博士
今回は生産量日本一クイズを紹介するぞ!都道府県の新たな魅力に気づくきっかけになるかもしれないぞ!
【生産量日本一クイズ】面白い!果物や食べ物•道具などの簡単雑学問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢を出すから正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
味噌の生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.愛知県
2.奈良県
3.長野県
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3.長野県
味噌の生産量日本一は、長野県です。
長野県では鎌倉時代に心地覚心の創建した安養寺から味噌づくりが広まっていったと言われています。
1923年(大正12年)の関東大震災で関東の味噌蔵が大きな被害を受けた際、被害が少なかった長野県の味噌が首都圏に送られ、その味噌の評判が良かったことから「信州味噌」が全国的に広まっていくこととなり生産が盛んになりました。
第2問
栗の生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.岐阜県
2.茨城県
3.香川県
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2.茨城県
栗の生産量日本一は、茨城県です。
特に最も広い栽培面積を持つ笠間市では、明治30年代頃から栗の栽培が始まっています。
笠間市は「寒暖差のある気候」「通気性の優れた栗の栽培に適している土壌」がある他、栗の品種の改良を積極的に行ったり、栗の糖分を最大限に引き出すための冷蔵熟成技術を開発したことも合わさって栽培が盛んになりました。
第3問
トウモロコシの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.沖縄県
2.京都府
3.北海道
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3.北海道
トウモロコシの生産量日本一は、北海道です。
北海道のトウモロコシは内陸部で多く栽培されています。
北海道内陸部は寒暖差が激しく夏場は昼間は30℃程になりますが、朝晩は気温が下がり涼しくなります。トウモロコシは昼夜の寒暖差が大きい地域でこそ糖度が高まり、美味しくなります。
そんなトウモロコシ栽培に適した環境が北海道でトウモロコシの生産を盛んにしました。
第4問
パパイアの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.鹿児島県
2.沖縄県
3.神奈川県
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1.鹿児島県
パパイアの生産量日本一は、鹿児島県です。ちなみに2位は沖縄県です。
パパイアは温暖な国で育つ果物であり、最適な温度は25℃~30℃、最低でも15℃は必要であり10℃を下回ると成長が止まってしまいます。
そのため、栽培には鹿児島も沖縄も適した地域ではあります。
しかし、沖縄は「軒先にパパイアの木が生えているのも珍しくないこと」「繁殖力が強い反面台風には非常に弱いこと」などの理由から産業としては成り立ちにくく、生産量は第2位となっています。
第5問
サツマイモの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.鹿児島県
2.青森県
3.三重県
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1.鹿児島県
サツマイモの生産量日本一は、鹿児島県です。
鹿児島県には桜島が噴火を繰り返すことでできた、火山灰で構成された土壌があります。この土壌は稲作には不向きですが、水はけが良いというメリットもあります。
サツマイモは水はけが良い土地での栽培が適した野菜であるため、栽培が盛んになりました。また、鹿児島県は焼酎の生産も盛んであるため、焼酎の材料としての需要もあります。
第6問
ウスターソースの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.山形県
2.広島県
3.愛知県
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2.広島県
ウスターソースの生産量第1位は、オタフクの本社があることでも知られる広島県です。
ちなみに2位は愛知県です。愛知県は味噌のイメージが強いと思います。いわゆる名古屋めしと呼ばれるメニューは濃い味付けのものが多く、実は味噌だけではなくウスターソースをより濃くした「こいくちソース」も好まれています。
全国的に有名なカゴメやコーミの本社が愛知県にあることもあり、生産が盛んになっています。
第7問
海苔の生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.岩手県
2.福岡県
3.佐賀県
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3.佐賀県
海苔の生産量日本一は佐賀県です。ちなみに、2位は兵庫県、3位は福岡県です。
佐賀県と言えば有明の海苔が有名ですが、福岡県も有明海に面しているため福岡県の海苔も有明で採れるものです。
有明海は筑後川と矢部川から栄養豊富な水が流れ込んで海であり、海苔が成長するのに適した環境です。干満差は約6mあり、有明の海苔はその干満差を利用して生産されています。
第8問
にんにくの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.大阪府
2.鳥取県
3.青森県
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3.青森県
にんにくの生産量日本一は、青森県です。
にんにくは1962年(昭和37年)に青森県田子町で本格的に栽培が始まり、1965年(昭和40年)頃になると全国的に広まっていきました。
第9問
ピアノの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.静岡県
2.熊本県
3.滋賀県
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1.静岡県
ピアノの生産量日本一は、静岡県です。
ヤマハ創業者が1887年(明治20年)に小学校のアメリカ製オルガンを修理したのが静岡県の楽器産業の始まりと言われています。
そして1900年(明治33年)、国産ピアノ第一号が誕生しました。
第10問
スイートピーの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.宮崎県
2.島根県
3.茨城県
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1.宮崎県
スイートピーの生産量日本一は、宮崎県です。
スイートピーはイタリアが原産の花です。温暖で日照時間が長い宮崎の気候が栽培に適していることから生産が盛んになりました。
【生産量日本一クイズ】面白い!果物や食べ物•道具などの簡単雑学問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
木炭の生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.神奈川県
2.岩手県
3.岐阜県
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2.岩手県
木炭の生産量日本一は、岩手県です。
岩手県には木炭の材料となる木であるナラ、クヌギなどが豊富にあることから、木炭の生産が盛んになりました。
なんと、平安時代から作られていると言われています。
第12問
タイルの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.岐阜県
2.埼玉県
3.北海道
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1.岐阜県
タイルの生産量日本一は、岐阜県です。
多治見市は美濃焼の産地としても有名で、良質な土と焼き物の技術がありました。そのような環境を活かし大正時代からタイルの生産が盛んになりました。
第13問
靴下の生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.大阪府
2.京都府
3.奈良県
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3.奈良県
靴下の生産量日本一は、奈良県です。
雨が少なく稲作に向かなかった大和地方で、靴下の材料になる綿の栽培が盛んだったことが始まりです。昭和の初め頃までは全国4位くらいの生産量だったと言われています。
戦後にナイロン素材の国産化が始まったことで、急速に発展し現在では全国一位の生産量を誇るまでになりました。
第14問
だるまの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.栃木県
2.群馬県
3.長崎県
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2.群馬県
だるまの生産量日本一は、群馬県です。
群馬県は、「高崎だるま」は有名です。
江戸時代、江戸で疱瘡が流行しました。当時は「赤いものが厄除けになる」と信じられていたことからだるまの需要が高まりました。当時、江戸の人形店で修業をしていた山縣友五郎が、故郷の上豊岡村 (現在の高崎市)に帰り、だるま作りを始めたのが「高崎だるま」の始まりと言われています。
そして、明治の初め頃からだるまの生産が盛んになっていきました。
さらに1970年 (昭和45年) から、生地が機械で作られるようになったことで大量生産が可能になりました。
第15問
牡蠣の水揚げ量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.沖縄県
2.広島県
3.東京都
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2.広島県
牡蠣の水揚げ量日本一は、広島県です。
広島県の牡蠣の養殖は戦国時代には行われていたと言われています。
広島湾は波が静かで適度な潮の流れがある海です。川から流れ込む水の影響で、広島湾では梅雨時から夏にかけて、海水中の塩分濃度の差による層ができます。牡蠣は少し薄めの海水を好むことから、その環境が牡蠣にとって適した環境となります。
第16問
タオルの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.愛媛県
2.愛知県
3.福島県
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1.愛媛県
タオルの生産量日本一は、愛媛県です。
「今治タオル」は最も有名であり、高い吸水性を誇るのが特徴です。
一般的なタオルは一度洗濯してから使いますが、今治タオルは洗濯しなくても吸水性能を発揮します。「タオル片が水中に沈み始めるまでに要する時間が5秒以内」という品質基準を守っているからこそ高い質を保っていると言えます。
霊峰石鎚山から流れ出た地下水など、不純物の少ない軟水が豊富であるため、質の高いタオルを作るのに適した土地となっています。
第17問
梅の生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.栃木県
2.和歌山県
3.大分県
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2.和歌山県
梅の生産量日本一は、和歌山県です。
江戸時代、紀州藩田辺領では「やせ地は免祖地(租税が免除される)となる」ことから、梅の栽培を始めたのが最初と言われています。
明治40年代からは戦争のため軍の食料としての需要が高まり生産が増加しました。
そして1981年(昭和56年)頃になると健康食品ブームで、梅干しが見直されることとなり栽培面積が増え、質も向上していきました。
第18問
そろばんの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.鳥取県
2.新潟県
3.兵庫県
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3.兵庫県
そろばんの生産量日本一は、兵庫県です。
全国的に広まっているのは小野市で作られている「播州そろばん」です。現代でこそ電卓だけではなくパソコンや携帯電話の普及で活躍の場は減っていますが、ピークであった1960年代には360万丁ものそろばんが作られていました。
そろばんは、中国から日本に伝わった物であり、それを日本式に改良した「大津そろばん」というものが国内のそろばんの元祖です。
安土桃山時代、豊臣秀吉が三木城を攻略した際に、大津方面に逃れた住民が現地で「大津そろばん」の製造技術を習得し、その技術を持ち帰ってそろばんを作ったのが兵庫県でのそろばん作りの始まりと言われています。
第19問
すだちの生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.徳島県
2.神奈川県
3.熊本県
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1.徳島県
すだちの生産量日本一は、徳島県です。
柑橘類の果物であり、焼き魚などの料理にかけるだけではなく徳島県内ではジュースやお酒に使われる果物としても身近な存在になっています。
徳島県では、江戸時代には既にすだちの栽培が行われていました。1960年代になると商業生産が本格化し、1980年代には生産が拡大していきました。
第20問
日本一広い砂漠がある都道府県はどこでしょうか?
1.青森県
2.鳥取県
3.東京都
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3.東京都
日本一広い砂漠があるのは、東京都です。厳密に言えば日本で砂漠があるのは東京都のみです。伊豆大島にある「裏砂漠」が日本地図に記載されている唯一の砂漠になります。
青森県と鳥取県には砂丘はありますが、砂丘は砂漠とは別物です。
砂丘は「風で運ばれた砂によってできる丘」です。手入れしないと植物も普通に育ちます。
一方、砂漠は「年間降雨量が250mm以下、または降雨量より水の蒸発量が多い土地」であり植物もほとんど育ちません。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!