博士
今回は東大寺(奈良の大仏)に関する3択クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【東大寺(奈良の大仏)クイズ】修学旅行生必見!おもしろ雑学&豆知識問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
東大寺がある都道府県は次のうちどこでしょうか?
1.京都府
2.奈良県
3.和歌山県
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2.奈良県
奈良県奈良市雑司町にある寺院です。
大仏が有名であり、多くの修学旅行生が訪れる場所でもあります。
第2問
東大寺の大仏殿が完成したのは何時代でしょうか?
1.奈良時代
2.江戸時代
3.大正時代
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1.奈良時代
東大寺の大仏殿は奈良時代である、751年に完成したと言われています。
第3問
東大寺を建てたのは誰でしょうか?
1.聖武天皇
2.坂田金時
3.豊臣秀吉
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1.聖武天皇
東大寺は、日本の第45代天皇である聖武天皇の発願で建立されました。
聖武天皇が即位した724年は、地震や疫病などの様々な災いが起こっていました。
聖武天皇は仏教の力で国を守ることを考え、全国に国分寺や国分尼寺を建立し、東大寺にはあの有名な大仏を作りました。
第4問
東大寺の正式名称は「金光明〇天王護国之寺」です。
空白に当てはまる漢数字はどれでしょうか?
1.四
2.七
3.十
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1.四
東大寺の正式名称は、「金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)といいます。
第5問
東大寺の宗派はなんでしょうか?
1.浄土宗
2.浄土真宗
3.華厳宗
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3.華厳宗
東大寺は、華厳宗の大本山です。
華厳宗は、杜順を開祖とする中国大乗仏教の宗派の1つです。
日本には736年に伝わったと言われています。
第6問
東大寺が世界遺産に登録されたのはいつでしょうか?
1.1990年(平成2年)
2.1998年(平成10年)
3.2010年(平成22年)
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2.1998年(平成10年)
東大寺は、1998年(平成10年)12月に「古都奈良の文化財」の一部として、世界遺産に登録されました。
第7問
東大寺は日本で何番目の世界遺産でしょうか?
1.1番目
2.9番目
3.21番目
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2.9番目
東大寺は、「古都奈良の文化財」の1つとして世界文化遺産に登録されていますが、これは日本では9番目の世界遺産になります。
「古都奈良の文化財」は、東大寺に加えて興福寺・元興寺など合計8件で構成されています。
第8問
東大寺の大仏の正式名称はなんでしょうか?
1.大和大仏
2.盧舎那大仏
3.奈良東大大仏
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2.盧舎那大仏
東大寺の大仏の正式名称は、「盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)」といいます。
右手を挙げ、手の平を向けた姿は「施無畏印(せむいいん)」といいます。これには「恐れなくてよい」という意味があります。
左手を下げ、手の平を前に出している姿は「与願印(よがんいん)」といいます。これは、慈悲の心を表現しており「願いを叶える」という意味があります。
第9問
東大寺の大仏殿の柱に穴が空いているのは何故でしょか?
1.穴があった方が面白いから
2.邪気を逃がすため
3.通気性を良くするため
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2.邪気を逃がすため
東大寺の大仏殿と言えば、柱に大きな穴が空いているのが有名です。
この穴を潜り抜けると、無病息災の御利益があると言われています。
この柱の穴は、大仏殿の北東に位置しており「鬼門」に当たります。そのため、柱に穴を空けることで邪気を逃がそうとしたと言われています。
第10問
奈良時代の大仏を造る様子が由来となったことわざはなんでしょうか?
1.目から鼻へ抜ける
2.石の上にも三年
3.仏の顔も三度
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1.目から鼻へ抜ける
「目から鼻へ抜ける」とは、「とても利口で賢いこと」という意味のことわざです。
このことわざの誕生の由来として、下記のような逸話があります。
大仏の製造中、1人の職人が大仏の片目が抜け落ちていることに気付きます。その職人は抜け落ちた片目から入り、目を嵌め直すことに成功しました。しかし、目が塞がってしまったことで他の職人たちは彼が閉じ込められてしまったと思っていたところ、その職人は大仏の鼻の穴を通って脱出しました。
ちなみに…第9問でも述べた大仏殿の柱の穴は、大仏の鼻の穴と同じ大きさ(縦:約40cm 横:約30cm)です。
昔の人は現代人よりも小柄な人が多く大人でも通るのは難しくありませんでしたが、現在の成人男性が抜けるにはやや小さい穴と言えるでしょう。
【東大寺(奈良の大仏)クイズ】修学旅行生必見!おもしろ雑学&豆知識問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
東大寺の大仏殿は長い歴史の中で2回火災にあっており、現在建っているのは再建された大仏殿です。
いつ頃に再建されたものでしょうか?
1.鎌倉時代
2.戦国時代
3.江戸時代
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3.江戸時代
東大寺は2度の火災により、鎌倉時代と江戸時代に再建されています。
つまり、現在の大仏殿は江戸時代に再建されたものです。
大仏もその度に修繕が行われてきました。
第12問
東大寺の大仏の高さは何メートルでしょうか?
1.約5m
2.約15m
3.約25m
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2.約15m
東大寺の大仏の高さは、約15m(14.98m)です。
顔の幅は3.20、掌も2.56mと、非常に大きいことがよく分かります。
第13問
大仏の頭のツブツブは「螺髪(らほつ)」といいます。
では、「螺」とはどんな意味でしょうか?
1.巻貝
2.ネジ
3.仏
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1.巻貝
大仏の頭は、パーマのように見えるかもしれませんが「螺髪(らほつ)」というものです。
「螺」という字には「巻貝」という意味があり、実際に巻貝のように渦を巻いた形をしています。
1つ1つの大きさは…、【直径:約22cm 高さ:約21cm 重さ:約1200g】となっています。
第14問
東大寺の大仏の螺髪の数は、全部でいくつあるでしょうかか?
1.152個
2.483個
3.966個
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2.483個
現在、東大寺の大仏の頭部についている螺髪は483個です。元々は492個ついていたところ、9個が外れて現在の数になったとされています。
「東大寺の大仏の螺髪は966個」という話を耳にすることもありますが、それは大仏が造られた奈良時代当時の話です。
長い歴史があることに加え、第11問でも解説した通り火災後に修繕が行われた関係で現在の螺髪の数は製造当時の数と異なっています。
第15問
法隆寺の中に実際にある建造物はどれでしょうか?
1.二月堂
2.五月堂
3.十月堂
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1.二月堂
二月堂は、旧暦2月に「お水取り(修二会)」が行われることがその名の由来です。
「お水取り(修二会)」とは、礼仏して罪過を懺悔することにより「天下泰安」「万民快楽」などを祈願するものであり、現在は3月1日~14日に行われています。
第16問
江戸時代に東大寺を再建する際の寺務所としての機能を有していた建造物はどれでしょうか?
1.勧進所
2.大仏殿
3.南大門
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1.勧進所
勧進所は、江戸時代に東大寺を再建する際の寺務所とするために建てられました。
ここを拠点として、全国を回りながら復興のための寄付を募るなどの活動も行われました。
第17問
東大寺の大仏の足元の花瓶には、蝶が止まっています。
しかし、その蝶は実際の蝶ではあり得ない特徴を持って作られています。正しいものはどれでしょうか?
1.人の顔を持っている
2.足が8本ある
3.羽が10枚ある
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2.足が8本ある
蝶は昆虫であるため、本来は6本の足を持つ生き物です。
しかし、東大寺の大仏の足元の蝶は8本足で造られています。
「神格化するために、あえて本来の蝶とは異なる構造にした」などの説がありますが、詳しいことは分かっていません。
第18問
今は存在しませんが、かつて東大寺にあったとされる建造物はなんでしょうか?
1.十重塔
2.七重塔
3.二重塔
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2.七重塔
過去の記録から、東大寺にはかつて七重塔がありましたが落雷で焼失してしまったことが分かっています。
現在は大仏殿の近くに金色の塔のようなものが建っていますが、これは塔ではなく「相輪(そうりん)」という塔のてっぺんに付いていた飾りです。
とは言え、その相輪も本物ではなく1970年(昭和45年)の大阪万博で七重塔が再現された時のものです。
第19問
東大寺の大仏の清掃はどのくらいの頻度で行われているでしょうか?
1.1年に1回
2.2年に1回
3.3年に1回
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1.1年に1回
東大寺の大仏は、年に1回(毎年8月7日)に清掃が行われます。これを「お身拭い」と言います。
非常に大きな大仏であるため大勢の人の力が必要になり、約120人の僧侶や関係者の手で行われています。
現在のように年1回お身拭いが行われるようになったのは、1964年(昭和39年)からです。それ以前は住職の任期中に1度行われる程度だったことに加え、参道も現在のように舗装されていなかったため、かなりの量の埃が出ていたようです。
第20問
東大寺にある奈良・平安時代の重要物品が収められた倉の名前はなんでしょうか?
1.東大寺倉
2.大仏院
3.正倉院
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3.正倉院
正倉院は、東大寺を作った聖武天皇ゆかりの品を始めとする宝物や東大寺の仏具などが収められた倉です。
歴史の教科書でもお馴染みであるため、誰もがその名前を聞いたことがあるでしょう。
正倉院の中に入ることはできませんが、宝物の一部は毎年秋になると奈良国立博物館で開催される「正倉院展」で見ることができます。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!