博士
今回は魚へんに関する難読漢字クイズを紹介するぞ!問題が進むにつれ難易度が上がっていくぞお!
【魚へんの漢字クイズ】高齢者向け!読むのが難しい難読漢字【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!ヒントを元に何の漢字なのかを考えるのじゃ。
第1問
鱗
※ヒント:魚の体に付いています。
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答え:ウロコ
魚のウロコは、動物の毛のような役割をしています。
例えば
・水の出入りを調節して体内の塩分濃度の変化を防ぐ
・栄養素を貯める
・振動を感じるセンサー
・外敵から身を守る
などの役割をしています。
ほとんどの魚にはウロコが付いていますが、ナマズ・アンコウ・マンボウにはウロコがありません。
ウロコがない魚は、海の深い場所に住んでおり、ウロコを使う必要がないからです。
第2問
鮭
※ヒント:木彫りのクマがくわえている魚です。
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答え:サケ
サケといえばクマも好物のイメージが強いですが、実際に食べるのはオスのクマだけです。
なぜならクマの世界では、オスが子グマを食べてしまう事も珍しくはないからです。メスの母グマは子グマを守る為にあえて川には近づきません。
サケは、血行を良くして体を温める食べ物なので寒い冬には、おススメです。
第3問
鰯
※ヒント:節分の日に食べます。
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答え:イワシ
イワシを焼くと激しいニオイと煙が出ます。このニオイと煙は邪気を払うと言われていました。以上の理由から節分の日にイワシが食べられるようになりました。
また、イワシはすぐに鮮度が落ち身も崩れてしまう弱い魚です。その為、魚+弱と書いて「鰯(イワシ)」という漢字になりました。選ぶときは身が固く太ったものを選びましょう。
第4問
鯨
※ヒント:潮を吹きます。
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答え:クジラ
クジラは哺乳類なので人間と同じ肺呼吸をしています。
潮吹きは、肺から吐き出した息です。海面を出て息を吐き出したときに、体や鼻の穴にたまっている海水が息と一緒に吹き飛ばされて霧のようになります。
気温が低いとクジラの息の方が温かいのでより白くみえます。
第5問
鰻
※ヒント:土用の丑の日に食べます。
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答え:うなぎ
ウナギは一見ウロコが無いように見えますが、実はあります。無いように見えるのは、小さいウロコが皮膚の下に埋まっているからです。
また、ヌルヌルしているのは体の水分を保ち皮膚呼吸を助ける為です。
第6問
鰹
※ヒント:サザエさんの弟の名前は・・・?
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答え:カツオ
カツオは常に泳いでいないと死んでしまう魚です。なぜなら他の魚と違ってエラブタを自由に動かすことが出来ないからです。
泳ぐことによって新鮮な水を常に流し込み窒息しないようにしています。眠る時は群れの中で仲間に守られた状態で泳ぎながら眠ります。
第7問
鱧
※ヒント:ヘビのような見た目です。
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答え:ハモ
ハモの体は円筒状で細長い形をしています。最大2m以上にもなりウナギよりも長く大きいです。
昼間は岩陰でひっそりと休んでおり、夜間になると活動しエサとなる魚・甲殻類・タコなどを食べて生活しています。
生きたまま市場に出る事は難しいので、生きたままのハモは高値で取引きされます。京都では夏になるとハモを食べるのが文化となっています。
第8問
鮪
※ヒント:正月の初競りでは億単位で競り落とされます。
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答え:マグロ
毎年、正月になると豊洲市場でマグロの初競りが行われます。2019年には1匹のクロマグロが最高値の3億3360万円で競り落とされました。
マグロはカツオと同じで常に泳いでいないと死んでしまいます。どうやって体を休めているかというと右脳と左能を交互に休ませながら泳いでいます。
第9問
鰆
※ヒント:この魚を使った西京焼きが人気です。
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答え:サワラ
春になるとサワラが産卵の時期を迎え、瀬戸内海に入ってきます。その為、春が一番サワラの獲れる時期になります。
このような理由から魚+春と書いて「鰆(サワラ)」という漢字が付けられました。サワラと言えば西京焼きが有名です。
西京焼きは、たっぷりの米麹を使った白味噌をみりんや酒でのばしサワラなど魚の切り身を漬け焼いた料理の事です。
第10問
鱈
※ヒント:唐辛子で調理したものが明太子になります。
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答え:タラ
タラは身が雪のように白いので魚+雪と書いて「鱈(タラ)」という漢字になりました。
タラと呼ばれる種類の中にスケトウダラがあります。スケトウダラの卵巣を塩漬けしたものが‘‘タラコ‘‘になり、更に唐辛子で調理したものが‘‘明太子‘‘になります。
産卵期を迎えたタラは大食いでカニやエビ・魚など何でも食べます。このような理由から「鱈腹(たらふく)食べる」という言葉もできました。
【魚へんの漢字クイズ】高齢者向け!読むのが難しい難読漢字【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
鮃
※ヒント:平たい体型をしています。
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答え:ヒラメ
ヒラメは平たい体型をしており、カレイと似ています。
見分け方は、頭が左を向くのがヒラメで、右を向くのがカレイです。また、ヒラメは口が大きく歯も鋭く小魚や貝を食べて生活しています。夜間に活動し昼間は砂泥に身を潜めています。
第12問
鮑
※ヒント:高級食材です。
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答え:アワビ
高級食材として知られるアワビは水深20mほどの岩に生息しています。
コリコリとした食感が特徴でステーキ・酒蒸し・刺身・粥などに調理されます。地域によっては磯焼きや肝を食べる所もあります。
アワビは昼間は砂の中や岩の間に潜んでいます。食べ物はコンブ・ワカメといった褐藻類です。
第13問
鰐
※ヒント:噛む力は強く人を襲う事もあります。
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答え:ワニ
ワニの噛む力は地球上最強です。
体も大きく体重が1トンを超えるワニもいます。ジャンプ力もあり、木の上に止まっている鳥を捕獲して食べる事もあります。
聴力が特に優れており、広い音域を聞き分ける事も可能です。
怖いイメージの強いワニですが、日本では各都道府県に届け出を出して審査が通ればペットとして飼うことも出来ます。
第14問
鯑
※ヒント:おせち料理の定番です。
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答え:カズノコ
カズノコは、ニシンの卵です。
粒の多さから子孫繁栄を連想させ、縁起が良いことから正月のおせち料理に使われるようになりました。
「希」という漢字は‘‘強く願う’‘という意味が込められており、子孫繁栄を願い「鯑(カズノコ)」という漢字になりました。
第15問
鯏
※ヒント:潮干狩りで採れる小さな貝です。
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答え:アサリ
アサリと言えば潮干狩りで採る事ができます。
名前の由来も、海辺で手軽に漁って採る事ができるので「アサリ」と呼ばれるようになりました。
砂に潜って生活しており水管を伸ばして植物プランクトンを吸い込み食べています。
かつては身近な食材でしたが、砂浜がなくなったり、温暖化の影響で漁獲量は年々減少しています。
第16問
鰌
※ヒント:「どんぐりころころ」という歌に登場します。
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答え:ドジョウ
ドジョウと言われると童謡「どんぐりころころ」を思い出される方が多いと思います。
「どんぐりころころ」は大正時代に作られた歌で、その頃から既にドジョウは身近な存在であった事が分かります。気性も穏やかで他の魚を襲ったりする事もありません。
ドジョウは水田や川に生息しており、成体になっても最大15cmほどです。
食べる量は非常に多く泥や砂ごとエサを口に入れて不要な泥や砂はエラから出すという食べ方をします。
第17問
鰤
※ヒント:この魚と言えば照り焼きです。
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答え:ブリ
ブリは、成長するにしたがって名前が変わるので出世魚と呼ばれています。
成長の順番はモジャコ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリとなっています。80cmを超えるとブリになります。
料理法は幅広く、特にブリ大根やブリの照り焼きは人気の定番料理です。出世魚という事もあり縁起が良い魚でもあります。
第18問
鱓
※ヒント:ウナギに似ていて噛みつきます。
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答え:ウツボ
ウツボの見た目はウナギに似ていますが、鋭い歯と大きな口を持っており凶暴です。日本では九州地方など温帯地域で多くみられます。
体長は4mを超えるものもいます。肉食性で魚や甲殻類など何でも食べますが特にタコが大好物です。
凶暴なイメージが強いですが、皮膚を掃除してくれるオトヒメエビ・アカシマシラヒゲエビ・ホンソメワケベラやエサをおびき寄せてくれるイセエビなどには一切危害を加えません。
第19問
鰰
※ヒント:別名「カミナリウオ」です。
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答え:ハタハタ
ハタハタと言えば、秋田県の名物郷土料理‘‘しょっつる鍋‘‘を思い浮かべる方もいると思います。
‘‘しょっつる鍋‘‘とは、ハタハタに麹と塩を加えて出来る魚醤(しょっつる)にハタハタと野菜を加えた鍋のこと言います。
海が荒れて雷が鳴っている時によく獲れる事から「霹靂神(はたはたがみ)」と呼ばれ、さらに省略して「ハタハタ」と呼ばれるようになりました。
別名「カミナリウオ」とも呼ばれています。
第20問
鯢
※ヒント:絶滅危惧種に指定されている両生類です。
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答え:サンショウウオ
サンショウウオは、カエルやイモリなどと同じ両生類ですが見た目がドジョウに似ている為‘‘ウオ‘‘が付けられました。
サンショウウオと言えば、オオサンショウウオを思い浮かべる方が多いと思います。しかし、サンショウウオはオオサンショウウオに比べてかなり小さく最大で15cmぐらいです。
そして一年のほとんどを石の隙間や落ち葉の下で生活しています。
サンショウウオは、高温に弱い生き物ですので見つけても素手で触らずそっとしておくか冷たい手袋を着用してから触るようにしましょう。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!