
博士
今回は薬に関する〇×クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ!
【薬に関する〇×クイズ】高齢者向け!面白いマルバツ問題【前編10問】


博士
まずは10問出題するぞぉ!〇か×か、正解だと思う方を選ぶのじゃ。
第1問
目薬はさした後に目をパチパチさせることでよく浸透する。〇か×か?
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答え:❌
目薬は、瞬きをするとせっかくさしたものが溢れ出てしまいます。
よく浸透させるにはそのまま目を1~5分程閉じ、溢れてきた分を清潔なティッシュなどでそっと拭き取るのが理想的です。
第2問
一度開封した目薬は2~3ヶ月以内に使い切れなかった場合は、処分した方が良い。〇か×か?
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答え:⭕️
目薬に記載されている使用期限は、未開封の時点でのものです。
菌が繁殖する恐れなどもあるため、開封した場合は2~3ヶ月以内に使い切るようにしましょう。
一般的な目薬は毎日さしていれば、それまでには使い切れるくらいの量になっています。
もしも古い目薬が出てきた場合は、使わずに処分して新しいものを用意してください。
第3問
薬を飲んで副作用と思われる症状が出たら、自分で判断して内服を辞めても良い。〇か×か?
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答え:❌
薬には副作用がありますが、その症状には個人差があります。
症状が出ない場合もあれば、同じ薬でも人によっては別の副作用が出る場合もあります。
薬を飲んだ後に普段と体調が違う場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
相談することで薬の調整ができれば、副作用を軽減できる可能性があります。
適切な内服ができなくなるため、自分で勝手に判断して調整することは厳禁です。
第4問
病院を受診した際、他の病院で処方された薬がある場合は医師に伝えるべきである。〇か×か?
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答え:⭕️
薬の中には、飲み合わせが悪く併用が望ましくないものも存在します。
そのため、既に他の薬を飲んでいる場合は必ず医師に薬の情報を伝えましょう。
薬局で発行されたシールを漏れがないように貼り付けたお薬手帳を持って行くのがおすすめです。
第5問
肩こりや腰痛などの慢性的な痛みには、「冷湿布」よりも「温湿布」の方が効果的である。〇か×か?
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答え:⭕️
温湿布は、血行の改善を狙った湿布であり代謝を促進する効果が期待できます。
慢性的な痛みであれば冷やすよりも、温めた方が症状の緩和に効果的と言えます。
逆に、筋肉痛や捻挫の場合は冷湿布の方が適しています。
幹部が熱を持っていたり、炎症がある場合は冷やした方が症状の緩和には効果的です。
第6問
湿布は24時間貼りっぱなしの状態にするのが望ましい。〇か×か?
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答え:❌
湿布は、常時貼りっぱなしにしていると皮膚がかぶれる原因にもなります。
1日1回の指示があった場合は入浴後に貼り、翌朝起床後に剥がすくらいがちょうど良いとされています(だいたい8~10時間くらい)。
第7問
スポーツ競技前に風邪薬を飲むと、ドーピング検査に引っかかる可能性がある。〇か×か?
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答え:⭕️
漢方や風邪薬によく用いられる「麻黄(まおう)」というものがあります。
しかし、その麻黄には交感神経興奮作用があるためドーピング薬物にも指定されています。
競技前に飲むとそんなつもりはなかったとしても、ドーピングと見なされてしまうため要注意です。
第8問
新薬は3年あれば開発することができる。〇か×か?
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答え:❌
薬は命に関わるものであるため、安全性を確かめるために何度も何度も繰り返し検査が行われます。
そして無事に販売された後もその薬に関する調査が行われており、薬の開発には想像以上の時間と労力を要しています。
第9問
「食間の薬」は食事の途中で飲み、飲んだ後にまた食事を再開するのが正しい内服方法である。〇か×か?
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答え:❌
「食間の薬」は食事と次の食事の間(前の食事の2~3時間後)に内服するものです。
食事中に飲んでも良いものではありません。
ちなみに、【「食前の薬」の場合は、食事の20~30分前】【「食後の薬」の場合は、食後の30分以内】に内服するのが理想的です。
第10問
内服薬にも使用期限がある。〇か×か?
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答え:⭕️
先の問題で、目薬の使用期限について述べました。
内服薬にも使用期限があり、期限が切れた薬では正しい効果を得ることができなくなります。
もしも飲み残した古い薬が出てきてもそれを飲んで済ませるのではなく、しっかり受診して新しい薬を出してもらいましょう。
【薬に関する〇×クイズ】高齢者向け!面白いマルバツ問題【中編10問】


博士
前編10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第11問
薬は直射日光や高温に弱い。〇か×か?
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答え:⭕️
薬は、高温・湿気・直射日光が苦手です。そのような環境で保存していると、正しい効果が得られなくなってしまう可能性があります。
高温・多湿を避け、尚且つ直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
第12問
寝たきりの高齢者の場合は、横になったまま薬を内服しても良い。〇か×か?
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答え:❌
寝たきりの高齢者の内服でやってしまいがちな失敗が、横になったまま薬を飲ませてしまうことです。
横になった状態で内服をすると薬が食道で止まってしまい、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高まります。
電動ベッドの背上げ機能を利用するなどして、上体を起こして内服するようにしましょう。
第13問
血液をサラサラにする薬を飲んでいる人は、例外なく納豆を食べてはいけない。〇か×か?
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答え:❌
脳梗塞などの治療に使われる血液をサラサラにする薬の1つに、「ワーファリン」というものがあります。
納豆や青汁といったビタミンKを多く含む食品を摂取すると、ワーファリンの働きが阻害され正常な効果が得られなくなります。
そのため、ワーファリンを内服している人は「納豆を食べてはいけない」などの制限が生じます。
また、血液をサラサラにする効果を持った薬はワーファリン以外にも存在します。ワーファリン以外の薬であれば、納豆を食べても問題はありません。
第14問
カルシウム拮抗薬(主に高血圧や狭心症に用いる薬)を飲んでいる人がグレープフルーツを摂取すると、薬が効きすぎてしまう。〇か×か?
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答え:⭕️
カルシウム拮抗薬を飲んでいる人がグレープフルーツを摂取すると、本来よりも薬の効果が強く出すぎてしまい逆に悪影響を及ぼします。
そのため少量だけであっても摂取は厳禁です(グレープフルーツジュースを含む)。
第15問
薬を牛乳で飲むと、適切な効果を得られなくなる可能性がある。〇か×か?
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答え:⭕️
牛乳は、薬と一緒に飲むことで様々な影響を与える可能性がある食品です。
抗生物質は、本来よりも効果が弱くなってしまいます。
便秘薬や胃腸薬の場合は、胃のむかつきや吐き気を引き起こす原因となる場合があります。
薬は必ず水で内服しましょう。
第16問
1日2回以上の内服がある時にそのうち1回分を飲み忘れた場合、次の内服時に2回分飲まなければならない。〇か×か?
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答え:❌
薬の飲み忘れに気付いた場合、基本的にはその時点ですぐに飲みましょう。
しかし、次の内服時間が近い場合は忘れた1回分は飲まず、予定通り次の内服分だけを飲んでください。
2回分を1度に飲むと効きすぎたり、副作用が強く出る可能性があるため絶対にやめてください。
第17問
内服補助用のゼリーは、薬の効果に影響を与えない成分で作られている。〇か×か?
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答え:⭕️
内服補助用のゼリーは、薬の効果に影響を与えない成分で作られています。
苦い薬が苦手な子ども・嚥下機能が低下した高齢者の内服時に使うのに適しています。
一方、果肉などが使われている一般的なデザートとしてのゼリーは、薬の効果に影響を与える成分が含まれている可能性があります。
内服補助用のゼリーの代用品として使用するのはやめましょう。
第18問
塗り薬の「軟膏」と「クリーム」は、名称が違うだけで全く同じものである。〇か×か?
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答え:❌
「軟膏」と「クリーム」の違いは、水分が含まれているかどうかです。
「クリーム」には水が含まれており、油ときれいに混ざっています。
一方、「軟膏」には水が含まれていません。そのため、「クリーム」の方がべたつきにくく塗りやすくなっています。
第19問
冬場に軟膏やクリームが硬くなっている場合、手の温度で少し溶かしてから塗ると良い。〇か×か?
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答え:⭕️
冬になって気温が下がると、軟膏やクリームが硬くなってしまいます。
硬くなった状態で塗ると、皮膚にダメージを与えることになる可能性があります。
そんな時は少しの間手に乗せておくと温まり柔らかくなるので、塗りやすくなります。
第20問
「ジェネリック医薬品」とは、「安価な薬」という意味である。〇か×か?
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答え:❌
「ジェネリック医薬品」は、「後発医薬品」という意味です。
「新薬」の特許が切れた後に販売される薬であり、有効成分や安全性などが新薬と同等であると国から認められたものです。
既にノウハウがある薬であるため、0から作り上げる新薬よりも開発費用を抑えることができ、患者は安価で購入することができます。
【薬に関する〇×クイズ】高齢者向け!面白いマルバツ問題【後編10問】


博士
中編10問はどうじゃったかのう?「まだまだ!物足りない!」という方は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第21問
お薬手帳は、病院に行く時以外も持ち歩いた方が良い。〇か×か?
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答え:⭕️
お薬手帳を持ち歩いておくと、救急搬送されたなど万が一の場合に正確な服薬情報を伝えることができます。
災害時にも役立ちます。
第22問
量を調整すれば大人用の市販薬を子どもに飲ませても良い。〇か×か?
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答え:❌
大人用の薬には、子どもに摂取させてはいけない成分も含まれています。
量を調整すれば良いというものではないため、子どもには子ども用の薬を飲ませるようにしましょう。
第23問
酔い止めの薬は、乗り物に乗る直前に飲むのが効果的である。〇か×か?
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答え:❌
酔い止めの薬は、乗り物に乗る30分ほど前に飲むことで最も効果を発揮します。
追加で内服する必要がある場合は説明をよく読んだ上で飲むようにしましょう。
第24問
軟膏やクリームは、未開封のものであれば使用期限は3年ほどある。〇か×か?
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答え:⭕️
軟膏やクリームは使用期限が長く、未開封のものであれば3〜4年程度持ちます。
しかし、開封したものは半年ほどが目安です。
雑菌の繁殖のリスクなどもあるため、長期間使っていなかった開封済みの軟膏やクリームの使用は避けましょう。
第25問
薬は副作用があってもそのまま飲み続けた方が良い。〇か×か?
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答え:❌
薬を飲んでいて副作用が現れた場合、いったん内服を止めて速やかに主治医や薬剤師に相談するようにしましょう。
第26問
処方された薬は、症状が落ち着いても全て飲み切った方が良い。〇か×か?
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答え:⭕️
処方された薬は、症状が落ち着いても全て飲み切るようにしましょう。
もしも途中で飲むのを止めてしまうと、退治しきれなかったウイルスや細菌によってまた具合が悪くなる可能性があります。
第27問
オブラートを使うと十分に効果が発揮されなくなる薬もある。〇か×か?
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答え:⭕️
胃粘膜に直接作用させる薬や味覚を刺激して消化液の分泌を促す薬などは、薬が直接粘膜や舌に触れないと効果を発揮しません。
つまり、オブラートを使うと十分な効果が得られないということです。
第28問
市販の風邪薬には風邪を完全に治す効果がある。〇か×か?
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答え:❌
市販の風邪薬は熱や咳・鼻水などの症状を和らげることはできますが、ウイルスを退治する効果まではありません。
風邪かと思ったら早めに内服し、それでも症状が和らがない場合は早めに医療機関を受診しましょう。
第29問
薬の副作用の症状の1つに「眠気」がある。〇か×か?
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答え:⭕️
薬の副作用として、眠気が現れることがあります。
眠気の症状が強く現れる場合は運転を控え、医師や薬剤師に相談しましょう。
第30問
点鼻薬を使う前には粘膜の保護のためにも鼻をかまない方が良い。〇か×か?
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答え:❌
点鼻薬を使う前には鼻をかむようにしましょう。
鼻腔の通りが良くなるため、薬剤が患部に届きやすくなります。

博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!