博士
今回は食中毒○×クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ!
【食中毒○×クイズ】高齢者向け!夏に役立つ健康マルバツ問題【前半10問】
博士
まずは10問出題するぞぉ!〇か×か、正しいと思う方を選ぶのじゃ。
第1問
食中毒の潜伏期間は、菌やウイルスの種類によって違う。〇か×か?
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答え:⭕️
「潜伏期間」とは、菌やウイルスが体に入ってから症状が出るまでの時間のことを指しています。
一言で「食中毒」と言っても、原因となる菌やウイルスによって潜伏期間も変わります。
例えば…「黄色ブドウ球菌」は、早ければ1時間以内にその症状が現れます。「カンピロバクター」は、潜伏期間が2~7日と長いのが特徴です。
第2問
冷蔵庫の中に食べ物を詰めすぎると、それが原因となって食中毒を引き起こす場合がある。〇か×か?
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答え:⭕️
冷蔵庫は、中に食材を詰め込み過ぎると温度が上昇してしまいます。
これによりせっかく冷蔵庫に入れたのに適切な温度での保管ができず、食品が傷んで食中毒に繋がる恐れがあります。
第3問
食中毒の菌やウイルスが付いた食品は、必ず変色するので見極めが簡単である。〇か×か?
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答え:❌
食中毒の菌が付いていても、見た目や匂いには変化がなく気づくことが困難です。
手洗いや適切な温度での保存・十分な加熱などで発症を予防しましょう。
第4問
食中毒を引き起こす菌のほとんどは、熱に弱い。〇か×か?
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答え:⭕️
食中毒を起こす菌の殆どが熱に弱く、加熱により死滅させることができます。
つまり肉や魚の加熱が不十分だと、食中毒に感染する恐れがあるということです。
調理の際の目安は、中心部の温度が75℃以上の状態で1分間以上加熱することです。そうすることで、菌がついていたとしてもやっつけることができます。
第5問
水も飲めない程の酷い嘔吐がある場合は、速やかに病院を受診した方が良い。〇か×か?
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答え:⭕️
食中毒の主な症状は下痢や嘔吐、腹痛などです。
症状が軽い場合は、水分を摂って暫く様子を見ていても問題はないでしょう。
「嘔吐が酷くて水も飲めない」「嘔吐や便に血が混ざるようになった」「息苦しさが現れた」などの症状がある場合は早めに受診した方が良いとされています。
また、激しい痛みなどが無いとしても下痢が数日間続く場合は受診することをおすすめします。
第6問
生の肉や魚を切った包丁とまな板を使って、そのまま果物を切るのは避けた方が良い。〇か×か?
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答え:⭕️
生の肉や魚を切った包丁やまな板には、菌が付着しています。
そのため、他の食材を切る前に一度洗うようにしましょう。
特に、果物やサラダに使う野菜などの生で食べる食材を切る際の使い回しは厳禁です。
第7問
使い捨ての手袋を使って調理する場合は、事前の手洗いが必要ない。〇か×か?
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答え:❌
使い捨ての手袋を使用する場合であっても、必ず調理の前に手を洗いましょう。
手を洗わずに手袋を装着すると、手を介して手袋に菌が付着する可能性があります。
手袋を装着する前に、十分に手を洗うように心がけましょう。
手洗いと使い捨て手袋の両方を組み合わせることで、より食中毒予防効果が高まります。
第8問
アルコール消毒をしていれば、調理前の手洗いは省いても良い。〇か×か?
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答え:❌
殺菌の為にアルコール消毒を行うのは、確かに有効です。
しかし、手に汚れが残っている状態だと、せっかくのアルコール消毒でも十分な効果が発揮されません。
アルコール消毒をする場合も、事前の手洗いを欠かさず行いましょう。
第9問
手が荒れていると、荒れていない手に比べて食中毒の菌が付着しやすくなる。〇か×か?
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答え:⭕️
手が荒れていると、そこには通常よりも多くの菌が付着しやすくなる傾向にあります。
ハンドクリームを使うなどして、日頃から手荒れの予防に努めましょう。
また、手荒れが酷い場合は使い捨て手袋を装着して調理するのも有効です。
第10問
夏場にノロウイルスによる食中毒が発生することはない。〇か×か?
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答え:❌
夏場は、湿度や気温が高く細菌が増えやすい時期です。そのため、細菌性の食中毒が発生しやすい傾向にあります。
冬場は、ノロウイルスなどのウイルス性の食中毒が発生しやすい傾向にあります。
とは言え、夏場にノロウイルスによる食中毒が発生しないわけでもなく、冬場に細菌性の食中毒が発生しないわけでもありません。
このように菌やウイルスによって発生しやすい時期が異なりますが、食中毒自体は年間を通して発生しているため油断はできません。
【食中毒○×クイズ】高齢者向け!夏に役立つ健康マルバツ問題【後半10問】
博士
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
残った味噌汁は、加熱が面倒なら冷めたまま飲んでも良い。〇か×か?
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答え:❌
味噌汁やスープも、時間が経過することで菌が繁殖してしまいます。
残った味噌汁やスープを飲む場合、菌をやっつけるためにも沸騰するくらいまで加熱してから飲むようにしましょう。
第12問
調理中に鼻が痒くなったが、少し掻いた程度なら手洗いをせずそのまま調理を再開しても良い。〇か×か?
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答え:❌
私たちの体には、見えないだけで菌がたくさん付着しています。
それらに無意識のうちに触り、そのまま食材に触ることで手を介して菌が食材に移り、食中毒の原因となる可能性もあります。
第13問
厚生労働省が提唱する「食中毒の3原則」は、【食中毒細菌を「付けない、増やさない、やっつける」】である。〇か×か?
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答え:⭕️
・食中毒の原因となる菌が食べ物に付かないように、手洗いなどを徹底する。
・食べ物についた菌が繁殖しないような保存方法を意識する。
・しっかり加熱して菌をやっつける。
簡単に言えば、食中毒予防のためにはこのような点を意識する必要があります。
第14問
冷凍した肉や魚は、自然解凍させるのではなく電子レンジを使って解凍するべきである。〇か×か?
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答え:⭕️
冷凍した肉や魚は、自然解凍しようとするとその過程で水分が発生することで菌が繁殖しやすくなります。
また、自然解凍の過程で食材の温度が35℃程度になると菌が最も繁殖しやすい環境になってしまいます。
それを防ぐためにも必ず電子レンジを活用するようにしましょう。
市販の冷凍食品の場合も、「自然解凍OK」という旨の記載がないものは自然解凍してはいけません。
第15問
高齢者は、若い世代に比べて食中毒にかかりづらくなる。〇か×か?
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答え:❌
高齢者や小さい子どもは、若者と比べて免疫力も弱いため食中毒にかかりやすくなります。
そのような世代がいる家庭では、より一層手洗いや十分な加熱調理などを意識して予防に努める必要があります。
第16問
どんなに新鮮な鶏肉であっても、生で食べると食中毒になる可能性がある。〇か×か?
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答え:⭕️
鶏や牛の腸管内には、カンピロバクターという菌がいます。
カンピロバクターを取り込んでしまった場合、それが少量であっても食中毒を発症する可能性があります。
そのため、生で食べるのはいくら新鮮な鶏肉であっても危険です。
ただし、カンピロバクターは熱に弱いため十分に加熱することでやっつけることができます。
第17問
焼肉屋さんに1人で行った場合、肉を焼く時の箸と食べる時の箸は使い分ける必要が無い。〇か×か?
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答え:❌
生の肉を挟んだ箸先には、大腸菌やカンピロバクターが付着しています。
箸を使いまわすことでその僅かな量の菌を取り込むだけでも、食中毒を発症する危険があります。
焼肉やバーベキューで生の肉を焼く場合は、1人で食べる場合であっても焼く箸と食べる箸を必ず使い分けましょう。
第18問
ノロウイルスは感染力が弱いので集団感染の心配はない。〇か×か?
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答え:❌
ノロウイルスは感染者の嘔吐物や便、飛沫などを通して周囲の人に感染する恐れがある感染力が強いウイルスです。
なんと12日以上前にノロウイルスに汚染されたカーペットを通じて、感染が起きた事例もあるほどです。
高齢者の入所施設などでは、集団感染を防ぐために嘔吐物の処理などの対応を徹底して行うようにしています。
第19問
卵は割ってからすぐに使わないと菌が繁殖しやすく危険である。〇か×か?
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答え:⭕️
卵は、割った状態でそのまま置いておくと菌が繁殖しやすい食品です。
そのため「割り置き」はせず、調理に使う分だけをその都度割ってすぐに使いましょう。
また、ひびが入った卵は殻に付着したサルモネラ菌が中に入りやすいので要注意です。卵かけご飯を食べる場合は、ひびが入った卵を避けた方が良いでしょう。
また、サルモネラ菌は75℃で1分以上加熱すると死滅する点をポイントとして覚えておくと役立つでしょう。
第20問
毒キノコを食べてしまい体に異変が生じた場合、それも食中毒の1種である。〇か×か?
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答え:⭕️
キノコやスイセン、フグなど自然界に存在する動植物には毒を持っているものが存在します。
そのような毒は「自然毒」と呼ばれており、それらを取り込むことで嘔吐など様々な症状が現れます。
それは自然毒による食中毒であり、中には致死率が高い毒も存在するため要注意です。
博士
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
このサイトではいろんな脳トレクイズを紹介しているから、ぜひ他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!