博士
今回は慣用句クイズを紹介するぞ!選択肢の中から正しいと思うものを選ぶのじゃ!
【慣用句クイズ】頭の体操に最適!おもしろい脳トレ3択問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
第1問
「揚げ足を取る」の意味として正しいものはどれでしょうか?
1.迷惑をかける
2.言い間違えたことをからかう
3.悪い評判を言いふらす
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2.言い間違えたことをからかう
「揚げ足を取る」とは、人の言い間違いや言葉尻をとらえて非難したり、からかったりすることです。
「揚げ足」とは元々、相撲や柔道などで相手が技を掛けようとして揚げた足のことです。
その揚げ足を取って相手を倒すことから転じて生まれた慣用句です。
第2問
「開いた口が塞がらない」はどんな時に使うでしょうか?
1.呆れた時
2.感動した時
3.楽しい時
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1.呆れた時
「開いた口が塞がらない」は、驚き呆れてものが言えない様子を表す慣用句です。
第3問
「おまけをつけたり、値引きしたりする」という意味の慣用句に「〇をつける」というものがあります。
空欄に当てはまるものはなんでしょうか?
1.足
2.火
3.色
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3.色
「色をつける」という言葉は、「着色する」という意味でも使う言葉です。
しかし、慣用句としての「色をつける」は「おまけを付けたり値引きしたりして、相手に対し温情を示すこと」を指します。
使う場面が明らかに違うため、混同することはないでしょう。
第4問
「うだつが上がらない」の意味として正しいものはどれでしょうか?
1.技術が向上しない
2.なかなか出世しない
3.利益が出ず赤字になる
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2.なかなか出世しない
「うだつ」とは、隣の家が火事になった時に自分の家まで火が燃え移るのを防ぐための防火壁です。昔の日本家屋に設置されており、岐阜県美濃市や徳島県つるぎ町貞光などにはその街並みが現在も残されています。
設置するにはそれなりの費用が必要であり、江戸時代中期には装飾的な意味合いが強くなりました。
そのため、財力がある商人などは競うように立派なうだつを上げていました。
そのような時代背景から「うだつが上がらない = うだつを上げる金銭的な余裕がない」ということが転じて、「出世しない」という意味の慣用句になりました。
第5問
「何か隠しているような言い方をすること」を表す慣用句として正しいものはどれでしょうか?
1.奥歯に物が挟まる
2.お鉢が回る
3.熱がさめる
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1.奥歯に物が挟まる
「奥歯に物が挟まる」は、奥歯の間に物が挟まると発音も不明瞭になることから、「はっきり言わないで何か隠しているような様子」を表す慣用句となりました。
「お鉢が回る」は「自分に順番が回ってくること」。「熱がさめる」は「熱中していた状態から、元に戻る」という意味です。
第6問
「血も涙もない」人とは、どんな人でしょうか?
1.落ち着いている人
2.親切な人
3.冷酷な人
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3.冷酷な人
「血も涙もない」は、「全く人情味がない・冷酷」という意味の慣用句です。
人間は血が流れており、悲しい時には涙を流します。それらは人間らしい要素の1つであると言えます。
そのため、人情味のない人を表す言葉として「血も涙もない」という表現が用いられるようになったと考えられています。
第7問
「面の皮が厚い」の意味として正しいものはどれでしょうか?
1.図々しい
2.体が丈夫
3.無表情
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1.図々しい
「面の皮が厚い」は、「ずうずうしい・厚かましい」「恥を恥とも思わない」という意味の慣用句です。
第8問
「気が気でない」の意味として正しいものはどれでしょうか?
1.全く気にしていない
2.そわそわして落ち着かない
3.気に入らなくてイライラする
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2.そわそわして落ち着かない
「気が気でない」は、「そわそわして落ち着かない様子」を表す慣用句です。
第9問
「ぬぐい去ることのできない汚名を受ける」という意味の慣用句はどれでしょうか?
1.烙印を押される
2.合点がいかない
3.片棒を担ぐ
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1.烙印を押される
「烙印を押される」は、「ぬぐい去ることのできない汚名を受ける」「周囲からそういうものだと決めつけられる」という意味の慣用句です。
「合点がいかない」は「納得がいかない・腑に落ちない」。
「片棒を担ぐ」は「計画や仕事に協力をする(主に悪事に協力する際に使われる)」という意味です。
第10問
「意外なことが起って、訳も分からず呆然とする様子」を表す慣用句に「〇につままれる」というものがあります。
空欄に当てはまるものはなんでしょうか?
1.犬
2.狸
3.狐
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3.狐
狐は、昔から「人を化かす動物」の1種として扱われてきました。
そのようなずる賢いイメージから、この慣用句が生まれたと考えられます。
狸も同じく「人を化かす」と言われてきましたが、「狸につままれる」という慣用句はありません。
【慣用句クイズ】頭の体操に最適!おもしろい脳トレ3択問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
「目が高い」の意味として正しいものはどれでしょうか?
1.非常に理想が高い
2.良いものを見極める力が優れている
3.目標に向かって突き進む勇気がある
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2.良いものを見極める力が優れている
「目が高い」は、「良いものを見極める力が優れている」という意味の慣用句です。
目がきく人への誉め言葉として「お目が高い!」という表現をすることもあります。
第12問
「ヤマを掛ける(張る)」の「ヤマ」を漢字で表記した場合、正しいものはどれでしょうか?
1.山
2.八馬
3.矢間
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1.山
「ヤマを掛ける(張る)」は、「予想を立てて準備をすること」「万が一の幸運を狙ってやってみること」を指す慣用句です。
皆さんも学生時代のテストの際に「ヤマを掛けた(張った)」経験があるのではないでしょうか。
そんな「ヤマを掛ける(張る)」は、漢字で書くと「山を掛ける(張る)」となります。
この「山」とは、鉱山のことです。鉱山は掘るまでどの程度の鉱石が出るか分からないことから、予測をつけて掘ることを「山を掛ける(張る)」と言っていました。
上手くいけば大きな利益が得られますが、予想が外れると大損をするリスクもありました。
それが転じて、現在でもよく使われる慣用句となりました。
第13問
「性格が合わずに仲が悪い」という意味の慣用句はどれでしょうか?
1.水と油
2.拍車をかける
3.猫を被る
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1.水と油
「水と油」は、「性格が合わずに仲が悪い様子」を表しています。
水と油が混ざり合わないことから生まれた慣用句です。
「拍車をかける」は「物事の進みを一気に早める」。
「猫を被る」は「本性を隠しておとなしそうに見せる」という意味です。
第14問
下記の「手」という漢字が使われた慣用句のうち「和解する・協力し合う」という意味のものはどれでしょうか?
1.手を尽くす
2.手を抜く
3.手を握る
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3.手を握る
「手を握る」は、「和解する・協力して一緒に行う」といった意味の慣用句です。
「手を尽くす」は「物事の実現や解決のために、あらゆる手段や方法を試みる」。
「手を抜く」は「いい加減な仕事をする」という意味です。
第15問
「箔が付く」の意味として正しいものはどれでしょうか?
1.悪い噂が流れる
2.より高い値打ちや評価がつく
3.過大評価される
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2.より高い値打ちや評価がつく
「箔が付く」は、「より高い値打ちや評価がつく・貫禄が増す」という意味の慣用句です。
「箔」とは金箔や銀箔のことです。これらは非常に高価なものだったことから「値打ちが高くなること」を表す言葉として使われるようになりました。
第16問
「追い詰められ逃げ出す事が出来ない状態」を表す慣用句に「袋の〇」というものがあります。
空欄に当てはまるものはなんでしょうか?
1.虫
2.魚
3.鼠(ねずみ)
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3.鼠(ねずみ)
「袋の鼠」とは、「袋に逃げ込んだ鼠のように、追い詰められ逃げ出す事が出来ない状態」の例えです。
三味線を使った浄瑠璃の作品『浦島年代記』内の一文、「大将平馬は此社壇に袋の鼠ただ取こと」が由来であると言われています。
第17問
「大げさにする」という意味の慣用句に「〇をかける」というものがあります。
空欄に当てはまるものはなんでしょうか?
1.輪
2.水
3.土
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1.輪
「輪をかける」は、「大げさにする・程度をさらに甚だしくする」という意味の慣用句です。
その起源は、弓道にあるとされています。
弓道で矢をより強く正確に射るには弦を掛ける輪に、弦が適切に張られていることが重要になります。
「弦が適切な長さと強度で張られていれば、より勢いよく矢が飛ぶ」ということから転じて生まれた慣用句であると言われています。
第18問
「目から鼻へ抜ける」のの意味として正しいものはどれでしょうか?
1.見て見ぬふりをする
2.頭の回転が早くて抜け目がない
3.2つ以上のことを同時にこなす
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2.頭の回転が早くて抜け目がない
「目から鼻へ抜ける」とは、「頭の回転が早くて抜け目がない・利口で賢い」という意味の慣用句です。
その由来は、奈良時代の大仏職人の逸話にあるとされています。
ある日、職人の1人が大仏の目が外れていることに気づきます。そこで彼は大仏の目の穴から入り、外れていた目を内側からはめ直しました。
周囲の誰もが彼が閉じ込められてしまったと思ったその時、彼は大仏の鼻の穴を通って脱出しました。
この職人の行動から、「抜け目がない・賢い」といった意味の慣用句として「目から鼻へ抜ける」が使われるようになったと言われています。
第19問
「今にも滅んでしまいそうな様子」を表す慣用句はどれでしょうか?
1.風前の灯火
2.羽目を外す
3.血が騒ぐ
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1.風前の灯火
今の照明は電気ですが、昔はロウソクなど火を使った照明が当たり前であったため風が吹けば消えてしまっていました。
「風前の灯火」は、「風に吹かれて今にも消えそうな灯りの様子」から転じて「滅んでしまいそうな様子」を表す慣用句となりました。
「羽目を外す」は「調子に乗って度を越すこと」。
「血が騒ぐ」は「興奮してじっとして居られない様子」という意味があります。
第20問
下記の「口」という漢字が使われた慣用句のうち「何度も繰り返して忠告する」という意味のものはどれでしょうか?
1.口を割る
2.口火を切る
3.口を酸っぱくする
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3.口を酸っぱくする
「口を酸っぱくする」は、「何度も繰り返して忠告する」という意味の慣用句です。
「口を割る」は「白状する・自白する」。
「口火を切る」は「物事を最初に始める。初めに行動してきっかけを作る」という意味があります。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!