博士
今回は海の生き物に関するクイズを紹介するぞ!生き物の意外な一面が知れるかもしれないぞ!
【海の生き物クイズ】高齢者向け!簡単&面白い三択雑学問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!選択肢の中から正しいと思うものを選ぶのじゃ。
第1問
タイと言えば赤いイメージですが、体が黒いクロダイもいます。
では、クロダイはなぜ黒くなるのでしょうか?
1.日焼けみたいなもの
2.海藻のみを食べているから
3.黒い方が目立たないから
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1.日焼けみたいなもの
クロダイが黒いのは、日焼けみたいなものです。
クロダイは比較的浅い場所で暮らしているため、海に入り込む太陽光が多く体に当って、メラニン色素が沈着することで体が濃い黒色になると言われています。
人間でいう日焼けのようなものですね。
第2問
タラバガニは生物学の分類上、カニではありません。
では、なんの仲間でしょうか?
1.イカ
2.ヤドカリ
3.サメ
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2.ヤドカリ
タラバガニは、分類上はカニではなくヤドカリの仲間です。
生物学上ではカニは足が10本あることとされていますが、タラバガニは足が8本です。
ヤドカリも足が8本であることなどから、タラバガニはヤドカリの仲間になります。
しかし、水産業の分野ではちゃんとカニとして取り扱われています。
第3問
かつて食べることを厳しく取り締まられた魚がいました。それはなんでしょうか?
1.アナゴ
2.フグ
3.マグロ
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2.フグ
かつて、フグは食べることを厳しく取り締まられていました。
フグを食べることを禁じたのは豊臣秀吉です。当時は現代のようにフグへの知識が十分ではなかったため、武士たちの中でフグを食べて中毒死する者が多かったことによるものです。
それ以来、江戸時代でもフグを食べることに関しては厳しく取り締る藩もありました。
そんなフグ食を解禁したのが伊藤博文と言われています(諸説あります)。
第4問
イルカの頭の上にある穴は、人間でいうとどの部分に当たるでしょうか?
1.耳
2.おへそ
3.鼻
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3.鼻
イルカの頭の上にある穴は、人間でいうと鼻に当たります。
イルカは哺乳類なので、人間と同じく肺呼吸をします。イルカの頭の上の穴は「呼吸孔」と言い、これを少し海面に出すだけで呼吸をすることができます。
イルカは種による差はありますが、1回の呼吸で5~10分程度の潜水が可能です。
第5問
ホタテのヒモ部分にある黒い点はなんでしょうか?
1.ただの模様
2.鼻の穴
3.目
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3.目
ホタテのヒモ部分にある黒い点は、目です。個体差もありますがホタテには、80〜100個程の目があります。
色の区別はできませんが、明暗は認識することができ、その光の明暗によって外敵の接近を察知します。
そして外敵からは貝殻の開閉によって海水を噴射しながら泳いで逃げることができます。
第6問
甘エビにはある変わった特徴があります。それは一体なんでしょうか?
1.性転換する
2.オスが卵を産む
3.子どもの頃の方が体が大きい
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1.性転換する
甘エビには、性転換するという特徴があります。
実は甘エビは生まれてすぐの状態ではオスでもメスでもない性別が無い状態です。その後、オスとして成長していき、5歳頃で全員メスとなって生涯に3回程卵を産みます。
なぜ甘エビがこのような生態になったかと言うと、この方がより多くの子孫を残すことができるからであると考えられています。
第7問
シロクマの毛の下の皮膚は何色でしょうか?
1.白色
2.黒色
3.茶色
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2.黒色
シロクマの皮膚は、黒色です。
シロクマは極寒の地で暮らすため厚い脂肪を蓄えており、皮膚もより太陽の熱を吸収しやすい黒色をしています。
そして、あの白い毛は実は白色ではありません。シロクマの毛は、実際には半透明であり中が空洞になっています。半透明は光を通すため、黒い皮膚で太陽の熱効率よく浴びることができます。
さらに中が空洞のため空気の層が熱を逃がさず、水に濡れても乾きやすいという特徴を持っています。
第8問
イワシの鱗が取れやすい理由はなんでしょうか?
1.ストレスで抜け落ちるから
2.外敵から逃げやすいため
3.どの魚よりも乾燥に弱いため
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2.外敵から逃げやすいため
イワシの鱗が取れやすいのは、外敵から逃げやすいためです。
流石にクジラなどに丸呑みされては元も子もありませんが、鱗が取れやすいことで外敵の加え方によっては鱗を置き去りにして抜け出ることができる可能性があります。
さらに、取れた鱗は海の中でキラキラと光るため、外敵への目くらましにもなると言われています。
第9問
イカにはあるものが3つあります。それはなんでしょうか?
1.目
2.耳
3.心臓
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3.心臓
イカには、心臓が3つあります。
イカは速く泳ぐことができる生き物で最大で時速40㎞にもなります。
素早く動くためには酸素が必要です。3つ心臓のうち2つはエラにあり、エラ心臓と呼ばれています。
エラ部分にも心臓があることで、エラにも血液を送り込む補助的な役割を果たすことができます。それによって素早い動きを実現しています。
また、タコもイカと同じく2つのエラ心臓を持っている、心臓が3つある生き物です。
第10問
サメは約500種類いるとされていますが、その中で人を襲うのは約何種類と言われているでしょうか?
1.約30種類
2.約90種類
3.約270種類
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1.約30種類
サメは約500種類いるなかで、人を襲うのは約30種類と言われています。
『ジョーズ』をはじめとしたサメ映画の影響で、「サメ=人を襲う」というイメージを持つ人もいますが必ずしもそうではありません。
人を襲うサメはホホジロザメやシュモクザメといった種が有名です。
人を襲わないサメとしては、世界最大の魚類であるジンベエザメが有名です。穏やかな種であり海ではダイバーと並んで泳ぐこともあります。主な餌もプランクトンです。
とは言え、先に述べたような人を襲うサメも存在するため海では油断できないことには変わりはないでしょう。
【海の生き物クイズ】高齢者向け!簡単&面白い三択雑学問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
クラゲの脳はどこにあるでしょうか?
1.頭部にあるけど透明で見えにくい
2.足先
3.そもそも脳が無い
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3.そもそも脳が無い
クラゲには、そもそも脳がありません。それどころか心臓も、血液すらもありません。
その代わりにクラゲの全身には「散在神経」という神経が張り巡らされています。その散在神経が刺激されることによって、反射的に動いている生き物です。
また、血管が無い代わりに水管と呼ばれる栄養や酸素を循環させる役割を持つ管が備わっています。
第12問
ヒラメは体の左に、カレイは体の右に目が寄っています。
では、卵から生まれたばかりの頃はどうでしょうか?
1.最初は両側に目があった(普通の魚と同じ)
2.子どもの頃から大人と変わらない位置に目がある
3.ヒラメは右に、カレイは左に目があった
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1.最初は両側に目があった(普通の魚と同じ)
ヒラメもカレイも、生まれたばかりの頃は普通の魚と同じように両側に目がありました。
「左ヒラメで右カレイ」という言葉があるように、成長するにつれてそれぞれ片側に目が寄っていきます。
ヒラメの場合は周囲に合わせて色を変えて溶け込む能力があります。
一方、カレイはそれができない代わりに砂に潜り込みます。
目が片側に寄っていると、どちらの場合も気づかれにくい状態で獲物を待ち伏せし、両方の目で獲物を確認して捕食するといった動きをするのに適しています。
第13問
マンボウは世界一多くの卵を産む生き物です。
では、1回の産卵でいくつの卵を産むでしょうか?
1.300個
2.300万個
3.3億個
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3.3億個
マンボウは、一度の産卵で3億個もの卵を産みます。
3億個もの卵を産むのであれば、マンボウが大量発生しそうな気もするかもしれませんが、そうはいきません。
大量の卵を産むということは、子孫を残すためにそれだけの数を産む必要があるくらい生存率が低いということです。
なんと3億の卵のうち、無事成長できるのは2匹程度とも言われています。
マンボウは貧弱な魚としても有名です。どのくらい貧弱かと言うと、消化能力が弱いため自分で食べた魚の骨が腸に刺さって死ぬこともある程です。
第14問
ウミガメの甲羅はなんでできているでしょうか?
1.筋肉
2.骨
3.皮膚
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2.骨
ウミガメに限らず亀の甲羅は、骨でできています。骨である以上は体の一部なので甲羅を脱ぐこともできません。
肋骨と背骨がくっついたようなものであり、神経や血管も通っています。
よって、浦島太郎で浜辺で子どもたちに虐められていたウミガメは叩かれたのが甲羅であったとしても痛みを感じていたと言えるでしょう。
頑丈な亀の甲羅ですが、もしも高い場所から落下するなどして甲羅が割れてしまった場合は致命傷になります。
第15問
星のような見た目の生き物、ヒトデ。腕が5本あるイメージですが、種による違いがあります。
最も腕が多い品種になると何本の腕があるでしょうか?
1.10本
2.50本
3.100本
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2.50本
最も腕が多いヒトデは、腕が50本あります。タコヒトデという腕が30本以上あるヒトデの仲間に分類されるものです。
ヒトデ全般に言えることですが、生命力が強く腕がちぎれても時間の経過で再生します。中には分裂して2匹になるヒトデまでいる程です。
第16問
深海に住む「ダイオウグソクムシ」という生き物がいます。甲
殻類ですが、分類上は陸上で生活するとある虫の仲間です。その虫とはなんでしょうか?
1.ダンゴムシ
2.カブトムシ
3.アリ
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1.ダンゴムシ
ダイオウグソクムシは、ダンゴムシの仲間です。
深海に生息しており、成長すると45cm、体重も2kg近くにもなります。刺激を受けるとダンゴムシ程綺麗な形ではありませんが、丸まって身を守ります。
深海底に沈んできた大型魚やクジラなどの死骸、弱った生き物等を食べているとされています。そのことから「深海の掃除屋」とも呼ばれます。
非常に飢えに強い生き物でもあり、三重県の鳥羽水族館で飼育されていた個体は、最後に食事をしてから死亡するまでの5年間、一切食事をしませんでした。
第17問
アナゴの名前の由来はなんでしょうか?
1.穴に潜んでいるから
2.発見した人の名前が「アナゴ」さん
3.鼻の穴が5つある
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1.穴に潜んでいるから
アナゴの名前の由来は、穴に潜んでいるからです。アナゴは夜行性であるため、日中は岩穴などに潜んで過ごし、夜になると餌を求めて行動を開始します。
その習性からアナゴという名がついたと言われています。
また、アナゴとウナギを比べると、ウナギの方が脂が多く栄養も豊富ですが、アナゴは淡白な味わいが楽しめるなど似ているようで多くの違いがあります。
第18問
トビウオが飛ぶ主な理由はなんでしょうか?
1.外敵から逃げるため
2.実は泳ぎがあまり得意ではないため
3.日光浴をするため
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1.外敵から逃げるため
トビウオが飛ぶのは、主に外敵から逃げるためです。
トビウオは海面近くを泳ぐ魚であり、大型の魚に発見されやすいため、天敵から逃れるために飛ぶようになりました。
尾びれで水をかいて飛び上がり、羽のような胸びれを開いてグライダーのように滑空します。
最高で400mの距離を飛び、滞空時間も約40秒というすごい能力を持っているのですが、大型の魚から逃れたと思ったら空中で鳥に食べられてしまうこともあります。
第19問
世界一泳ぐのが速い魚はなんでしょうか?
1.カツオ
2.カジキ
3.ウツボ
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2.カジキ
世界一泳ぐのが速いのは、バショウカジキというカジキの1種です。とても長い背びれが特徴的な魚で、その速さは時速100㎞を超えると言われています。
背びれを帆のように広げて旋回する時に使うなど、ただ単に速いだけの魚ではないことが分かります。
また、バショウカジキという名前は、背びれが大きく「バショウ」という植物の葉にも似ていることから来ています。
第20問
タツノオトシゴは、ある変わった子育てをします。それはなんでしょうか?
1.陸で子どもを育てる
2.他の魚に子育てをさせる
3.オスが出産する
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3.オスが出産する
タツノオトシゴは、オスが出産します。
タツノオトシゴのオスのお腹には「育児のう」という袋があり、そこにメスが卵を産み付けます。メスはその後は立ち去ってしまいますが、オスは袋の中で卵が孵るまで守り続けます。
2~3週間で卵が孵ると、袋からタツノオトシゴの赤ちゃん達が出てきます。これがタツノオトシゴはオスが出産すると言われる理由です。
一度で1000匹程の赤ちゃんが生まれますが、生き残れるのは2匹程度だと言われています。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!