博士
今回は転倒予防○×クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ!
【転倒予防○×クイズ】高齢者向け!健康まるばつ問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!〇か×か、正しいと思う方を選ぶのじゃ。
第1問
今まで運動をしてこなかった人が、高齢になってから運動を始めても転倒予防の効果は期待できない。〇か×か?
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答え:❌
高齢になってから運動を始めた場合も、筋力の維持・向上が期待でき転倒予防に繋がります。
運動をしないと筋肉が弱ってしまいますが、運動を取り入れることである程度の機能向上が期待できます。
劇的に状態が良くなる…というのは難しくても、筋力が今以上に低下することを防ぎ少しでも長く現状を維持できる可能性もあります。
第2問
歩行が不安定な人は、例外なく杖を用意すると良い。〇か×か?
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答え:❌
歩行が不安定になってくると杖を使う人も居れば、歩行器を使う人も居ます。
どちらが使いやすいかは個人によって異なるため、自分が使いやすい福祉用具を選ぶことで、より安定した歩行が実現できます。
第3問
家の中でスリッパを履くと、転倒リスクが高くなる。〇か×か?
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答え:⭕️
スリッパはスニーカーなどとは違い構造上、踵(かかと)が浮いてしまいます。
そのため、すり足気味な歩行になり、ちょっとした段差に躓いて転倒する恐れが高まります。
さらに簡単に脱げてしまうため、段差や階段の移動が危険です。
第4問
筋力低下を感じている高齢者は、必ず毎日1万歩以上歩くようにするべきである。〇か×か?
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答え:❌
筋力低下を予防するためには、運動は欠かせない要素の1つです。
特に散歩は特別な知識が必要なく、費用も掛からないため手軽な運動方法と言えます。
しかし、病気や怪我によって運動制限が生じる場合もあります。
必要に応じて「どの程度の運動が自分にとって適切なのか」「運動をする際の注意点や制限はないか」などを主治医に相談してから運動に取り組んでみても良いでしょう。
第5問
立って体操をするのが不安な人は、座って体操をすると良い。〇か×か?
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答え:⭕️
立って体操をするのが不安な人は、椅子に座った状態で足踏みをしたり、足を挙げたりといった動作も体操の手段として有効です。
立って行うことで逆に転倒のリスクがある場合は、座って体操を実施した方が安全です。
高齢者向けの座ったままできる体操は複数公開されており、ラジオ体操にも座ったままできるバージョンが存在します。
第6問
電化製品は、通り道に電源コードが来ないように配置するべきである。〇か×か?
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答え:⭕️
近年は電源コードに躓(つまず)いたことで転倒する事例も珍しくはありません。
通り道には電源コードに限らず、躓く原因になるようなものを置かないのも転倒予防には有効です。
第7問
昔ながらの日本家屋は玄関の段差が高くなっています。
そのような場合は、転倒のリスクを抑えるために外出を控えた方が良い。〇か×か?
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答え:❌
家に籠りがちな生活になると、動く機会が減り筋力も低下してしまいます。
確かに昔ながらの日本家屋は、上がり框が高いのが特徴です。
這ってでも昇り降りする人もいますが、可能であれば踏み台や手すりを設置することでより安全な動作が期待できます。
転倒予防のためにも、手すり設置などは検討してみてもいいでしょう。
第8問
玄関の段差が高くて構造上手すりも設置できない。
その場合は、主な出入り口として段差が低い勝手口を使うのも転倒防止には有効である。〇か×か?
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答え:⭕️
自宅の構造上、手すりが工事で設置できない家もあります。
そのような場合、勝手口など他に段差が低い出入口があればそちらに手すりを設置するなどして対応した方が良い場合もあります。
また、手すり設置の工事が難しい場所には介護保険を使って「据え置き型の手すりをレンタルする」という方法で対応できる場合もあります。
第9問
浴室には滑り止めマットを置くと良い。〇か×か?
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答え:⭕️
浴室は水や泡によって滑りやすい環境となっています。
滑り止めマットや手すりを設置して、転倒予防を意識した安全な入浴を行うのがおすすめです。
第10問
住み慣れた家では、夜間トイレに起きる際に廊下の電気をつけずに移動しても良い。〇か×か?
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答え:❌
いくら住み慣れた家とは言え、暗い夜間に足元が見えづらい状態で歩くのは転倒のリスクが高まります。
筋力が低下していると、段差や物があると分かっているつもりでも躓いたりする危険があります。
足元に注意を払うためにも、電気はつけた上で移動するようにしましょう。
【転倒予防○×クイズ】高齢者向け!健康まるばつ問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
寝室は2階にあるが、トイレは1階にしかない。
このような環境でふらつきも増えて階段昇降が不安な場合、寝室は1階に移した方が良い。〇か×か?
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答え:⭕️
自宅階段に手すりがない場合は、まず手すりの設置を考えるのも有効な手段です。
しかし、夜間にトイレに起きた際にふらついて足を踏み外すリスクが無くなるわけではありません。
転倒のリスクを減らすためにも、主な生活スペースを1階に移すのは有効な手段の1つと言えます。
第12問
杖歩行ができるけど、転倒が怖いのでいつも車椅子を使うようにしている。〇か×か?
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答え:❌
歩行ができるのにあえて歩かない生活を続けていると、ますます筋力が低下して転倒のリスクが高まります。
転倒が不安なら福祉用具の見直しや、廊下への手すりの設置など安心して歩くことができる環境づくりを検討する方が良いでしょう。
第13問
家の中よりも外を歩く方が不安なので、家の中では杖は使わず、外出時だけ杖を使っている。〇か×か?
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答え:⭕️
家の中の場合、「バリアフリーになっている」「手すりがある」「壁伝いに歩ける」などの理由から、杖が無くても安心して歩くことができる場合もあります。
しかし、屋外には段差もあり咄嗟に掴まることができる手すりがありません。
そのため、屋外でのみ杖を使う人は珍しくありません。
人によっては家の中では杖・外では歩行器…といった具合に福祉用具を使い分ける人も居ます。
第14問
10月10日は「転倒予防の日」である。〇か×か?
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答え:⭕️
10月10日は、「10(てん)10(とう)」の語呂合わせで「転倒予防の日」です。
毎年、転倒予防に関する啓発活動が行われています。
消費者庁による転倒に関する統計も行われており、平成 27年4月から令和2年3月末までに寄せられた 275 件による統計が最新のデータです(2021年8月時点)。
第15問
高齢者の転倒は、自宅内よりも外出先で起こることが多い。〇か×か?
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答え:❌
消費者庁が公開している統計によると、高齢者の転倒の約48%が自宅で発生しています。
それに次いで多いのが「一般道路」であり、約23%です。住み慣れた家だからこそ、ちょっとした油断が転倒を招く原因にもなります。
第16問
薬の副作用が原因でふらついて、転倒に繋がる可能性がある。〇か×か?
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答え:⭕️
薬の副作用により、めまい・ふらつき・眠気などが生じて転倒に繋がる可能性があります。
睡眠薬で眠気が強く残ってしまう場合なども要注意です。
そのような症状が出ている場合は、主治医に薬の量の調整を相談してみましょう。
第17問
杖先のゴムは、擦り減って来ても機能にはなんら問題はない。〇か×か?
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答え:❌
杖先のゴムが擦り減ってくると、溝が少なくなって滑りやすくなってしまいます。
それほど高価なものでもないため、擦り減ったゴムは交換するようにしましょう。
介護保険でレンタルしている杖の場合は、業者に連絡することで交換して貰えるので自分でゴムを買う必要はありません。
第18問
カーペットや玄関マットが原因で転倒する可能性がある。〇か×か?
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答え:⭕️
足が挙がっていないと、床とカーペットの間にできた僅かな隙間で躓いたり、玄関マットが滑ることで転倒する危険があります。
専用のテープを使ってカーペットやマットを固定することで、上記のような転倒を予防することができます。
第19問
歩行器を使う場合は、転倒予防のためにタイヤやブレーキの点検が重要になる。〇か×か?
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答え:⭕️
歩行器を使う場合は、タイヤの擦り減りの有無・ブレーキの異常の有無を確認する必要があります。
そのような異常を放置していると滑ったり、正常に止まることができなくなり転倒に繋がってしまいます。
介護保険で歩行器をレンタルしている場合は、業者が定期的に点検し必要に応じて交換してくれます。
第20問
廊下の幅が狭い場合、多少通りにくくなったとしても手すりをつけた方が安全である。〇か×か?
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答え:❌
廊下が狭い場合、手すりを取り付けることで幅がさらに狭くなり、逆に歩行がしにくくなるケースもあります。
安全のために手すりを取り付けたつもりでも、逆に使いにくいようではあまり良い対応とは言えません。
そのような廊下の場合は、手すりだけに拘らず、杖・コンパクトな歩行器を使うなど手すり以外の手段を検討すると良いでしょう。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!