが、外出などには介護が必要。
・クラスⅣ:ほぼ寝たきりか車椅子生活で、身の回りのことほぼ全般に介護が必要。
クラスⅢ以上にならないためにも、早期発見・早期治療が重要になります。
【6月・梅雨編】体を丈夫に!高齢者向けの健康クイズ問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第11問
6月1日~7日は、ある病気の検査の浸透・普及を図ることを目的とした「〇〇〇検査普及週間」です。
空欄に当てはまるものはなんでしょうか?
1.HIV
2.糖尿病
3.心臓病
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1.HIV
6月1日~7日は、HIV検査の浸透・普及を図ることを目的とした「HIV検査普及週間」です。
HIVウイルスが体に入るとリンパ球が破壊され、病気の原因になるウイルスやガンなどにかかりやすくなります。
早期発見・早期予防が必要となるため若い世代にこそ検査の重要性を広めていく必要性が高いと言えるでしょう。
第12問
6月6日は、「アンガーマネジメントの日」です。
心と体の健康のためにある感情をコントロールすることを指していますが、正しいものはどれでしょうか?
1.悲しみ
2.哀れみ
3.怒り
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3.怒り
アンガーマネジメントとは、怒りを予防し制御するための心理療法プログラムのことです。
人間は怒りを感じると自律神経が乱れて、心拍数や血圧が上昇します。それが積み重なっていくと血流の悪化に繋がる可能性があります。
生きていれば当然腹立たしいことはありますが、怒りでストレスを溜め込み過ぎないことも大切です。
ちなみに怒りを表現する「ム(6)カム(6)カ」が、6月6日は、「アンガーマネジメントの日」となった由来です。
第13問
6月4日は、語呂合わせで「水虫治療の日」です。
水虫の原因となるものはなんでしょうか?
1.「水虫」という名前の
2.カビ
3.ダニ
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2.カビ
水虫は、白癬菌というカビが原因で起こる皮膚の感染症です。
この菌は乾燥が苦手であるため、清潔を保ちつつしっかり乾燥させて薬を使って治療を行っていきます。
第14問
足の指の間にできる水虫は、どの部分にできやすいでしょうか?
1.薬指と小指の間
2.親指と人差し指の間
3.中指と薬指の間
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1.薬指と小指の間
足の指の間にできる水虫は、「趾間型」と言います。
特に薬指と小指の間にできやすいため、水虫ができやすい人は早期発見できるように意識してチェックしましょう。
第15問
水虫治療について正しいものはどれでしょうか?
1.治ったのですぐに薬を塗るのを止めた
2.治ったが2~4日ほどは薬を塗った
3.治ったが2~4週間ほどは薬を塗った
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3.治ったが2~4週間ほどは薬を塗った
水虫は春から夏に悪化し、殆どの場合は涼しくなる秋には軽快します。
しかし、一見治ったように見えても菌が少なくなっただけでまだ菌が潜んでいる可能性があります。
まだ菌が生きているのに薬を止めると再度菌が増える可能性があります。
菌を倒しきることが大切であるため、治ったように見えたとしても2~4週間ほどは薬を塗り続けた方が良いでしょう。
また、足マットやタオルなどを家族と共有すると水虫を移す可能性がある点にも注意して生活しましょう。
第16問
MCIとは、ある病気の予備軍のことです。
その病気とはなんでしょうか?
1.認知症
2.高血圧
3.骨粗しょう症
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1.認知症
MCIは「Mild Cognitive Impairment」の略です。日本語では、「軽度認知障害」と言います。
いわゆる認知症の一歩手前の状態を指しており、現在の日本では約4人に1人がMCIと言われています。
認知症になると完治させることは現在では基本的には不可能ですが、このMCIの段階で早期に対応することで健常な状態まで引き返すことができます。
第17問
認知症は大きく分けると何種類あるでしょうか?
1.1種類だけ
2.4種類
3.8種類
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2.4種類
一言で認知症と言っても大きく分けると、4つに分けることができます。
アルツハイマー型・レビー小体型・脳血管性・前頭側頭型の4つは、「4大認知症」と呼ばれています。
これ以外にも、何らかの病気が引き金となって認知症の症状が現れることがあります。
ただし、この場合はその原因を治療によって取り除くことができれば症状が治まる場合があります。
第18問
65歳未満の人が発症する認知症はなんと呼ばれるでしょうか?
1.若者型認知症
2.Ⅱ型認知症
3.若年性認知症
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3.若年性認知症
65歳未満の人が発症する認知症は、「若年性認知症」と言います。
認知症は高齢者がなる病気というイメージが強く、初期症状が出ていても「疲れているからだろう」といった感じでそのまま放置してしまい、発見が遅れる場合も少なくありません。
若年性認知症は若い分、長い間病気と付き合っていく必要もあり家族や周囲の人の支えが不可欠なものとなります。
第19問
認知症の1つ、「レビー小体型認知症」の症状の1つに、他の病気に似た症状があります。
どんなものでしょうか?
1.手足が小刻みに震える
2.骨が弱くなる
3.鼻水が止まらなくなる
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1.手足が小刻みに震える
レビー小体型認知症は、認知症の中でも男性の発症率が高い認知症です。
その特徴として挙げられるのが「幻視」と「パーキンソン症状」です。
パーキンソン症状とは、手足が震えて上手く動けない・小刻み歩行になり上手く立ち止まることが難しくなる…などといった「パーキンソン病」という病気に見られる症状を指します。
「幻視」とは、そこにはないはずのものが見える症状です。「そこに虫がいる」、「そこに小さい子がいる」など本当に見えているかのような訴えが見られます。
幻視が出た場合は否定すると混乱させてしまうため、話を合わせて対応できると良いでしょう。
第20問
認知症の疑いがある場合は、なに科を受診すると良いでしょうか?
1.心療内科
2.整形外科
3.耳鼻科
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1.心療内科
認知症の症状が出た場合は心療内科・精神科・神経内科または、物忘れ外来などにかかると良いでしょう。
また、かかりつけ医がいる場合は本人の今までの経過をよく知っている先生であることからも相談先の選択肢になります。
かかりつけ医を通して紹介状を書いてもらい、専門医の受診に繋がるケースもあります。
早期発見・早期治療により進行を遅らせることができる可能性はあるため気になる症状が現れたら早めに相談をしても損はないでしょう。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!