博士
今回は、秋(9・10・11月)に関する三択クイズ問題を紹介するぞ!
秋に旬を迎える食べ物や秋の行事・秋ならではもの(風物詩)をクイズ形式で出題するぞぉ!
【高齢者向け】秋に解きたい雑学クイズ問題【前編10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢を出すから正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。全問正解目指して頑張るのじゃ!
第1問
美容効果もあるとされる秋の味覚はなんでしょうか?
1.タケノコ
2.栗
3.カニ
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2.栗
秋の味覚である栗には、肌荒れに有効なビタミンB1やビタミンB2が含まれています。
また、メラニンを抑制するビタミンC、便秘に有効な食物繊維も含まれており、美容効果が期待できる食材です。
ちなみに、1のタケノコは春の味覚、3のカニは冬の味覚を代表する食材です。
第2問
秋の風物詩の一つイチョウ並木の中には、実が全く落ちていないところもあります。
その理由は次のうちどれでしょうか?
1.鳥が実を食べてしまうから
2.イチョウの木がすべてオスだから
3.品種改良されて実がつかないようにしているから
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2.イチョウの木がすべてオスだから
イチョウの木にはオスとメスがあり、実をつけるためにはオスとメスの木、両方軒が必要になります。
銀杏の種の中身はとても美味しいですが、果肉部分はとてもくさいので、並木には実がつかないようにあえてオスだけを植えている場合が多いです。
第3問
旧暦で9月は「長月(ながつき)」と呼びますが、この名前がつけられた由来はなんでしょうか?
1.月が縦に長く見えるから
2.月が横に長く見えるから
3.夜が長くなるから
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3.夜が長くなるから
旧暦の長月(ながつき)は、新暦では10月から11月上旬頃です。
この時期は夜が長く、月が長い時間見ることができることから、「長月」が有力な由来とされています。
第4問
秋は夕焼けが綺麗な季節でもあります。
では、夕焼けが綺麗に見えた次の日になりやすい天気はなんでしょうか?
1.晴れ
2.くもり
3.雨
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1.晴れ
西側が晴れているときに夕焼けは綺麗に見えるため、次の日も晴れることが多いと言われています。
ただ、これは春と秋に限ったことで、夏や冬は夕焼けが見えても晴れるとは限りません。
第5問
恐竜時代よりも前から生息していたと言われている「秋を感じさせる樹木」はなんでしょうか?
1.モミジ
2.イチョウ
3.松
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2.イチョウ
秋といえばモミジをイメージする人も多いですが、一面黄色一色となったイチョウ並木も人気のスポットです。
そんなイチョウは約2億年も前に誕生し、現代でも生き延びている樹木です。
第6問
秋の夜の風物詩の一つといえば「スズムシの声」。
このスズムシの声を電話に通して聞くとどうなるでしょうか?
1.そのままスズムシの声として聞こえる
2.犬が吠えているように聞こえる
3.全く聞こえない
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3.全く聞こえない
スズムシの声は4000ヘルツであり、これは「非常に高い音」です。
電話では3400ヘルツまでの周波数しか通さないため、スズムシの声は全く聞こえなくなります。
ちなみに、スズムシに限らず、コオロギやキリギリスの声も電話を通しても聞くことができません。
第7問
秋の味覚「栗」を使ったケーキをモンブランと呼びます。
このモンブランという名前の由来はなんでしょうか?
1.ある国で栗のことをモンブランと呼んでいたから
2.初めて作った人の名前がモンブランだったから
3.フランスにあるモンブラン山のようなケーキという意味
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3.フランスにあるモンブラン山のようなケーキという意味
日本で栗を使ったケーキとして知られるモンブランは、フランスとイタリア国境付近にあるモンブランが由来とされます。
フランス語で白い山という意味があり、細長いクリームや雪のような砂糖をあしらったケーキをモンブランと呼びます。
第8問
9月1日は「防災の日」です。
では、停電のときに懐中電灯をランタン代わりにする方法は次のうちどれでしょうか?
1.懐中電灯を振り回す
2.水の入ったペットボトルを照らす
3.サランラップで包む
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2.水の入ったペットボトルを照らす
懐中電灯を天井に向けて床に固定し、懐中電灯の上に水の入ったペットボトルを置いて下から照らすと、光が拡散されてランタン代わりにすることができます。
また、懐中電灯を白いレジ袋でかぶせるだけでも簡易ランタンを作ることができます。
第9問
秋の味覚のサツマイモはとても美味しいですが、オナラが出やすいのが難点です。
そのオナラを抑える効果がある食べ方は次のうちどれでしょうか?
1.つぶして食べる
2.ちぎって食べる
3.皮ごと食べる
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3.皮ごと食べる
サツマイモには多くの食物繊維が含まれ、この食物繊維を分解するときにガスが発生します。
サツマイモの皮には、消化を助けるヤラピンが含まれているため、一緒に食べるとオナラの量が減ると考えられています。
第10問
日本の秋の味覚の王様と言えば「松茸」です。
この松茸は日本以外ではあまり食べられません。その理由は何でしょうか?
1.臭いから
2.形が悪いから
3.日本以外では育たないから
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1.臭いから
日本では松茸の「歯ざわり」と「芳醇な香り」が好まれていますが、海外の人にとっては松茸の香りは臭いと感じるようです。
そのため、海外では日本のように松茸を高価な食材として扱われることもありません。
【高齢者向け】秋に解きたい雑学クイズ問題【中編10問】
博士
前編10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第11問
2020年から「体育の日」が「スポーツの日」に変更になりました。運動は健康にとても良いです。
では、運動によって強くなると言われている体の部位は次のうちどれでしょうか?
1.髪の毛
2.目
3.骨
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3.骨
骨を強くするには、カルシウムやマグネシウムなどの栄養の摂取だけでなく、運動などの刺激を与えることでも強くなります。
ウォーキングや片足立ちだけでも良い刺激となり、骨粗しょう症予防にもなります。
また、外で運動をして日光を浴びれば、カルシウムの吸収を促進するビタミンD摂取もできます。
第12問
秋になればサツマイモを購入する人も多いかと思います。
では、美味しいサツマイモを見分けるポイントは何でしょうか?
1.切り口に黒い塊や傷があるモノ
2.凸凹が深いモノ
3.腐りかけのモノ
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1.切り口に黒い塊や傷があるモノ
糖度の高いサツマイモは切り口から蜜が出るため、切り口に黒い塊がついていたリ、黒くなっていたりします。
また、皮のツヤが良く色が濃いモノを選ぶのも良いでしょう。
第13問
花だけでなく、キノコにも花言葉があることをご存知でしょうか?
では、秋の味覚の「松茸」の花言葉は次のうちどれでしょうか?
1.贅沢
2.高価な
3.控えめ
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3.控えめ
松茸の花言葉は「控えめ」です。
なぜ控えめとされているかはわかりませんが、一般的に花言葉は公募や開発者がつけるようです。
もしかしたら、めったに見つけられず、控えめに生えているキノコだからという理由かもしれません。
第14問
11月1日は、「寿司の日」です。
お寿司屋さんではマグロのトロが人気ですが、このトロの美味しさを広めたのはどんな人だったでしょうか?
1.学生
2.漁師
3.大工
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1.学生
昔の東京では、トロは魚をおろした後に残るアラと同じ扱いで、捨てられることもありました。
そんな安価なトロをお金のない学生が食べ、地方に帰ったときにそのトロの美味しさを伝えたことでトロが人気になったと言われています。
第15問
モミジやカエデは、秋を彩る代表的な樹木です。
このモミジとカエデの違いは何でしょうか?
1.赤く染まる条件が違う
2.品種が違う
3.葉の切れ込みの数が違う
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3.葉の切れ込みの数が違う
植物学的には、日本でモミジと呼ばれている植物もカエデ科カエデ属の植物です。
海外では、モミジやカエデの区別をすることもありません。
日本では、葉の切れ込みが5~6のものをモミジ、9~11のものをカエデと区別して呼びます。
第16問
秋になると交通事故が増える傾向にあります。
その理由は何でしょうか?
1.紅葉の季節でよそ見をする人が増えるから
2.食欲の秋で食べ物を食べながら運転する人が増えるから
3.日没が早く、交通量の多いときに暗くなるから
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3.日没が早く、交通量の多いときに暗くなるから
例年、9月から徐々に交通事故が増え始め、12月は交通事故のピークとなります。
これは日が短くなり暗くなるタイミングで、買い物の人や仕事帰りの人によって交通量が増えるためだと考えられています。
第17問
「キノコが豊作になる」と言われている自然現象は次のうちどれでしょうか?
1.突風
2.豪雨
3.落雷
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3.落雷
昔から、落雷が発生するとキノコが豊作になると言われています。
これは実際に実験がおこなわれ、シイタケやナメコなどの一部のキノコは、落雷と同等の電気刺激を与えたことで、倍以上もの収穫量になったと報告されています。
第18問
秋の味覚の一つである「銀杏」。
銀杏を食べ過ぎると良くないとされる理由は何でしょうか?
1.中毒を起こすから
2.鼻血が出るから
3.オナラが増えるから
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1.中毒を起こすから
銀杏は美味しいだけでなく、栄養価が高いので、昔から薬用やスタミナ食として活用されてきました。現代でも疲労回復や肩こり解消効果などの効果があるとされ人気があります。
しかし、中毒成分が含まれているので、食べ過ぎると嘔吐やけいれんなどの症状を発症することがあるので注意が必要です。
12時間以内の食べる量として、子供であれば7個未満、大人でも40個未満であれば中毒症状を引き起こす心配はないとされます。
第19問
「ある秋の味覚が赤くなると、病人が減少して医者が困る」ということわざがあリます。
この秋の味覚は次のうちどれでしょうか?
1.ザクロ
2.イチゴ
3.柿
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3.柿
「柿が赤くなれば、医者は青くなる」ということわざがあります。
柿が実る秋は、食べ物が豊富で過ごしやすい季節でもあることから、病人が減少して医者が儲からず困ってしまうという意味です。
第20問
秋にはお月見を楽しみますが、このお月さまの模様を日本ではウサギが餅つきをしているように見えます。
では、カナダでは月の模様をどのように見るでしょうか?
1.吠えているライオン
2.バケツを運ぶ少女
3.薪をかついでいる男性
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2.バケツを運ぶ少女
カナダでは、月の模様をバケツを運ぶ少女として見ているようです。
1の吠えているライオンはアラビア半島、3の薪をかついでいる男性はドイツでの見方です。
【高齢者向け】秋に解きたい雑学クイズ問題【後編10問】
博士
中編10問はどうじゃったかのう?「まだまだ物足りない!」という方は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第21問
紅葉が名前の由来になっている食べ物があります。
それはなんでしょうか?
1.竜田揚げ
2.おでん
3.もんじゃ焼き
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1.竜田揚げ
竜田揚げは、鶏肉などを醤油に漬け込み、片栗粉や葛粉などをまぶして油で揚げた料理です。
この「竜田」とは、紅葉の名所とされている奈良県の竜田川のことです。
油の中で材料が赤く色変わりする様子が、竜田川を流れる紅葉を連想させるということで「竜田揚げ」という名前がついたとされています。
第22問
「秋」という漢字の「火」の部分にはどんな意味があるでしょうか?
1.焼く
2.乾かす
3.温める
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2.乾かす
「秋」という漢字の「のぎへん」は、「穀物」を表しています。
そして、「火」には「乾かす」という意味もあります。
つまり、「収穫した穀物を天日干しで乾かす季節」ということから「秋」という漢字が生れたとされています。
第23問
秋の七草の1つ「葛花(クズ)」は、ドラッグストアでもよく見かける漢方薬の材料になります。
では、その漢方薬はどんな薬でしょうか?
1.便秘薬
2.酔い止め
3.風邪薬
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3.風邪薬
ドラッグストアでもよく見かける「葛根湯」は、その名のとおり「葛花(クズ)の根」が材料となっています。
発汗を促すことで熱を下げ、風邪を治す効果が期待できます。
第24問
お酒を飲んだ後に食べると二日酔いを予防する効果が期待できる秋の味覚があります。
それはなんでしょうか?
1.松茸
2.サンマ
3.柿
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3.柿
柿に含まれる「タンニン」という成分にはアルコール成分を分解する効果があります。
また、「カリウム」という成分には利尿作用があるため分解したアルコールを尿として排泄する効果があります。
飲み過ぎには注意が必要ですが、柿にこのような効果があることは覚えておいて損はないでしょう。
第25問
秋と言えば「読書の秋」です。
では、世界で一番売れたと言われている本はなんでしょう?
1.ハリーポッターと賢者の石
2.指輪物語
3.聖書
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3.聖書
聖書は世界一売れた本であると言われており、英国外国聖書協会の2021年の調査では50~70億冊発行されているとされています。
宗教を信仰する人にとって欠かせないものであるため、このような結果が出てもおかしくはないでしょう。
第26問
秋と言えば「芸術の秋」です。
この言葉は「新潮」という雑誌が用いた別の言葉が変化して生まれたものだと言われています。
では、「芸術の秋」の元になった言葉とはなんでしょうか?
1.図工の秋
2.美術の秋
3.アートの秋
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2.美術の秋
1918年(大正7年)に発行された雑誌「新潮」で「美術の秋」という言葉が使われ、それが元となり「芸術の秋」という言葉が生まれたと言われています。
「夏ほど暑すぎず冬ほど寒くない秋は、心に芸術を楽しむ余裕ができる季節だ」ということで「芸術の秋」という言葉が広まったとされています。
第27問
秋は麦の種まきの時期です。
麦の芽が育ってきたら丈夫に育てるには欠かせないことがあります。
それはなんでしょうか?
1.芽を踏む
2.芽に塩をかける
3.芽を掘り返して植え直す
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1.芽を踏む
麦の芽がある程度育ってきたら、麦を育てる上で欠かせない作業である「麦踏み」をします。
その名のとおり、麦の芽を踏む作業です。
踏むことで根張りがよくなり、丈夫な麦に育ちます。この作業で芽が倒れても、数日で立ち上がって丈夫に育っていきます。
現在ではトラクターなどで行う作業ですが、昔は子どもも一緒に一家総出で自分たちの足で芽を踏みながら畑を歩いていました。
第28問
菊細工の1種である菊人形はいつ頃から作られるようになったでしょうか?
1.平安時代
2.江戸時代
3.昭和時代
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2.江戸時代
菊人形は菊細工の一種であり、菊の花や葉を細工して人形の衣装としたものです。
江戸時代後期に庶民の娯楽として誕生したと言われています。
当時の植木屋が歌舞伎を題材にした菊人形を手がけて評判となり、近隣の園芸業者が競うように菊人形を作ったことで広まっていったとされています。
第29問
秋を感じさせる童謡「虫の声」。
複数の虫が歌詞に登場しますが、この曲の歌詞の一部は昭和初期に変更され、ある虫の名前が消されてしまいました。
その虫とはなんでしょうか?
1.キリギリス
2.カマドウマ
3.アブラゼミ
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1.キリギリス
「虫の声」は、1910年(明治43年)頃に作られた童謡です。
その当時の2番の歌い出しは「きりきりきりきり きりぎりす。」でした。
1932年(昭和7年)に、2番の「きりぎりす」が「こほろぎや」に変更されました。
その理由は歌詞にある「きりぎりす」がコオロギを指す古語であり、「きりきり」という歌詞もコオロギの鳴き声を表現したものだからです。
第30問
秋に花粉症を引き起こす植物「ブタクサ」。
ブタクサ花粉症はくしゃみや鼻水といったよくある症状だけではなく、とある症状が現れるのが特徴です。
それはなんでしょうか?
1.皮膚の痒み
2.しゃっくり
3.せき
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3.せき
ブタクサ花粉症は目の痒みやくしゃみ・鼻水などといった典型的な花粉症の症状が出ることに加え、せきが出るのが特徴です。
ブタクサ花粉は粒子がとても小さく、スギ花粉の半分くらいの大きさしかありません。
そのため気管支や肺まで入り込みやすい傾向にあり、せきが出るようになります。
せきが出ることから風邪と勘違いされることもありますが、秋に熱もないのにせきが長引く時はブタクサ花粉症の可能性もあることを覚えておいて損はないでしょう。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!