博士
今回は和食にまつわるクイズを紹介するぞ!〇か×か正しいと思う方を選ぶのじゃ!
【和食にまつわる〇×クイズ】日本人なら解けて当然!?日本の食べ物マルバツ問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
第1問
和食に使われる調味料の「さしすせそ」の「し」は、醤油のことである。〇か×か?
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答え:❌
「さ」は砂糖、「し」は塩、「す」は酢、「せ」は醤油、「そ」は味噌を表しています。
「せ」が醤油である理由は、昔は「しょうゆ」を「せうゆ」と呼んでいたからと言われています。
第2問
「和三盆」は、日本で最も多く流通している安価な砂糖である。〇か×か?
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答え:❌
和三盆は、徳島県・香川県の一部で生産されている日本独特の砂糖です。
口どけが良く、上品な風味が特徴的であり一般的な砂糖よりも高価です。どちらかと言えば料理よりも、和菓子に使われることが多い砂糖です。
第3問
味噌は大きく分けると4種類である。〇か×か?
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答え:⭕️
味噌は下記の4種類に分けることができます。
・米、大豆、塩を原料とした「米味噌」
・麦、大豆、塩を原料とした「麦味噌」
・大豆、塩を原料とした「豆味噌」
・上記を2種類または3種類を合わせた「調合味噌」
その中でも米味噌の生産量は国内で最も多く、約8割を占めています。
第4問
箸置きは、箸の先が他のものに触れないようにするための小物である。〇か×か?
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答え:⭕️
箸置きには、食べ物に触れたり口に入れたりする先の部分が直接テーブルなど他の物に触れないようにする役割があります。
また、箸置きを使うことで箸が転がってしまうことを防ぐこともできます。
第5問
味噌汁は、戦国時代に陣中食として考案されたという説がある。〇か×か?
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答え:⭕️
味噌汁は調理が手軽であり、塩分と水分を同時に摂取できるため熱中症予防の効果も期待できます。
そのことから、戦国時代の陣中食として考案されたという説があります。
また、味噌は各地で様々なものが作られておりそれらの味噌の中には戦国武将によって考案されたと言われているものもあります。
例えば、仙台味噌は伊達政宗が設置した味噌醸造所で作らせたのが始まりと言われています。
第6問
「冷奴」は、元々は「冬に我慢比べをするためにあえて冷たい豆腐を食べていたこと」がその名の由来である。〇か×か?
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答え:❌
冷奴の「奴(やっこ)」とは、大名行列の先頭で槍を持っていた「槍持奴(やりもちやっこ)」という役割のことを指しています。
彼らが着ていた半纏には、大きな四角い紋が描かれていました。
四角く切った豆腐はその紋の形と似ていたことから、「奴豆腐」と呼んでいました。
そのことから「冷やして食べる奴豆腐」ということで、「冷奴」という名前になったと言われています。
第7問
大皿の料理を箸頭(持った時に上を向く方)で取り分けるのはマナー違反である。〇か×か?
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答え:⭕️
箸頭は箸を持った時に自分の手に近い部分でもあり、大皿の食べ物を挟むにはあまり衛生的とは言えません。
また、箸頭が汚れれば箸を持つ手も汚れることになります。
第8問
大皿から直接自分の箸で食べ物を取る「直箸」は、和食においては正しい作法である。〇か×か?
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答え:❌
直箸は、和食ではマナー違反です。
大皿の料理は取り皿と取り箸を用意し、自分の箸を使って取らないのが正しいマナーです。
ちなみに…中国や韓国では取り箸を使う習慣がないため、直箸でもマナー違反にはなりません。
第9問
和食には手に持って良い皿と、持ってはいけない皿がある。〇か×か?
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答え:⭕️
ご飯茶碗、汁物が入ったお椀、丼物が入った丼ぶりや重箱は持ち上げても問題ありません。
焼き魚や刺身・天ぷらなどの主菜が乗った皿、大鉢などは持ち上げるのはマナー違反となります。
第10問
ご飯や汁物のおかわりをもらった場合、直接手で受け取ってすぐに口をつけるのが正しいマナーである。〇か×か?
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答え:❌
ご飯や汁物のおかわりをもらった場合、一度茶碗・お椀を置いてから改めて手に取って口をつけるのが正しいマナーです。
受け取った茶碗・お椀を置かずにそのまま口をつけるのは「受け吸い」と呼ばれるマナー違反です。
【和食にまつわる〇×クイズ】日本人なら解けて当然!?日本の食べ物マルバツ問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
かき揚げの名の由来は、昔は牡蠣が定番の具として使われていたことである。〇か×か?
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答え:❌
かき揚げは、魚介類や野菜などを衣でまとめて揚げた天ぷらの1種です。
「かき混ぜて揚げること」がその名の由来と言われています。
そのまま天つゆや塩で食べたり、かき揚げ丼にしたり、温かい蕎麦やうどんに乗せたりして食べるのが定番です。
第12問
佃煮発祥の地は、現在の東京都にあたる場所である。〇か×か?
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答え:⭕️
佃煮は、佃島(現在の東京都中央区)発祥の料理であることがその名の由来です。
佃島では、獲れた小魚を保存が効くように煮込んで調理していました。
地名にちなんで「佃煮」と名付けて売り出したことで、現在も全国的にその名が知られるようになりました。
第13問
がんもどきは、精進料理で肉の代用品として作られた。〇か×か?
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答え:⭕️
がんもどきは、潰した豆腐にニンジン・ゴボウなどを混ぜて揚げた料理です。
精進料理で肉の代用品として作られたのが始まりであり、雁(ガン)というカモの仲間の肉に味を似せて作ったことからその名がついたとも言われています。
そのため、「雁擬き」と表記されることもあります。
第14問
薄刃包丁は、魚や鳥を解体する時に使う和包丁である。〇か×か?
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答え:❌
魚や鳥を解体する際に用いられる和包丁は、出刃包丁です。
刃が厚くて重いため、魚や鳥の骨を切っても刃が曲がりません。
薄刃包丁は、野菜全般を切るための包丁です。野菜のかつら剥きをする際にも用いられます。
第15問
「かぶら寿司」は、カブの浅漬けが乗った軍艦巻きのことである。〇か×か?
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答え:❌
かぶら寿司は、塩漬けしたカブに塩漬けしたブリを挟み、米糀に漬けて発酵させた石川県の郷土料理です。
「なれずし」の1種であり、酢飯は使われていません。
ちなみに、「かぶら」とはカブの別名です。
第16問
うな丼とうな重を比べると、どちらもうなぎの質は同じである。〇か×か?
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答え:⭕️
うな丼とうな重、どちらも使われるうなぎの質は同じです。
お重の方が高級感がありますが、うなぎの質に違いはありません。しかし、お重はどんぶりよりも大きいためうなぎの量も多くなり、値段も高くなります。
そのため、両者の違いは単に「ご飯と乗っているうなぎの量」と「器」だけだと言えます。
第17問
お寿司屋さんでは、ワサビのことを「ギョク」と呼ぶ。〇か×か?
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答え:❌
お寿司屋さんでは、ワサビのことを「涙」とも呼びます。
ワサビは効きすぎると涙が出るほど辛いことがその由来です。
「ギョク」は、玉子焼きのことです。これは、漢字の「玉」の音読みが由来となっています。
第18問
11月24日は、「和食の日」である。〇か×か?
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答え:⭕️
11月24日は、「いい(11)に(2)ほんしょ(4)く」の語呂合わせで、「和食の日」とされています。
和食文化について認識を深め、和食文化の大切さを再認識するきっかけの日となるように…という願いが込められています。
第19問
お正月に、「あんもち」が入った「あんもち雑煮」を食べる地域がある。〇か×か?
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答え:⭕️
香川県では、あんもちが入った白味噌仕立ての「あんもち雑煮」が食べられています。
とは言え、全域というわけではなく主に高松市や丸亀市を中心とした平野部で食べられているようです。
その起源は江戸時代に、「せめて正月くらいは…」と当時貴重だった砂糖をたっぷり使うようになったことであると言われています。
第20問
茶碗蒸しの具としてうどんを加えたものは、「うどん蒸し」と呼ばれる。〇か×か?
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答え:❌
うどんを加えた茶碗蒸しは、「おだまき蒸し」と呼ばれています。
紡いだ麻糸を巻いて玉にした「苧環(おだまき)」がその名の由来です。
かつて大阪の船場の商人たちにとっては、冠婚葬祭に欠かせない料理だったと言われています。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!