博士
今回は元号&年号に関する○×クイズを紹介するぞ!〇か×か正しいと思う方を選ぶのじゃ!
【元号&年号マルバツクイズ】おもしろい!解けたらすごい○×問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
第1問
元号は「日本」で生まれた文化である。〇か×か?
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答え:❌
元号は、古代の中国で生まれた文化です。
それが後に日本に伝わり日本では現在も使われていますが、中国では使われなくなっています。
第2問
現在、元号を使っている国は「日本のみ」である。〇か×か?
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答え:⭕️
第1問でも解説したとおり、元号は古代中国で誕生しました。
それが日本だけではなくベトナムや朝鮮にも伝わり使用されていましたが、現在は日本以外では使用されなくなってしまいました。
第3問
日本初の元号は「大化」である。〇か×か?
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答え:⭕️
日本初の元号である「大化」は、西暦645年から650年まで使われていた元号です。
孝徳天皇が即位したことで使われ始めました。歴史の教科書でも習う「大化の改新」でもお馴染みの元号であるため、誰もが一度は聞いたことがある元号と言えるでしょう。
第4問
改元は「天皇が即位した時」以外に行われたことはない。〇か×か?
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答え:❌
昔は、1人の天皇の代で複数回の改元が行われていました。
これには、災害や疫病の蔓延などが起こった場合に「災いを断ち切る」という意味が込められていたと言われています。
明治時代からは、天皇一代につき元号を1つ制定する「一世一元の制」に基づいて元号が定められるようになりました。
第5問
令和の時点で元号を五十音順に並べた場合、最後に来るのは「令和」である。〇か×か?
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答え:❌
令和の時点で元号を五十音順に並び替えると、最後に来るのは「和銅(わどう)」です。
和銅の時代に、日本初の流通貨幣である「和同開珎」が誕生しました。
第6問
令和の時点で元号を五十音順に並べた場合、最初に来るのは「永延(えいえん)」である。〇か×か?
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答え:❌
令和の時点で元号を五十音順に並べ替えると、最初に来るのは「安永(あんえい)」です。
安永は、1772年から1781年まで続いた元号です。
永延は、987年から989年まで続いた元号です。五十音順では6番目になります。
第7問
長い歴史の中で、「4文字」の元号が使われたことがある。〇か×か?
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答え:⭕️
奈良時代には、4文字の元号が5つ登場しています。それらは下記の通りです。
・天平感宝(てんぴょうかんぽう)
・天平勝宝(てんぴょうしょうほう)
・天平宝字(てんぴょうほうじ)
・天平神護(てんぴょうじんご)
・神護景雲(じんごけいうん)
これら以外の元号は、全て2文字です。
第8問
日本で一番長く続いた元号は「昭和」であり、それに次いで長いのは「平成」である。〇か×か?
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答え:❌
日本で2番目に長く続いたのは「明治」です。明治は45年続きました。
昭和が64年続いたことから、昭和の時代がいかに長く続いたかよく分かります。
ちなみに平成は31年間続き、4番目の長さ。また、3番目に長いのは、1394年から1428年まで35年間続いた「応永(おうえい)」です。
第9問
日本には「約2ヶ月半」しか使われなかった元号がある。〇か×か?
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答え:⭕️
日本で最も短い元号とされる「暦仁(りゃくにん)」は、わずか2ヶ月半程度しか使用されなかったとされています。
これは日本の歴史の中で、最も短い元号であると言われています。
これ以外にも、過去には1年以内で終わってしまった元号がいくつか存在します。
第10問
「しょうわ」と読む元号は、「昭和」以外にも存在する。〇か×か?
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答え:⭕️
834年から848年まで続いた「承和」、1312年から1317年まで続いた「正和」。この2つも「しょうわ」と読みます。
このように、長い歴史の中では漢字は違っても同じ読みになる元号が登場する場合があります。
【元号&年号マルバツクイズ】おもしろい!解けたらすごい○×問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
日本で2番目の元号には、動物の名前が入っている。〇か×か?
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答え:⭕️
日本で2番目の元号は、「白雉(はくち)」です。650年から654年まで使用されていました。
穴戸国(現在の山口県)の国司が、朝廷に白い雉を献上したことをきっかけに改元されたと言われています。
第12問
歴代の元号の中で最も多く使われた漢字は「永」である。〇か×か?
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答え:⭕️
歴代の元号の中で最も多く使われた漢字は「永」です。合計29 回使われました。
次いで多いのが「元」と「天」で27 回、3番目に多いのが「治」で21 回です。
第13問
「令和」は、日本で100番目の元号である。〇か×か?
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答え:❌
令和は、なんと日本で248番目の元号になります。
日本に現存する最古の和歌集である「万葉集」が引用元となっています。
第14問
「平成」が始まったのは、1989年1月1日からである。〇か×か?
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答え:❌
平成は、1989年1月8日から2019年4月30日まで続きました。
平成は、初めて「元号法」という法律に基づいて作られた法律です。
元号法は1979年(昭和54年)6月12日に公布・即日施行された法律であり、日本の元号の制定について定められています。
第15問
明治時代の1つ前の元号は「東大」である。〇か×か?
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答え:❌
明治時代の1つ前の元号は、「慶応(けいおう)」です。
1865年から1868年まで続いた江戸時代最後の元号でもあります。
「乾永・文隆・大暦・万徳・慶応・明定・天政」という7つの案が挙がり、その中から選ばれたと言われています。
この後の明治時代からは、第4問でも解説した天皇一代につき元号を1つ制定する「一世一元の制」により、天皇の即位時以外に改元が行われることは無くなりました。
第16問
「平成」は、江戸時代の元号の候補として挙げられたことがある。〇か×か?
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答え:⭕️
平成は、江戸時代最後の元号を決める際の候補として実際に挙がっていた元号でもあります。
しかし、第15問で解説したとおり最終的な候補は「乾永・文隆・大暦・万徳・慶応・明定・天政」であったため、最終候補には残れず落選してしまった案であったと言えます。
そんな「平成」は、その124年後に私たちにとって非常に馴染み深い元号となりました。
第17問
「明治」はくじ引きで決まった。〇か×か?
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答え:⭕️
明治は、いくつかの候補の中から最終的には明治天皇によるくじ引きで決まりました。
くじ引きと聞くと運任せのようなイメージもありますが、当時のくじ引きは神のお告げを聞く大切な神事でした。
実際に古代の日本では様々な場面でくじが使われていたようです。
時代が大きく変わる瞬間であったからこそ、神の声を聴いて決めようとしたのかもしれませんね。
ちなみに…くじ引きによって決まった元号は明治だけであるとされています。
第18問
新元号として「平成」を発表したのは、小泉純一郎である。〇か×か?
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答え:❌
新元号として「平成」を発表したのは、小渕恵三さんです。
彼が「平成」の文字を掲げる写真は歴史の教科書にも掲載されているため、当時まだ生まれていない平成生まれの人達にとっても馴染み深い写真であると言えます。
第19問
新元号として「令和」が発表された時に掲げられた文字は、当時の官房長官であった菅義偉が自ら書いたものである。〇か×か?
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答え:❌
新元号として「令和」が発表された際の文字は、書家の茂住修身さんが書いたものです。
ちなみに新元号として「平成」が発表された時の文字を書いたのは、元内閣府辞令専門官の河東純一さんです。
辞令専門官とは、政府の辞令を書く人のことです。政府内の組織の看板や表彰状などを作成する役割もあります。
第20問
新元号を決める際のポイントとなる6つの項目「候補名の検討及び整理に当たっての留意事項」には、「読みやすいこと」というものが含まれている。〇か×か?
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答え:⭕️
新元号を決める際には、「候補名の検討及び整理に当たっての留意事項」という6つの項目に基づいた候補が挙げられます。
その項目は下記の通りです。
(1)国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること
(2)漢字2字であること
(3)書きやすいこと
(4)読みやすいこと
(5)これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと
(6)俗用されているものでないこと
第7問で解説したような4文字の元号も、現在はこの留意事項によって作れなくなっていることが分かります。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
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