
博士
今回は日本の食べ物に関する○×クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ!
【日本の食べ物クイズ】高齢者向け!簡単&面白い雑学マルバツ問題【前半10問】


博士
まずは10問出題するぞぉ!〇か×か、正しいと思う方を選ぶのじゃ。
第1問
昆布締めは、冷蔵庫が無い時代に魚を日持ちさせる手段でもあった。〇か×か?
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答え:⭕️
昆布締めは、魚に昆布の旨味が移るため刺身とはまた違った味わいを楽しめます。
また、乾燥した昆布は水分を吸収する働きを持っています。
昆布で生魚を挟むことで魚の水分が昆布に吸われて適度に抜け、保存が効くようにもなります。
第2問
「おはぎ」と「ぼたもち」は使う餡子の種類によって呼び分けをしている。〇か×か?
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答え:❌
「おはぎ」と「ぼたもち」は名前が違うだけで同じものです。
牡丹の花が咲く春に作るものは「ぼたもち」、萩の花が咲く秋に作るものは「おはぎ」と呼び分けていました。
現在では、季節に関係なくどちらか一方の名前で呼ばれることも多くなっています。
第3問
お弁当に梅干しを入れると、食中毒の予防になる。〇か×か?
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答え:⭕️
梅干しに含まれているクエン酸には、食中毒の原因となる菌の繁殖を抑える効果があります。
夏のお弁当に入れておけば、単なるご飯のお供以上の効果が期待できると言えるでしょう。
第4問
すき焼きの「すき」とは、「土鍋で好きな物を焼いて食べていた」ことに由来している。〇か×か?
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答え:❌
すき焼きの「すき」とは、農具の鋤(すき)が由来であると言われています。
江戸時代の農民が、鋤(すき)の刃の部分を使って魚や野菜を焼いていたのが始まりという説があります。
第5問
生シイタケは、干しシイタケよりも栄養価が高い。〇か×か?
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答え:❌
シイタケは、干しシイタケにすることで栄養価がアップします。
特にビタミンDは、生シイタケの約30倍以上にもなります(生シイタケのビタミンD:0.4g、干しシイタケのビタミンD:12.7g)。
ちなみに、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、丈夫な骨を作るのには欠かせない栄養素です。
第6問
湯葉は、海藻から作られる。〇か×か?
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答え:❌
湯葉は、豆乳を加熱した時の表面にできる薄皮です。
お吸い物の具にしたり、そのまま醤油などをつけて食べたりします。
第7問
蕎麦には、血流をよくする成分が含まれている。〇か×か?
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答え:⭕️
蕎麦には、「ルチン」という成分が含まれています。
ルチンには、血管を修復して血液の流れを良くする効果、血圧を下げる効果があります。
そのため、脳卒中や動脈硬化などの生活習慣病の予防効果も期待できます。
第8問
干物は、奈良時代から庶民の食卓に並ぶ定番メニューだった。〇か×か?
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答え:❌
干物は、奈良時代には宮廷への献上品の1つとされていました。
そのため、庶民が気軽に食べられるものではありませんでした。
江戸時代になると干物づくりがさらに発展していき、身分が高い人の食べ物だった干物が庶民の間にも広まっていきました。
第9問
肉じゃがは正式名称ではなく、「肉とじゃがいもの煮物」の略である。〇か×か?
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答え:❌
「肉じゃが」は何かの略称ではなく、正式名称です。
1970年代中頃から、「肉じゃが」という名称が使われ始めました。
旧日本軍が使っていたレシピには、「牛肉煮込み」という肉じゃがに似たメニューが載っています。
第10問
寿司や刺身にワサビがついているのは、殺菌効果があるからである。〇か×か?
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答え:⭕️
ワサビには殺菌効果があり、食中毒を予防するために寿司や刺身につけられるようになりました。
日本では昔からワサビを薬草としても扱っており、江戸時代に握り寿司が広まるのと共にワサビをつける文化も広まっていきました。
また、殺菌以外にも魚の臭みを和らげる効果も持っています。
【日本の食べ物クイズ】高齢者向け!簡単&面白い雑学マルバツ問題【後半10問】


博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
卵かけご飯を初めて食べた人物は、明治天皇である。〇か×か?
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答え:❌
日本で初めて卵かけご飯を食べた人物は、明治時代に日本初の従軍記者として活躍した「岸田吟香」さんだと言われています。
現在の卵かけご飯は醤油をかけるのが定番ですが、岸田吟香さんは焼き塩と唐辛子で味付けをしていたようです。
また、鶏卵は江戸時代頃から食べられるようになりましたが、当時はまだ高級品でした。
庶民の間に鶏卵が広まったのは、昭和30年代頃からと言われています。
第12問
お茶漬けは、江戸時代の奉公人が短時間で食事を済ませるためにとった食事法である。〇か×か?
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答え:⭕️
江戸時代中期になると庶民の間に番茶や煎茶が広まっていき、それに伴い、お茶漬けも親しまれるようになりました。
江戸時代の奉公人は、1日の殆どの時間を労働に当てていました。
食事の時間も限られていたため、手早く食事を済ませることができる茶漬けは奉公人にとって都合の良いものでした。
また、現在のようにご飯の保温技術が無い江戸時代にとっては、冷めたご飯を美味しく食べるための手段でもありました。
第13問
豚の生姜焼きには、疲労回復効果がある成分が豊富に含まれている。〇か×か?
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答え:⭕️
豚肉には、疲労回復効果が期待できるビタミンB1が豊富に含まれています。
生姜には、「ショウガオール」「ジンゲロール」という体を温めて胃の調子を整えてくれる成分が多く含まれています。
それらが組み合わされることで、疲労回復効果が期待できるスタミナメニューとなります。
第14問
味噌汁を毎日飲むと、胃潰瘍の予防効果が期待できる。〇か×か?
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答え:⭕️
味噌に含まれる酵素には、消化を助ける働きがあります。
そのため味噌汁を毎日飲む人・時々飲む人は、全く飲まない人と比べて胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりにくいという研究データも存在します。
第15問
かき氷は平安時代から庶民のおやつとして親しまれていた。〇か×か?
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答え:❌
現在のような製氷技術がない時代、氷は天然のものを手に入れる以外に入手方法がありませんでした。
かき氷自体は平安時代には既に存在したとされていますが、貴重な氷を使っているため、当時は貴族しか食べることができませんでした。
第16問
トンカツは、中国から伝わった料理を日本風にアレンジしたことで誕生した。〇か×か?
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答え:❌
トンカツの「カツ」は、「カツレツ」の略です。
カツレツとは、フランス料理の「コートレット」を日本風にアレンジした料理です。コートレットとは、スライスした仔牛肉にパン粉をつけて炒め焼きした料理です。
カツレツは、そのコートレットを見よう見まねで作ろうとした過程で肉を大量の油で揚げたことで誕生しました。
そして薄切り肉ではなく、厚切りの豚肉を使うなどより日本人の好みに合わせて発展させたものが「トンカツ」です。
第17問
おせち料理の伊達巻は、伊達政宗の好物だと言われている。〇か×か?
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答え:⭕️
伊達巻は、その形が巻物に似ていることから「学業成就」の願いが込められています。
その名の由来には諸説ありますが、「伊達政宗の好物だったから」という説が有名です。
第18問
ネギトロのネギは、野菜のネギのことである。〇か×か?
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答え:❌
ネギトロは、本来は捨ててしまう部分を寿司職人のまかないとして食べるようになったのが始まりです。
マグロの身を骨の周りから削り取ることを「ねぎ取る」と呼んでいたことが、その名の由来であると言われています。
第19問
ぬか漬けには、腸内環境を整える効果がある。〇か×か?
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答え:⭕️
ぬか漬けは、乳酸菌によってできた発酵食品です。
乳酸菌は腸内の悪玉菌の繁殖を抑え、腸の働きを助ける効果があります。
そんな乳酸菌を一緒に取り込むことになるため、ぬか漬けには腸内環境を整える効果も期待できます。
さらに、ぬか床にはビタミンB1やカリウムなどの栄養が豊富に含まれています。その栄養が野菜に吸収されるため、ぬか漬けは生野菜よりも栄養価が高くなります。
しかし、栄養と同時に食塩も多く含まれている点には注意が必要です。
栄養価が高いからと言って、ぬか漬けを食べ過ぎると逆に健康を損なう恐れがあります。
第20問
高野豆腐は、冬の屋外に豆腐を放置してしまうというアクシデントから誕生した。〇か×か?
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答え:⭕️
高野豆腐は、豆腐を凍結、低温熟成させた後に乾燥させたものです。
鎌倉時代、高野山で精進料理として食べていた豆腐を冬の屋外に放置してしまい豆腐が凍ってしまうというアクシデントが起きました。
その豆腐を食べてみたところ、通常の豆腐とは違った美味しさを感じられるようになりました。
そんな偶然が高野豆腐を生み出したと言われています。

博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!