博士
今回は日本の習慣(風習)クイズを紹介するぞ!〇か×か正しいと思う方を選ぶのじゃ!
【日本の習慣(風習)〇×クイズ】面白い!知っておきたいマルバツ問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
第1問
年が明けてから初めて神社に参拝することを、「初詣(はつもうで)」という。〇か×か?
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答え:⭕️
初詣とは、年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝することです。
一年の感謝を捧げたり、新年の幸せを祈願したりします。
最も多くの人が訪れるのは東京都の明治神宮であり、約310万人もの人々が訪れています。
第2問
お正月に飾る「鏡餅」には、白いものを飾ることで雪の神様に祈りを捧げる目的がある。〇か×か?
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答え:❌
鏡餅は年神様への供え物であり、年神様が宿る依り代としての役割があります。
そしてお正月に子ども達が楽しみにしている「お年玉」は現在でこそお金ですが、昔は年神様の力が宿った鏡餅を子ども達に分け与えるというものでした。
第3問
お正月が終わって飾っていた鏡餅を食べることを「鏡割り」という。〇か×か?
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答え:❌
飾っていた鏡餅を食べることは「鏡割り」ではなく、「鏡開き(かがみびらき)」といいます。
地域によって若干日付が違うこともありますが、基本的には1月11日に行われます。
この際、「刃物は武士にとって切腹を連想させること」「年神様の依り代に刃物を向けるなんてとんでもない」といった理由から包丁は使わず、木槌などで割って食べるようにすると良いとされています。
第4問
節分の豆まきに使う豆は、日本全国で大豆が採用されている。〇か×か?
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答え:❌
節分の豆まきに使われる豆は、大きく分けて「大豆」か「落花生」のどちらかです。
北海道・東北・信越・鹿児島県・宮崎県などは落花生を使う地域が多く、それ以外では大豆を使う地域が多いようです。
落花生の場合は雪国だとまいた後に見つけやすいメリットもある上に、殻ごと使うので衛生的と言えます。
ちなみに…落花生の生産量が日本一の千葉県では大豆派が多数派のようです。
第5問
2月には、使わなくなった針を供養する行事が行われる。〇か×か?
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答え:⭕️
2月8日または12月8日は、使えなくなった古い針や折れた針を、豆腐やこんにゃくに刺して供養する「針供養」が行われます。
この風習は江戸時代後期頃から始まったと言われています。
昔、裁縫は日本の女性にとっては必須とも言える技術であり、針などが入った裁縫箱は嫁入り道具の1つでもありました。
そんな大切な針だからこそ大切に扱われ、今まで使ってきた針に感謝を込めて供養を行うようになったと考えられています。
第6問
ひな祭りには、大根の味噌汁を飲む風習がある。〇か×か?
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答え:❌
ひな祭りには、「ハマグリのお吸い物」を飲む風習があります。
ハマグリは平安時代から縁起物として扱われていました。
ハマグリは2枚貝の仲間であるため同一個体の貝殻同士でないと、上下が絶対に合いません。
そのことからハマグリは、「仲睦まじい夫婦」の象徴として扱われるようになりました。
第7問
ひな人形は、早く片付けないと女の子の婚期が遅れるという迷信がある。〇か×か?
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答え:⭕️
昔から「ひな人形を片付けないと女の子が嫁に行けなくなる」というような迷信が語り継がれてきました。
これには、「片付けも満足にできないようでは、立派な大人の女性にはなれない」というような戒めの意味が込められていると言われています。
また、ひな人形には「女の子の厄を引き受ける」という役割があります。
そのため女の子から厄を遠ざけるためにも、早く片付けた方が良いとも言われています。
第8問
4月には、お釈迦様の誕生日を祝うお祭りがある。〇か×か?
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答え:⭕️
4月8日は、お釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」です。
安置された誕生仏に甘茶をそそぐことで仏を供養し、子供達の健康を祈る行事とされています。
しかし、日本には縁が深いはずの行事であるにも関わらず、クリスマスと比べると地味であり若い世代にも知らない人が多くいるお祭りでもあります。
第9問
お花見を行う風習が広まったのは、第二次世界大戦後からである。〇か×か?
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答え:❌
お花見は、江戸時代に庶民の間に広まって行ったと言われています。
そのきっかけとなったのは時代劇の「暴れん坊将軍」のモデルでもお馴染みの八代将軍・徳川吉宗だという説があります。
彼は飛鳥山や隅田川堤などに桜を植えて、庶民が花見をすることを推奨したと言われています。
第10問
端午の節句には、バラの花びらを浮かべたお風呂に入る風習がある。〇か×か?
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答え:❌
端午の節句には、「菖蒲(しょうぶ)」という植物を浮かべた「菖蒲湯」に入る風習があります。
菖蒲には、「邪気を払う効果がある」されています。
そのため、菖蒲を浮かべた菖蒲湯には邪気払いの効果があると言われており、「無病息災」を願う意味があります。
【日本の習慣(風習)〇×クイズ】面白い!知っておきたいマルバツ問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
「土用の丑の日」は、ウナギを食べると良いと言われている。〇か×か?
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答え:⭕️
土用の丑の日は、毎年日付が変わりますがだいたい7月28日前後です。
「土用」は季節の変わり目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前の18~19日間のことを指しており、最低でも年に4回以上訪れます。
特に夏は暑さが厳しく、夏バテをしてしまう可能性がある季節でもあります。
そこで、「う」のつくものを食べると夏バテしないと言われるようになりました。
「う」がつく食べ物はウナギ以外では、梅干し・うどんなどがあります。
ちなみにウナギは、栄養が豊富ではありますが旬の時期は秋から冬にかけてです。
「土用の丑の日にウナギを食べる」という話に関しては、江戸時代に夏になるとあまり売れなかったウナギを売れるようにするための平賀源内による戦略だという説もあります。
第12問
七夕の願い事は、元々は彦星に剣術の上達を願うものだった。〇か×か?
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答え:❌
七夕に纏わる伝説は次の通りです。
織姫と彦星は、2人とも真面目に働いていました。
しかし、結婚した途端に2人が働かなくなったことに怒った神様(織姫の父)によって2人は天の川を隔てて分断されてしまいました。
泣いて過ごす2人を見て流石に可哀そうに思った神様は、真面目に働くことを条件に年に1回だけ2人が会える機会をつくることにしました。
その日こそが7月7日の七夕です。
織姫の仕事は機織り、彦星の仕事は牛の世話です。
そのことから最初は、機織り・手芸の上達を願うものでしたが、後に習い事全般の上達を願う行事へと変化していきました。
そして現在では、習い事とは一切関係ない願い事でも短冊に書くようになりました。
第13問
お盆は、先祖の霊を迎えて供養する日である。〇か×か?
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答え:⭕️
お盆はご先祖様の霊が現世に帰ってくる時期です。
ご先祖様を迎えて供養するための期間とされており、基本的には8月13日~8月16日に行われます。
一部地域では、7月13日~7月16日がお盆になっていることもあります。
第14問
お盆にはキュウリやナスに割りばしを刺したものを飾るが、それはご先祖様があの世とこの世を行き来するための乗り物である。〇か×か?
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答え:⭕️
キュウリに割りばしを刺したものは「精霊馬(しょうりょううま)」、ナスに割りばしを刺したものは「精霊牛(しょうりょううし)」と呼ばれます。
こちらに帰って来る時は足の速い馬に乗って早く来られるように…
あちらに帰る時は牛に乗ってゆっくり帰ってもらえるように…
という願いが込められています。
第15問
日本ではお月見をする時に、笹の葉を飾る。〇か×か?
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答え:❌
日本のお月見に欠かせない植物は、ススキです。
ススキは茎の中が空洞であるため、その中に神様が宿ると考えられてきました。
そのためススキを飾ることで悪霊を追い払い、翌年の豊作を願う意味が込められています。
第16問
昔は結婚した女性が夫の家に「嫁入り道具」と呼ばれる高価な箪笥などを持っていく風習が当たり前だった。〇か×か?
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答え:⭕️
「嫁入り道具」とは、女性が結婚生活で困らないように女性本人や親族で準備して夫となる男性の家に持って行く家財道具のことです。
昔は、結婚することを「嫁入り」「嫁に行く」などと言い女性が男性の家に入るのが当たり前でした。
しかし近年では夫の家族と同居する世帯よりも、夫婦とその子どもだけの世帯が増加しています。
そのため夫婦2人や2人の家族が話し合って必要な家財道具を用意することも多くなり、「嫁入り道具」という考え方自体が古いものとなっていると言えるでしょう。
第17問
日本には、葬式をやってはいけないとされる日がある。〇か×か?
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答え:⭕️
日本には「友引(ともびき)」という、「物事に勝負がつかないとする日」が定められています。
この日は「友人を引き込む」「その出来事を友人にも引き寄せる」とされています。
そのため友引に葬式を行うと「友人を連れて行ってしまう」として、友引に葬式を行うことは避けられています。
逆に結婚式を行う場合は、「友人にも良い縁を引き寄せる」とされています。
第18問
日本では葬式に参列した人に、砂糖を配る風習がある。〇か×か?
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答え:❌
日本の葬式では、参列者に塩が配られます。
「死は不浄のもの」と考えられており、体に塩をふりかけることで穢れを払って身を清めることができるとされています。
貰ったお清め塩は、自宅の玄関先で身体に振りかけて使います。
このような風習が根付いたのは、人々の死への恐怖が原因であるとも言われています。
第19問
一年の間で最も昼が短く夜が長い日を「冬至(とうじ)」と言うが、この日には大根を食べると良いと言われている。〇か×か?
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答え:❌
冬至には、カボチャを食べると良いと言われています。
カボチャは夏から秋にかけて収穫される野菜ですが、保存が効くため冬にも食べることができました。
現在のように輸入品が豊富に入ってきたり、栽培技術が発達していたわけでもない時代ではカボチャは冬に食べられる貴重な野菜でした。
そしてカボチャにはビタミンAなどの栄養が豊富に含まれており、風邪予防の効果が期待されます。
第20問
大晦日には、「年越し蕎麦」を食べる風習がある。〇か×か?
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答え:⭕️
日本では12月31日の大晦日になると、年越し蕎麦を食べる風習があります。
これには蕎麦が他の麺と比べて切れやすいことから、「今年一年の災厄を断ち切る」という願いが込められています。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!