博士
今回はお酒&日本酒に関する雑学クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【お酒に関する雑学クイズ】日本酒やビール・ワインなど!豆知識3択問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
日本では、お酒は何歳から飲めるでしょうか?
1.18歳
2.20歳
3.22歳
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2.20歳
2022年4月から成人年齢が引き下げられ、18歳から選挙に行けるようになりましたが、お酒は以前と変わらず20歳になってからしか飲んではいけません。
お酒は脳や内臓の機能を低下させる一面も持っているため、20歳未満の人たちを守るために「未成年者飲酒禁止法」という法律で、お酒は20歳になってからと決められています。
破ると飲んだ人だけではなく、飲ませた人や売ったお店まで罰せられてしまいます。
第2問
日本酒の主な材料はなんでしょうか?
1.お米
2.ブドウ
3.小麦
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1.お米
日本酒は、米と麹(こうじ)と水が材料となっています。
一般的な日本酒のアルコール度数は15~16%ほどです。
米だけではなく水も美味しい日本酒を作るための需要な要素であり、良い水を使うことで雑味のない美味しい日本酒が生まれます。
第3問
日本酒は大きく分けて何種類あるでしょうか?
1.2種類
2.8種類
3.15種類
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2.8種類
日本酒は、大きく分けて下記の8種類に分類することができます。
本醸造酒・特別本醸造酒・純米酒・特別純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒・吟醸酒・大吟醸
「大吟醸」など一部の名称はお酒を飲まない人でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
米をどのくらい削って使用しているかによって変わる「精米歩合」や、醸造アルコールの添加有無などの条件によってどれに分類されるかが決まります。
第4問
熱燗は、どのくらいの温度の日本酒のことを指しているでしょうか?
1.100℃
2.70℃
3.50℃
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3.50℃
日本酒は温度によって香りや味わいが変化するため、冷たい日本酒と温かい日本酒には違った魅力があります。
お酒に詳しくない人は「温かいお酒=熱燗」と思いがちですが、厳密に言えば違います。温かい日本酒のうち50℃くらいの温度のものを「熱燗」と呼びます。
他にも40℃のものは「ぬる燗」、45℃のものは「上燗(じょうかん)」など温度によって呼び方が変化します。
第5問
冷たい日本酒を指す言葉で実在する呼び名はなんでしょうか?
1.月冷え
2.風冷え
3.花冷え
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3.花冷え
10℃ほどに冷やした日本酒は「花冷え(はなびえ)」と呼びます。
他にも15℃ほどの「涼冷え(すずひえ)」、5℃ほどの「雪冷え(ゆきひえ)」があります。
込んだマングースなどが野生化しヤンバルクイナの天敵となり数を減らしてしまいました。
第6問
日本酒の生産量日本一の都道府県はどこでしょうか?
1.北海道
2.新潟県
3.兵庫県
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3.兵庫県
兵庫県は日本酒の生産量が日本一であり、国内の約24%が生産されています。
2位は新潟県、3位は長野県、4位は秋田県、5位は岡山県と続いており上位5県で日本酒の生産量の5~6割を占めています。
兵庫県はお米の中でも日本酒の材料になる「酒米」の生産量が日本一であり、日本酒造りに適した上質な水があることがトップの理由です。
第7問
酒造りの最高責任者はなんと呼ばれるでしょうか?
1.蔵人(くらびと)
2.杜氏(とうじ)
3.酒守(さかもり)
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2.杜氏(とうじ)
酒造りの最高責任者は、「杜氏(とうじ)」と呼びます。
杜氏のもとで酒造りを行う職人たちは「蔵人(くらびと)」と呼びます。
酒造りをする人=杜氏 だと誤解していた人もいるのではないでしょうか。
第8問
酒屋や酒造の軒先には緑色や茶色の丸い物がぶら下がっています。
その正体はなんでしょうか?
1.桜の葉
2.柿の葉
3.杉の葉
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3.杉の葉
酒屋や酒造の軒先には、杉の葉を集めて作った「杉玉」という丸いものがぶら下がっています。
新酒が入った時に作ってぶら下げるため、その頃はまだ緑色です。つまり、杉玉が緑色なら「新酒が入った」というサインです。
日数が経ち酒の熟成が進むと、その間に杉の葉が枯れて茶色くなります。つまり、杉玉が茶色なら「熟成した酒がある」というサインです。
第9問
日本人の中にお酒に弱い人はどのくらいいると言われているでしょうか?
1.約11%
2.約44%
3.約88%
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2.約44%
日本人の約44%は、お酒を飲んだ時に出る有害な成分を分解する能力が弱いとされています。
日本人は世界的に見ても遺伝子的にお酒に弱い人が多いと言えます。
こればかりはいくらお酒を飲んでも、変わるものではありません。
第10問
焼酎は大きく分けて何種類あるでしょうか?
1.3種類
2.5種類
3.10種類
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1.3種類
日本酒は米を材料にするのに対し、焼酎は米以外にも芋・麦・蕎麦・黒糖など様々な材料が使われます。
そして日本酒との違いとして、焼酎は「蒸留」という日本酒にはない手順を踏んで作られることにあります。
液体を蒸発させてできた気体を冷やして、再び液体に戻す作業のことでありこれを行うことでよりアルコール度数の高い液体となります。
そして焼酎は…
- 1回のみ蒸留する「単式蒸留焼酎(焼酎乙類)」
- 複数回蒸留する「連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)」
- 上記2つをブレンドした「混和焼酎」
に分けられます。
【お酒に関する雑学クイズ】日本酒やビール・ワインなど!豆知識3択問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
日本で初めてビールが作られたのはいつ頃でしょうか?
1.弥生時代
2.江戸時代
3.昭和時代
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2.江戸時代
ビールは、紀元前4000年以上前に誕生したと言われています。
メソポタミアで放置してあった麦の粥に酵母が入り込み、自然に発酵したのがビールの始まりとされています。
実際に大昔の遺跡にビールを作る様子が記されているのが見つかっています。
そんなビールが日本で初めて作られた時期は、江戸時代の1812年です。
オランダ人の商館代表ヘンドリック・ドゥーフにより、長崎県の出島で行われたビールの醸造が日本で初めて作られたビールとされています。
第12問
ビールの主な材料はなんでしょうか?
1.お米
2.麦芽
3.大豆
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2.麦芽
ビールの主な材料は、麦芽とホップと水です。
日本のビールは大麦麦芽で作るのが一般的ですが世界に目を向けると、小麦麦芽やライ麦麦芽など大麦麦芽以外のものを使ったビールも多く存在します。
また、ビールの材料の1つ「ホップ」がなにかご存じでしょうか。
アサ科のつる性植物であり、受粉前の雌株が持つ「毬花(きゅうか)」という部分の中にある黄色い粉がビールに使われています。
このホップによってビール独特の苦みや風味、泡立ちを生み出しています。
第13問
「ワイン」とは葡萄酒のみを指す言葉であり、ブドウ以外の果物を使ったお酒は別の名前で呼ばれています。
正しいものはどれでしょうか?
1.アナザーワイン
2.フルーツワイン
3.第2のワイン
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2.フルーツワイン
ワインは、ブドウの果汁を発酵させたお酒のことを指しており日本では「葡萄酒」とも呼ばれます。
ブドウ以外の果物や花を材料にしたお酒はワインとは区別され「フルーツワイン」と呼ばれます。
ブドウは自身が持つ糖分によってアルコール発酵を行うことができるため、潰して放っておくだけでワインができます。
さらにブドウは厳しい環境でも育ちやすい上に世界各国に多くの品種が存在するため、紀元前から各地で葡萄酒が作られるようになり歴史に残る記録も複数存在します。
人間との関りが深かったお酒であるという歴史的背景もあり、単に「ワイン」という場合は一般的に葡萄酒のことのみを指すようになりました。
とは言え「フルーツワイン」という呼び方は、ブドウもフルーツの1種なのでちょっと違和感がある気もしますね。
ちなみに…リンゴやパイナップル、タンポポなど様々なフルーツワインが存在しています。
第14問
ワインを横向きに保管する理由はなんでしょうか?
1.ビンの中に空気が入るのを防ぐため
2.ワインのビンは底がデコボコで不安定だから
3.ビンが倒れた場合でも衝撃を和らげることができるから
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1.ビンの中に空気が入るのを防ぐため
ワインの栓に使われているコルクは乾燥すると、僅かではありますが縮んでしまいます。
コルクが縮むとワインが漏れることまではなくても、ビンの中に少し空気が入ってワインが酸化してしまいます。
ビンを横にすることでワインに触れさせると、コルクの乾燥予防になります。
しかし、栓がプラスチックなどコルク以外の素材の場合は普通に立てて保管しても問題ありません。
第15問
有名なワイン「ボージョレ・ヌーボー」を作っている国はどこでしょうか?
1.アメリカ
2.フランス
3.イタリア
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2.フランス
ボージョレ・ヌーボーは、フランスのワインです。
「ボージョレ」はフランスの地名であり、「ヌーボー」はフランス語で「新しいこと・もの」という意味です。
つまり「ボージョレ地区の新酒」という意味であり、ボージョレ地区でその年に新しく作られた新酒のみが名乗ることができる名前です。
第16問
チューハイの「ハイ」とはなんの略でしょうか?
1.ハイテンション
2.ハイボール
3.ハイブリッド
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2.ハイボール
チューハイの「チュー」は焼酎、「ハイ」はハイボールを指しています。
つまりチューハイは、「焼酎ハイボール」の略であり元々は焼酎の炭酸割りを指す言葉だったそうです。
現在では「チューハイ」を名乗るための厳密な区分や法律上の規定はなく、焼酎だけではなくジンやウォッカなどの無色の蒸溜酒をベースとして、果汁などを加えて炭酸で割ったお酒を指すようになりました。
第17問
蒸留酒の1種「ジン」は元々はどんな目的で作られたでしょうか?
1.薬用
2.肥料
3.獣除け
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1.薬用
ジンは1660年頃にオランダの医学教授であるシルヴィウス博士が、利尿効果のある薬用酒として開発したのが起源とされています。
普通に美味しいお酒であったことから、各地に広まり一般的に飲まれるようになったと言われています。
第18問
「ノンアルコール」を名乗るには、アルコール分をどの程度に抑えたらよいでしょうか?
1.アルコール分5%未満
2.アルコール分1%未満
3.アルコール分0%以外はノンアルコールではない
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2.アルコール分1%未満
日本の酒税法ではアルコール分1%以上のものは「酒類」、アルコール分1%未満のものは「ノンアルコール」と定めています。
つまり、アルコール分が1%未満であればノンアルコールを名乗れるためごく僅かなアルコール分が含まれるものと、アルコール分が一切含まれていないものがあることになります。
アルコール分が0%だとジュースと同じようにも思えますが、ジュースとは違い「お酒を飲んでいる気分」が味わえるものこそがノンアルコール飲料です。
「アルコールが0%なら未成年も飲んでいいのでは?」と思う方もいるのではないでしょうか。
実際に法的には20歳未満が飲んだとしても問題ありません。
しかし、各飲料メーカーの共通認識として「20歳以上の人が飲むことを想定している」というものがあります。
ノンアルコール飲料を飲むことで20歳未満の「本物のお酒を飲みたい」という気持ちを誘発する恐れもあることなどから、販売店ではノンアルコール飲料であっても20歳未満への販売は自粛しています。
第19問
いろんな種類のお酒を飲むことをなんと言うでしょうか?
1.ラーメン
2.焼きそば
3.ちゃんぽん
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3.ちゃんぽん
「ちゃんぽん」と聞くと、長崎県の名物料理を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
その「ちゃんぽん」の名前の由来は、「混ぜる」という意味のポルトガル語の「チャンポン」だと言う説があります。
数種類を飲むとそれらのお酒が体の中で混ざることから、いろんな種類のお酒を飲むことを指して「ちゃんぽん」というようになりました。
実際にいろんな種類のお酒があると、「ワインも飲みたい…ビールも日本酒も飲みたい…」などと目移りしてしまうこともあるでしょう。
しかし、この飲み方はどれくらい飲んだのか自分でも分からなくなって飲み過ぎてしまう危険があり酔いやすいと言われています。
第20問
寝る前のお酒と睡眠の質の関係について正しいものはどれでしょうか?
1.よく眠れて睡眠の質が良くなる
2.眠りが浅くなって睡眠の質が悪くなる
3.お酒と睡眠の質は一切関係ない
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2.眠りが浅くなって睡眠の質が悪くなる
寝る前にお酒を飲むとアルコールの血中濃度が高くなることで、一時的に眠くなります。しかし、アルコールが分解されるとその作用は失われて目が覚めやすくなります。
また、お酒には利尿作用があるためトイレに行きたくなって目が覚めてしまいます。
そのようなことから朝になっても十分に疲れが取れないなどのデメリットがあり、寝る前の飲酒は睡眠の質を悪くする原因と言えます。
さらに、寝る前の飲酒が習慣化すると同じ量では一時的な眠気すら来なくなり飲酒量も増えるという悪循環まで引き起こしてしまいます。
お酒を飲むこと自体は悪くありませんが、「飲み過ぎないこと」「眠れないからと言ってお酒に頼らないこと」を意識して上手にお酒と付き合うのが理想です。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!