博士
今回は寿司用語クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【寿司用語クイズ】おもしろい!寿司ネタ&業界用語うんちく3択問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!3つの選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
寿司用語でお茶のことはなんというでしょうか?
1.あがり
2.のぼり
3.くだり
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1.あがり
寿司用語では、お茶のことを「あがり」といいます。
元々は江戸時代の遊郭で使われていた言葉であり、「上がり花(あがりばな)」の略です。
遊郭では「お客が上がる」という縁起を担いで、お茶のことを「上がり花」と呼んでいました。
第2問
寿司用語で「むらさき」とはなんのことでしょうか?
1.アナゴのタレ
2.岩塩
3.醤油
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3.醤油
「むらさき」とは、醤油のことです。
昔の醤油は現在の醤油よりも、少し赤っぽい色をしていたと言われています。その色味から明治時代頃より醤油を「むらさき」と呼ぶようになったそうです。
また、昔の醤油は現在よりもずっと貴重なものでした。紫は高貴な色として扱われてきたことから、貴重品であった醤油を指す言葉になったという説もあります。
第3問
寿司用語で「鮮度が落ちたネタ」はなんというでしょうか?
1.親父
2.兄貴
3.ご隠居
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2.兄貴
寿司用語では、鮮度が落ちたネタ(古いネタ)を「兄貴」と呼びます。
逆に鮮度がいいネタ(新しいネタ)は、「弟」と呼びます。
第4問
寿司用語で「ギョク」とはなんのことでしょうか?
1.玉子焼き
2.玉露(高価なお茶)
3.いくらの軍艦
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1.玉子焼き
「ギョク」とは玉子焼きのことです。漢字の「玉」の音読みが「ギョク」であることが由来です。
近年では既製品の玉子焼きを出す店もありますが、昔は各お店で玉子焼きを作るのが当たり前でした。そのことから「ギョクを頼めば料理人の腕前が分かる」と言われていました。
第5問
生きたままの魚介類を食べることを「踊り食い」といいますが、寿司用語で「おどり」と言えば特定のネタのことを指します。
それはなんでしょうか?
1.イカ
2.車エビ
3.アワビ
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2.車エビ
「踊り食い」と言えば、ホタルイカやシロウオなど、動きがある魚介類を生きたまま食べる際に使用される言葉です。
しかし、寿司屋では生きた車エビを使った場合にのみ「おどり」という言葉が使われます。
日本では鮮度がいい贅沢な食べ方ですが、海外の人の目には残酷にも映るようです。
第6問
寿司用語で「波の花」とはなんのことでしょうか?
1.味噌
2.酢
3.塩
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3.塩
「波の花」とは、塩のことです。
元々は、室町時代の女官たちが使用していた女房言葉だったと言われています。
また、「塩(しお)」は「しを(死を)」とも聞こえてしまい縁起が悪いから別の呼び方をするために「波の花」と呼ぶようになったとも言われています。
第7問
寿司用語で「バンド」とはなんのことでしょうか?
1.特定の数字
2.常連客
3.カウンター席
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1.特定の数字
「バンド」とは、「数字の8」を表す言葉です。
寿司屋には「ピン(1)」「リャン(2)」といった数字を表す隠語があり、それらを組み合わせることで他の客に知られないように店員同士で会計を確認することができます。
第8問
寿司用語でワサビのことはなんというでしょうか?
1.しゃっくり
2.くしゃみ
3.なみだ
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3.なみだ
寿司用語では、ワサビのことを「なみだ」といいます。
ワサビは効きすぎると涙が出てしまうことが由来となっています。
同じくワサビを指す「サビ」という言葉は有名ですが、「なみだ」という呼び名は知らない人も多いのではないでしょうか。
第9問
寿司用語で「キヅ」とはなんのことでしょうか?
1.海苔
2.かんぴょう
3.きゅうり
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2.かんぴょう
「キヅ」とは、かんぴょうのことです。
かんぴょう生産発祥の地である「木津(現在の大阪市浪速区)」が由来であると言われています。そのことから、かんぴょう巻のことを「木津巻(きづまき)」と呼ぶこともあります。
第10問
サバやアジ・イワシなどのネタは、寿司用語でなんと呼ぶでしょうか?
1.乾き物
2.光り物
3.くせ者
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2.光り物
「光り物」とは、サバやアジなどの背中が青色で、腹の皮が銀白色に光る魚の寿司ネタを指しています。
いたみやすいことから酢でしめて提供されることも多い魚であり、「しめさば」などは定番です。
【寿司用語クイズ】おもしろい!寿司ネタ&業界用語うんちく3択問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
「鉄火巻」の名前の由来となったものはなんでしょうか?
1.賭博場
2.花火大会
3.大名行列
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1.賭博場
鉄火巻の名前の由来は、賭博場であると言われています。
昔、賭博場は「鉄火場(てっかば)」とも呼ばれており、そこで賭博をしながら食べられていたのがマグロの赤身の巻き寿司だったそうです。
そのことから、「鉄火巻」と呼ばれるようになったと言われています。
第12問
醤油やみりんなどで煮たイカの中に、イカの身や酢飯・五目寿司などを詰めたものをなんと呼ぶでしょうか?
1.具材詰め
2.印籠詰め
3.缶詰
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2.印籠詰め
問題文にあるような寿司は、「印籠詰め(いんろうづめ)」または「印籠寿司(いんろうずし)」と呼ばれます。
中身を詰めたイカを切った状態が印籠のように見えたことから、その名がついたと言われています。
江戸前寿司の1つであり、同様にタケノコの空洞の中に具材や酢飯を詰めたタケノコの印籠詰め(印籠寿司)もあります。
第13問
寿司用語で「ドンシャリ」とはなんのことでしょうか?
1.雑穀米
2.赤飯
3.白米
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3.白米
「ドンシャリ」とは、白米のことです。
「ドン」は、白米が丼物に使われることから来ていると言われています。
第14問
「シャリ」の語源はなんでしょうか?
1.「一流の寿司職人」という意味の古語
2.魚が大量に水揚げされた江戸時代の港の名前
3.お釈迦様の骨
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3.お釈迦様の骨
「シャリ」の語源は、仏教用語の「舎利(しゃり)」であると言われています。
「舎利」とは「火葬されたお釈迦様の骨」のことであり、細かくなった「舎利」がまるで米粒のようにも見えたことから、酢飯を「シャリ」と呼ぶようになりました。
第15問
寿司用語で「魚の頭と尾」をなんというでしょうか?
1.てんち
2.みんち
3.ぼんち
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1.てんち
寿司用語で魚の頭と尾のことを、「てんち」といいます。
上下を意味する言葉「天地」が由来であると言われています。
第16問
寿司用語で生姜をなんというでしょうか?
1.ゴリ
2.ガリ
3.ピンク
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2.ガリ
ガリとは、生姜を薄切りにして甘酢漬けにした物のことです。
魚の臭みを取る口直しとして出されるものであり、噛んだときの音が「ガリガリ」と聞こえることがその名の由来と言われています。
また、生姜は体を温めてくれるため生魚を食べても体温が下がりにくくなります。
第17問
寿司を乗せる足がついた木製の台の名前はなんでしょうか?
1.草鞋
2.下駄
3.長靴
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2.下駄
寿司を乗せる足がついた木製の台は、「下駄(寿司下駄)」と呼びます。その形が、履物の下駄に似ているのがその名の由来です。
寿司台・寿司盛台などと呼ばれることもありますが、寿司屋では下駄と呼ばれるのが一般的です。
第18問
寿司用語「逃がす」の意味はなんでしょうか?
1.皿を洗う
2.仕込みをする
3.捨てる
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3.捨てる
寿司用語の「逃がす」とは、「捨てる」という意味です。
第3問では、鮮度が落ちた古いネタを「兄貴」というと解説しました。つまり「兄貴から逃がしておいてくれ」と言えば「古いネタから捨てておいてくれ」という意味になります。
客の前で「古いネタを捨ててくれ」という話をすると印象が良くないため、このような隠語が使われるようになりました。
あくまで業界関係者が使う言葉であるため、客が使うことはまず無い寿司用語です。
第19問
寿司用語で「ツメ」とはなんのことでしょうか?
1.歯が鋭い魚の総称
2.アナゴのタレ
3.茶碗蒸し用のスプーン
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2.アナゴのタレ
「ツメ」とはアナゴのタレ…厳密に言えばアナゴ以外にも貝などの寿司ネタに塗ることがある甘辛いタレのことです。
タレは長時間「煮詰めて」作ることから、「煮詰め」が変化して「ツメ」になったと言われています。
第20問
助六寿司の名前の由来はなんでしょうか?
1.歌舞伎
2.落語
3.相撲
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1.歌舞伎
助六寿司とは、巻き寿司と稲荷寿司の詰め合わせのことです。
その名の由来は、歌舞伎の演目の1つである「助六所縁江戸櫻(すけろくゆかりのえどざくら)」です。
この演目の主人公の名前は「助六(すけろく)」で、助六の恋人の名前は「揚巻(あげまき)」です。
非常に人気の高い演目であったことから、海苔巻きを助六の鉢巻きに、揚げを使った寿司である稲荷寿司を彼の恋人である揚巻に見立てたことで「助六寿司」と呼ばれるようになったと言われています。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!