博士
今回は意外と知らない交通ルールクイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【意外と知らない交通ルールクイズ】大人&シニア向け!面白い常識問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
車いすは道路上ではどのように扱われるでしょうか?
1.歩行者
2.軽車両(自転車など)
3.自動車
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1.歩行者
車いすは、足が不自由な人の移動手段です。
そのため道路上では歩行者として扱われます。
第2問
高齢者が乗っている「シニアカー」は道路のどこを走ればよいでしょうか?
1.車道の真ん中
2.車道の端
3.歩道
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3.歩道
シニアカーは、電動車いすの1種なので運転するのに免許は必要ありません。
車いすは電動であっても歩行者として扱うため、電動車いすであるシニアカーも歩道を移動するのが正解です。
時速も時速6kmまで(大人が早歩きする程度の速度)しか出ないようになっています。
第3問
車は左側通行ですが、歩行者はどちらを歩く必要があるでしょうか?
1.右側
2.左側
3.どちらでもよい
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1.右側
日本の法律では、歩行者は右側通行です。
昔は自動車も歩行者もどちらも左側通行でしたが、交通量の増加に伴い1949年(昭和24年)に対面交通になるように「歩行者は右」と変更されました。
第4問
交差点の近くに駐車することは禁止されていますが、交差点の何メートル以内の場所が駐車禁止となっているでしょうか?
1.5m
2.25m
3.50m
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1.5m
交差点から5m以内の場所は、駐車が禁止です。
やむを得ず路上駐車をする場合は注意しましょう。
第5問
次のうち、「駐車」ではなく「停車」として扱われるものはどれでしょうか?
1.エンジントラブルによって停まった場合
2.5分以内の荷物の積み下ろしのために停まった場合
3.タクシーが客待ちをする場合
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2.5分以内の荷物の積み下ろしのために停まった場合
法律では、下記の場合が「駐車」に該当します。
- 継続的に停止すること
- 運転者が車両などを離れてただちに運転できないこと
ただし…
- 5分以内の荷物の積み下ろしをする場合
- 人の乗り降りのために一時的に停まる場合
は「停車」として扱われます。
つまり、「駐車禁止」の場所に停まっても「停車」の場合であれば違反ではありません。
しかし、荷物の積み下ろしでも5分を超えれば「駐車」扱いです。例え故障であっても、駐車禁止の場所に停まっていたら違反として扱われるため要注意です。
また、「車の中で待ち合わせている友人を待つ場合」も駐車扱いなので注意しましょう。
第6問
自転車保険加入について正しいものはどれでしょうか?
1.全ての都道府県で加入が義務化されている
2.一部の都道府県で加入が義務化されている
3.全ての都道府県が加入を努力義務としている
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2.一部の都道府県で加入が義務化されている
2022年4月時点では、一部都道府県で条例により自転車保険の加入が義務化されている状態です。
28都府県では加入義務・9道県では加入の努力義務となっています。
近年では自転車の危険運転が問題視されることも増えており、現時点では既定のない地域や努力義務の地域でも、後々は自転車保険の加入が義務化される可能性もあります。
自分が住んでいる地域の条例を確認し、適切な対応を取る必要があります。
第7問
横断歩道を渡ろうとしていたら、青が点滅し始めました。
この場合はどうしたらよいでしょうか?
1.急いで渡る
2.焦らずゆっくり渡る
3.渡らずに次の青を待つ
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3.渡らずに次の青を待つ
歩行者信号が点滅を始めた場合、渡らずに次の青を待ちましょう。
横断中に点滅し始めた場合には速やかに渡りきるか、引き返す必要があります。
第8問
向こう側の道路に渡りたいけど、横断歩道が少し離れた場所にあります。
この場合、歩行者として正しい対応はどれでしょうか?
1.横断歩道まで行って向こうに渡る
2.横断歩道はない場所を安全確認して渡る
3.どちらでもよい
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1.横断歩道まで行って向こうに渡る
歩行者は安全に横断するためにも、横断歩道が近くにあるなら横断歩道を渡らなければいけません。
自動車は、信号のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば停止する義務があります。
第9問
横断歩道がない道路を歩行者が横断しようとしています。
自動車はどうしたらよいでしょうか?
1.停まる必要はない
2.停まらなければいけない
3.歩行者が子どもの場合のみ停まる必要がある
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1.停まる必要はない
横断歩道がない道路を横断しようとしている歩行者がいても、自動車は停まる必要はありません。
しかし、既に歩行を始めている歩行者が前方にいた場合は歩行者の横断を妨げてはいけないとされています。
第10問
自転車のベルの使い方として間違ったものはどれでしょうか?
1.「警笛鳴らせ」の標識がある見通しの悪い道を通る時
2.深い霧のせいで見落しが悪い道を通る時
3.歩行者が前を歩いていてどいて欲しい時
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3.歩行者が前を歩いていてどいて欲しい時
自転車のベルは、見通しの悪い場所で周囲に危険を知らせたり、自分の存在を伝えるためのものです。
歩行者にどいて欲しい時に使うのは、間違った使い方です。
前方に歩行者がいる場合は、自転車側が歩行者の妨げにならないような対応を取る必要があります。
【意外と知らない交通ルールクイズ】大人&シニア向け!面白い常識問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
「徐行」とは、時速何kmでしょうか?
1.時速30km以下
2.時速20km以下
3.具体的な速度は明記されていない
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3.具体的な速度は明記されていない
法律では「徐行」とは、「車両等が直ちに停止することができるような速度で進行すること」とされています。
具体的な速度は明記されていませんが、時速10km以下であればその条件を満たせるでしょう。
第12問
右折または左折したい時、どのタイミングでウインカーを出すとよいでしょうか?
1.右左折する30m手前
2.右左折する50m手前
3.右左折を始めた時
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1.右左折する30m手前
ウインカーは、右左折する30m手前から出す必要があります。
ウインカーは周囲の車に自分の進行方向を伝えるものであるため、右左折を始めてからウインカーを出しても意味がありません。
逆に出すタイミングが早すぎても、後続車を混乱させてしまいます。
事故を防ぐためにも適切なタイミングでウインカーを出しましょう。
第13問
車線変更をしたい時のウインカーの使い方として正しいものはどれでしょうか?
1.車線変更をしながらウインカーを出す
2.車線変更をする3秒前に出す
3.車線変更をする15秒前に出す
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2.車線変更をする3秒前に出す
車線変更をしたい場合は、3秒前にはウインカーを出さなければいけません。
車線変更を始めてからウインカーを出しても、意味がありません。事故の原因にもなるため、適切なタイミングで出すようにしましょう。
また、法律では…
「進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる車両等の速度又は方向を急に変更させることとなるおそれがあるときは、進路を変更してはならない」
ともありますので、強引な車線変更は絶対にしないようにしましょう。
第14問
「一方通行」の標識がある道路で逆走しても問題がない場合はどれでしょうか?
1.歩行者
2.自転車
3.バイク
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1.歩行者
「一方通行」の標識は、車両を対象としたものであるため歩行者はそのまま進んで問題ありません。
自転車・バイクは「軽車両」なので、進入が禁止されている側からそのまま進めば違反になります。
しかし、軽車両は降りて押して歩けば歩行者として扱われます。そのため、自転車やバイクでも押して歩いていれば歩行者として問題なく進むことができます。
第15問
「停止線」には、実線の停止線と破線の停止線があります。
その違いはなんでしょうか?
1.国道かそれ以外の道か
2.停止しなかった場合の取り締まりの有無
3.その場所での事故発生率が一定以上かそれ以下か
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2.停止しなかった場合の取り締まりの有無
実線の停止線は「停止線」、破線の停止線は「指導停止線」といいます。
停止線は停止しなかった場合の罰則がありますが、指導停止線は停止しなかった場合も取り締まり対象にはなりません。
指導停止線は「一時停止の交通規制までは必要ないが、停止して安全確認を行うことが好ましい場所」に設置されます。
取り締まり対象にならないとは言え、事故を予防するためにもしっかり停止して安全を確認してから進みましょう。
第16問
センターラインが白の実線の場合、それが意味するものはなんでしょうか?
1.はみ出して追い越ししても良い
2.はみ出さなければ追い越ししても良い
3.追い越しのためにはみ出すのは禁止
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2.はみ出さなければ追い越ししても良い
センターラインは「白の破線」「白の実線」「黄色の実線」の3種類に分けることができます。
- 白の破線:はみ出して追い越ししてもよい
- 白の実線:はみ出しは禁止だが、はみ出さなければ追い越ししても良い
- 黄色の実線:追い越しのためにはみ出すのは禁止
黄色のセンターラインでは追い越し自体は禁止されていませんが、白の実線のセンターラインとは違い、道路の幅的にはみ出さずに追い越しをするのが困難な場所にあります。
そのため、追い越しは禁止されていなくても実質できないと思った方が良いでしょう。
しかし、事故や工事による交通規制時などで車線変更をする必要がある場合は追い越しが目的ではないため白の実線や黄色のセンターラインをはみ出しても問題ありません。
第17問
高速道路には「法定最低速度」があります。
正しいものはどれでしょうか?
1.時速50km
2.時速80km
3.時速100km
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1.時速50km
高速道路では、普通乗用車の最高速度は時速100km・最低速度は時速50kmというルールがあります。
これは高速道路での安全と円滑な交通を守るためのルールです。
最低速度を下回る速度での走行は、その妨げになっているとして取り締まりの対象になります。
第18問
2020年(令和2年)、ある行為の罰則が強化されました。
当てはまるものはなんでしょうか?
1.シートベルトの未着用
2.飲酒運転
3.あおり運転
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3.あおり運転
2020年(令和2年)、道路交通法の改正によりあおり運転を「妨害運転罪」として新たに規定されました。
妨害目的で車間距離不保持など一定の違反行為をした場合は、最大で5年の懲役又は100万円の罰金が科されることになりました。
さらに免許取り消しの対象にもなります。
絶対にしないようにすると共に、自分をあおり運転から守るためにドライブレコーダーを車に取り付けるとよいでしょう。
映像は相手があおり運転をしたという決定的な証拠になります。
第19問
免許証の更新の際に75歳以上の人が受けなければいけないものはなんでしょうか?
1.血液検査
2.認知機能検査
3.体力測定
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2.認知機能検査
「75歳以上の高齢運転者が免許証の更新を受けようとするときは、高齢者講習のほか、公安委員会が行う認知機能検査を受けていなければならない」と法律で決められています。
高齢者の認知症による事故を防ぐために、2017年(平成27年)の道路交通法改正で定められました。
第20問
「自転車運転者講習」の対象になるのはどんな人でしょうか?
1.3年以内に危険行為を2回行った人
2.危険行為を1回でも行った75歳以上の人
3.危険行為を1回でも行った18未満の人
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1.3年以内に危険行為を2回行った人
3年以内に危険行為を2回行った人は、公安委員会が行う「自転車運転者講習」を受けなければいけません。
危険行為には、「信号無視」「歩行者の妨害」などが当てはまります。
受講命令に従わなかった場合は、5万円以下の罰金が科せられます。2017年(平成27年)の道路交通法改正で定められました。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!